N・ウィルソンが「LIKE IN LOVE」でブレイクしたのは60年。そして本作はその60年から翌年にかけてキャピトルに録音されたものです。アナログ盤はナンシーの歌とG・シアリング・クインテットのインストが交互になっています。ナンシーはD・ワシントンのようなスタイルながら、ダイナより都会的な雰囲気を醸し出しています。とくに初期のナンシーは非常にジャジーでセンスの良い歌を聴かせてくれます。ジャケット裏面に、シアリングとナンシーがそれぞれの音楽を評しているコメントがとても面白いです。ジャケットも秀逸。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます