先週末、車のタイヤ交換に実家に帰っていた訳ですけど、夜はPCも本も無いしで退屈してました。何かないかと元の自分の部屋をひっくり返していたら、出てきましたよ、懐かしいのが。
その昔、「ダブルの皮ジャンを着てモーターサイクルでブイブイいわせてた頃」のアルバムです。いやぁ~懐かしい。ひぁぁ~若い。あゝ・・・・太ってない・・・。(泣)
サングラスかけてるし、見かけも今と大分違うからネタにしちゃいましょう。
これは北海道にツーリングに行った時の写真です。モーターサイクルはヤマハFJ1200豪州仕様。スーパースポーツのFJがツーリングバイクに成り下っちゃったマイナーチェンジ後の最初のモデル。ABSとか余計なモノが付いちゃったヤツです。
元々はこの前のモデルのFJに乗ってたンですよ。周りがGPZ900Ninjaだらけだったので、FJにしたンですけど。ところが、馴らしが終わった直後に事故って全損。相手の保険で支払う都合で、泣く泣くこのFJになっちゃいました。このFJならNinjaの方が良かったなぁ。
このFJ、やたらと重くて、曲がらなくて、スポーツっていう感じは全く無し。ガソリン満タンでツーリングの荷物を積んだ状態でコケると、一人では起こせなくて、荷物を全部降ろしてからやっと起こせる。起こし終わった頃には、周りはガソリンだらけって感じでしたねぇ~。
当時の時点で、既に設計が古かったので、最高速も大したコトはありませんでした。フルスロットルで5分粘っても、’ピー’km/h。皆に置いていかれちゃいました。
でも、流石ツーリングバイクだけあって、長距離走行は楽チンでしたね。特に高速巡航は超極楽。疲れ方が皆と違いました。タイヤもバイアスで安かったし、まあ良いオートバイでした。
その後乗ったオートバイがヤマハのTRX800。「ドカ」モドキとか馬鹿にされてたオートバイです。でも、良いオートバイだったンですよ。って20代では、イタ車に手は出せなかったンです。
しかし、マジメな話、最高のオートバイでした。2気筒なので4気筒のように急激に吹きあがらないから、コーナーの立ち上がりでフルスロットルにしてもスリップダウンする心配がない。コーナー出口が見えたら「ガバッ!」とアクセルを開けると、「ニュニュニュゥ~」と穏やかにリアを滑らせながら立ち上がれるンです。コレって気持ちイイんです。
それに、車重が200kg強と軽かった(当時はこれでも軽かったンです。)ので、倒し込みが軽い。ギュンギュン曲がるンです。コーナー進入のブレーキングで体重をリアタイヤに載せ、ケツを落してイン側に荷重。向き変えポイントに来たら「パッ」とブレーキをリリースすると、「スパン!」ってオートバイの向きが変わるンですねぇ。これがリアステアです。
自転車に乗り始めた頃、これと同じ事をやったら、見事にリアが流れて物凄く怖い思いをしました。車重が違うので当たり前です。オートバイでは、車体にぶら下がる感じ(ハングオンってヤツですね。)ですけど、自転車ではあり得ませんもんねぇ~。
あ~あ、キリがない。オヤジの懐かし話ほど、厄介なモノはありません。
今ではとても怖くてモーターサイクルには乗れません。よく乗ってたモンです。
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