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当別郵便局でこども将棋教室

2017年09月11日 15時37分25秒 | その他
アマ名人の横山大樹さん(江別大麻郵便局)が小学生指導
当別郵便局で初めての「こども将棋教室」開催



 アマ名人の横山大樹さん(27)が指導する「こども将棋教室」が9月10日、当別郵便局(石狩郡当別町弥生51-4、米陀和成局長)で開かれ、同町内の小学生15人が参加しました。連勝記録で話題の最年少プロ棋士、藤井聡太4段とこの春対戦したこともある横山さんは、ちびっ子棋士たちとの9面指しや詰め将棋を通じて将棋の楽しさと奥の深さを訴えていました。

 2年連続で高校竜王に輝き、立命館大時代も学生将棋界で活躍した横山さんは、今年6月に朝日アマ名人のタイトルを獲得、9月4日には道内勢として46年ぶりに全日本アマチュア名人戦全国大会で優勝しています。将棋は5歳から父親の手ほどきで始め、大学卒業後1年半余りは就職活動のため将棋と離れましたが、2013年に郵便局に就職して再び将棋に取り組むようになったといいます。

 アマ将棋界のトップという逸材を多くの人に知ってもらい、将棋を通じて地域の人々と郵便局の交流を図ろうと、石狩地区連絡会江別部会(部会長・小林仁江別大麻郵便局長)が今回の将棋教室を企画しました。当別郵便局の会議室には、小林局長や米陀局長、カメラマン役の齊藤暢一江別文京台郵便局長、同連絡会スタッフの玉利千枝課長代理(千歳駅前郵便局)らが集合し、会場設営などに汗を流しました。

 教室には同町内の小学1年生から5年生までの女児3人を含む15人が参加、初めて将棋を指す6人と経験のある9人の2グループに分けられました。将棋を趣味でたしなむと言う加賀一之課長代理(月形郵便局)も助っ人に駆けつけ、初心者グループを受け持ちました。

 米陀局長が「アマ名人の指導でもっとたくさん将棋の楽しさを味わって欲しいと思います。横山さんの将棋教室は、来月か再来月にまた開くので、是非参加してください」とあいさつで呼びかけました。続いて横山さんは「将棋は礼に始まり、礼に終わることが何より大切です。対局を始める前には『よろしくお願いします』、負けと分ったら『負けました』、そして最後に『ありがとうございました』と感謝して終わりましょう」と語りかけました。

 子どもたちの将棋盤を順に回って指し手を進める9面指しでは、横山さんが時に立ち止って対戦相手の児童に手順をたずね、助言をするなどしていました。その後、詰め将棋の問題を2題出して解かせることで楽しさを強調、子ども同士の対戦でも優しくていねいに指導していました。参加した関原樹さんは「すごく分りやすく説明してもらい楽しかった」と喜んでいました。

 最後に「ハガキの書き方体験教室」も開催、子どもたちは郵便番号やあて先住所を教わりながら記入、指導に当たった横山さんと加賀さんへのメッセージを添えて投函していました。会場には保護者も駆けつけ、対戦の様子を写真撮影していたほか横山さんとの記念写真に表情をほころばせていました。

 教室を終えた横山さんは「将棋を通じた地域貢献に役立てればと願っていたので、貴重な体験をさせていただき、大変感謝しています。今後も希望があれば積極的にお役に立ちたいと思います。こうした教室で将棋が家庭や学校で楽しんでもらえるきっかけになれば」と話していました。


 
開会のあいさつをする米陀局長(右)

9面指しで回る横山さん

初めて駒を手にする子どもたちを指導する加賀さん

時には立ち止って児童と話す横山さん

郵便局だけに「ハガキ書き方教室」も

アマ名人の横山大樹さん

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