ジェローム・カーンの名曲「ALL THE WAY」は、F・シナトラの名唱で有名です。このL・モーガンのプレイも素晴らしいですね。S・クラーク、D・アトキンス、A・テイラーという50年代のお馴染みのメンバー。曲も馴染みのあるスタンダードが多く、ワンホーンでのモーガンのプレイが存分に堪能できます。「ALL THE WAY」はこのアルバムで最も印象に残る演奏。彼のバラード・プレイの中でも上位にランクインするのではないでしょうか。またピアノのS・クラークも聴き逃がせないです。
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YouTube: All The Way / Lee Morgan
ベーシストがリーダーというアルバムで真っ先に思い出すのは何ですか?C・ミンガスやO・ぺティフォードあたりでしょうか?この作品は地味ながらP・チェンバースの代表作。ベースのプレイがこれだけ全面に出ている作品もあまりないです。一曲目の「Yesterdays」と「You’d be so nice~」のどちらにしようかと思いましたが、普段あまり気に入っていない彼のアルコのプレイがなかなか聴きものなので、こちらにしました。このアルバムは、ホーンを加えずギター・カルテットというあたりが、ポイントですね。
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YouTube: Paul Chambers - Bass On Top (1957) - Yesterdays
70年代半ばのパコの「奔流」というアルバムのB面三曲目。「Rio Ancho(広い河)」というルンバが今日のベストトラック。ルンバはやはりフラメンコの花形です。それにしても初めて聴いたときはビックリしました。歯切れが良く、物凄いスピードで弾かれるメロディと効果的に入る和音‥彼のテクニックについては言うまでもありませんが、もし興味があったら下のギター・タブ譜の映像もあわせて是非見てください。驚嘆です。
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YouTube: Rio Ancho - Paco De Lucia
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YouTube: Paco De Lucia - Rio Ancho (Rumba), gutar 1. GP tab