NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

ORNETTE COLEMAN

2015年06月13日 22時00分43秒 | ブログ
米ジャズ奏者のオーネット・コールマン氏死去
Ornette Coleman Trio at the Golden Circle - Faces and Places
O・コールマン死去。今日は朝から彼のレコードを聴いています。明日の小野講堂でのマイルスの予習もしなければならないのですが、オーネットを続けて聴ける環境は今日ぐらいなので‥。しかし今聴いてみると、コンテンポラリー盤やアトランティック盤あたりは、全然フツーですよ。「Free Jazz」は今でも新鮮。ただしこのアルバム、私は購入してからもう軽く30年以上経ちますが、ちゃんと聴いたのはおそらく三回目くらい(笑)。はぁ、疲れた。


BEST OF CHOPIN

2015年06月13日 19時29分37秒 | ブログ
S・フランソワは、若くしてこの世を去りましたが、ショパンの演奏では右に出るものはいなかったと思います。彼のショパンはとても個性的。もっともコルトーの弟子ということを考えれば、今はこういうショパンを弾く人がいなくなったということなのかなぁ。力みもなくてらいもなく、端正。私はとくに彼の自由なテンポが好きです。このアルバムは「ショパン珠玉集」と題されて、昔エンジェルの廉価盤として発売されたものです。プレリュード、ワルツ、エチュード、マズルカ‥等の中から有名曲を集めたいわばコンピ。このほうがかえって手に取りやすいですね。

【BEST TRACK】 JATP Blues

2015年06月13日 12時22分29秒 | ブログ
Lester Young - Jazz At The Philharmonic Live 1946 ~ JATP Blues
40年代といえばビバップ時代という意識がとても強くて、「40年代のJATP」という三枚組のLPを買ったのは、C・パーカーのトラックに関心があったわけです。しかし、戦前からのジャズ・ファンが夢中になった多くのミュージシャンに触れる絶好の機会ともなりました。B・クレイトンやL・ヤング、C・ホーキンスなどはほかのレコードでもお馴染みです。私がこのレコードで最も興味を持ったのはW・スミスで、このトラックではレスターとホーキンスの間でソロを展開するアルト奏者。「カーター、ホッジスと並ぶ三大アルト奏者の一人(by 粟村政昭)」の実力の片鱗を聴いてみてください。このトラックは最初の何げないピアノの導入からレスターのリフにみんなが乗って始まる雰囲気がとても好きです。ちなみに冒頭アンサンブルの後のアルトはC・パーカー。