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The Way of the Gun

2005年05月26日 | 映画、小説
benicio_del_toros と言う訳で、また描いちゃいました。映画「The Way of the Gun」のベニチオ・デル・トロ [Benicio Del Toro]です。

※ イラスト内のフォントは、「PSYCHOGRAPHERS!」様のフリーフォントを使わせて頂きました。

 好きな映画と俳優なので、力入ってます。(力入れてもこの程度ですが。) この映画の邦題は「誘拐犯」と、なんとも面白くなさそうなタイトルがついています。原題のままでイイのに。
 久々に台詞で説明してないアメリカ映画。「まだアメリカエンターテーメント界にも「全てを語ったらカッコ悪い。」って感性があるンだ。」って安心させてくれた映画です。別に分かり難い内容ではありません。むしろストーリーは単純。ただ、台詞では一言も語られず、一回観て「え?そう言うこと。」、2回目で「あ、やっぱりそうなの。」って確認できる人間関係があります。(私が鈍いだけか?)
 内容は、特典映像の中でも語られますが「サム・ペキンパー風様式美の西部劇的現代犯罪映画」。「銃で生きる者の空しさ」をカッコ良く観せてくれます。と言ってもロバート・ロドリゲス程現実離れしていない。

 で、この映画で掴み所のない悪党ロングボーを演じるのが、ベニチオ・デル・トロです。渋い!カッコイイです。この映画を観た後は、イラストにある口を歪める仕草を無意識に真似てしまいます。最近の映画「21g」のトロも、別の意味でイイ!観たら泣いちゃうかも。
 この「The Way of the Gun」、映画「ユージュアル・サスペクツ」の脚本を書いたクリストファー・マッカリーが初監督した映画なんですって。なるほど、良く出来ている訳だ。
 トロの他に、ジェームス・カーン、ジュリエット・ルイス、ライアン・フィリップと大物、ベテラン、人気若手俳優と渋い配役です。

 イラストは夜のモーテル兼ドライブインの駐車場で、これからジェームス・カーンと話をしようとしているところ。とてもお話しする雰囲気とは思えません。でもトリガーには指を掛けてません。ご丁寧にスライドも押さえています。(コックが起きてないのは私のミス。)
 トロが使っている拳銃は、何故かコルト・ガバメントM1911。ペキンパーの「ワイルドバンチ」の時代から使われているクラッシクなオートマチック。最後の売春宿での銃撃戦では装填に苦労してます。

 いや~久しぶりに絵を描くと楽しい。ナンかブログが違う方向に行っちゃてますね。まあ、そのうち絵を描くのも飽きるでしょう。


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