Lester Young - Jazz At The Philharmonic Live 1946 ~ JATP Blues
40年代といえばビバップ時代という意識がとても強くて、「40年代のJATP」という三枚組のLPを買ったのは、C・パーカーのトラックに関心があったわけです。しかし、戦前からのジャズ・ファンが夢中になった多くのミュージシャンに触れる絶好の機会ともなりました。B・クレイトンやL・ヤング、C・ホーキンスなどはほかのレコードでもお馴染みです。私がこのレコードで最も興味を持ったのはW・スミスで、このトラックではレスターとホーキンスの間でソロを展開するアルト奏者。「カーター、ホッジスと並ぶ三大アルト奏者の一人(by 粟村政昭)」の実力の片鱗を聴いてみてください。このトラックは最初の何げないピアノの導入からレスターのリフにみんなが乗って始まる雰囲気がとても好きです。ちなみに冒頭アンサンブルの後のアルトはC・パーカー。
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