小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

ヘイズへのブレーキフルード充填

2006年04月11日 | MTB[GIANT DH]
 今回は、前回オーバーホールしたヘイズのディスクブレーキへのブレーキフルード充填作業です。作業のやり方は、ヘイズのマニュアルか、ハウツー本を参照して下さい。

 実は私、ヘイズのブレーキフルードの交換をやるのは今回が初めて。エア抜きさえしたことがありません。特に不具合が無いので、5年間ずっとノーメンテで使ってました。まあ、使用頻度が低いってのもあったンですけど。
 でも、ブレーキフルードがDOT4だったなんて知らなかった。モーターサイクルだったら、DOT4を5年間使いっぱなしって事は考えられません。私はDOT3を車検ごとに交換してました。知らないって恐ろしいぃ~!クワバラ、クワバラ!

 と言う事で、今回は色々失敗してますので、反面教師としてその事例を読んで下さい。あ~あ、また間抜けぶりをサラすことになっちゃった。

Hayes_caliper_oh_18s 先ずはエア抜き小道具。手前から(下から)
・ドレン受け用ボトル
 ヘイズの純正フルードに付いてきます。
・注入用注射器
 マニュアルでは、ドレン受けと同じヘイズ純正のものを使いますが、二つももっていないので、Fフォークの油面調整に使っている注射器を流用します。
・8mmスパナ
 ドレン(ヘイズの場合注入?)ボルトの開け閉め用です。
・タイラップ
 ドレンボトルの固定や、ホースの固定に使います。

Hayes_caliper_oh_17s マニュアル通り、ブレーキレバーのドレンスクリューが水平になる位置に、レバーを固定します。

Hayes_caliper_oh_19s ドレンボトルをドレンスクリューの穴にセットし、ボトルをレバーに固定しておきます。
 ブレーキフルードは、塗膜を侵すので、フルードが溢れても垂れたりしないように、ウエスを巻いておくと良いでしょう。
 フルードが、塗装面に着いてしまったら、素早くウエスでふき取り、パーツクリーナー等で脱脂しておきましょう。

 フルードの充填が終わって、ドレンスクリュー穴から、ドレンボトルのホースを抜く時は、フルードが飛び散らないように、ウエスでホースを包み込むようにしてから抜きましょう。
 圧力が残っていると、盛大にフルードが吹出します。私は、部屋中にフルードを撒き散らしてしまいました。ふき取るのが大変でした。(泣)

Hayes_caliper_oh_20s キャリパーのドレン(ヘイズの場合注入?)ボルト部のホースは、抜けないようにタイラップで固定した方が良いです。
 私は、二回ホースが抜けて、フルードを「ブシュ~ッ!」と撒き散らしました。リムから、スポークから、ローター、タイヤまでフルードだらけ。全て丹念に脱脂しました。(泣)

Hayes_caliper_oh_21s 使い終わった小道具類は、洗剤で洗ってすすいで乾かしておきましょう。使いっぱなしだと、次に使う時に一気にやる気がなくなります。

Hayes_caliper_oh_23s これで、フロント周りのブレーキは完了しました。ブレーキラインは、後でちゃんと引き廻します。

 ところで、このオレンジメタのFUNNのハンドル。ダイバーからの使い回しで、取り合えず付けたンですけど、なかなか似合ってるンですよねぇ。黒銀の中に一つ色モノを入れるってのもイイかもしンない。
 でも、私の好みより、ライズが高くて、バックスィープが少ないンですよねぇ~。先ずは、これで乗ってみます。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
竹坊さん。貴重な情報ありがとうございました。 (こぶ(管理人))
2006-04-12 19:23:56
竹坊さん。貴重な情報ありがとうございました。
水で中和できるとは知りませんでした。
リアブレーキのときは、これでやらせて頂きます。
返信する
DOT系のブリーディングを行う時はバケツ一杯の水と... (竹坊)
2006-04-11 22:55:39
DOT系のブリーディングを行う時はバケツ一杯の水と雑巾を用意すると非常にラクですよ。
塗装面に付いたフルードをふき取ったりすると塗面のつやが消えたりします。
バケツに入れてぬらしておいた雑巾でぬぐうとDOT系は吸湿するという
特性があるので中和されて綺麗に取れます。
レバー周辺も湿ったウエスなどを準備すると作業性も一段と
向上します。
返信する

コメントを投稿