NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

VERBRECHEN

2011年12月08日 22時08分44秒 | ブログ
Dsc_1616今年もあとわずかです。ミステリマガジンと週刊文春の今年の一位はどちらも「二流小説家」。そして二位も同じです。それがこのF・V・シーラッハの短編集「犯罪」。これ、滅法面白いです。「ヒルダよ眠れ」を想起させる「フェーナー氏」から始まり、ちょっと怖い「タナタ氏の茶盌」、あまりにも悲しい「チェロ」、痛快な「ハリネズミ」、涙が出そうだった「幸運」‥珠玉の短編が目白押し。最後の「エチオピアの男」は感動の傑作。エチオピアの散歩写真家さん、私はこの短編でエチオピアに行ってみたくなりましたよ。「このミス」は明日発売ですが、どうでしょう?




最新の画像もっと見る

コメントを投稿