D・カッツはとても趣味の良いピアノを弾く人です。サイドメンとして参加しているアルバムは私も何枚か所有していますが、本作は彼の数少ないリーダー作。1958年の暮れと翌年1月の二回に分けて録音されたものです。トラック別の録音日が書かれていませんが、ギターのC・ウェインとJ・レイニーのトラックで違うのでしょうね。タイトルからも容易に想像がつくように、半分は彼のオリジナルで占められています。一聴すると、MJQ的なサウンドが聴こえてくるのは、ドラムスがC・ケイということもあるのでしょうが、カッツのピアノもルイスっぽい。このあたりがカッツの黒人ミュージシャンとの親和性が高い理由かしら、などと考えてしまいました。
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