しょんべん横丁「岐阜屋」
人は何故、
慣性に従って行動をする。
こんな日は以前にもあって、
そんな日にはこういうことをするもんだと決めつけるのか。
「きくらげ玉子炒め」
一度喰った料理が旨かったからといって、
次に喰うときも旨いとは限らないのに。
ブレもあるだろうし、
ファーストインパクトにけして勝てることの無い
リピートイメージもあるわけで。
しかし、
そこには「安心」があり、
「マンネリ」と言う名の「満足」がある。
そして、
「黄金ラーメン」←（オレの命名）
裏切られるのが嫌い。
誰でもそうだろうか。
冒険は嫌い。
若い奴ならどうだろうか。
老境に近づきつつある今、
それは嫌いと言うよりも怖いのだ。
オレのことなんか、
毎回無視してくれてもいいんだ。
いつ行っても、
同じ空気が流れていて、
同じ酔っ払いじいさんがクダをまいて、
いつも同じく優しい味の「黄金ラーメン」が喰える。
それだけで、
行く価値がある。
というよりも、
いつもオレをさり気なく迎えてください。
頼みます。