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由仁町郵政事業協力会が認知症サポーター養成講座

2019年11月19日 16時39分13秒 | その他
由仁町郵政事業協力会が「認知症サポーター養成講座」を開催
受講した93人にオレンジリングが贈られる

                             


 由仁町郵政事業協力会(竹田光雄会長)主催、北海道郵政退職者の会・郵雪会(加藤秀樹会長)後援の認知症サポーター養成講座が、11月15日に同町健康元気づくり館で開かれました。同町内の由仁、三川、川端3郵便局の社員を含む町民たち90人余りが受講、認知症に対する正しい理解や症状、対応の際の注意などを学びました。

 同協力会は、かんぽ生命保険の契約問題など郵政事業に関する一連のマスコミ報道に心を痛めている郵便局社員を元気付け、今後増える事が予想される認知症について学び、窓口などでのお客さま対応に役立ててもらうため今回の講座を企画しました。会場には、郵便局社員23人をはじめ金融関係事業所8人、地元や近隣地域の住民たち合わせて93人が駆けつけました。

 冒頭、同協力会の竹田光雄会長が「これまで地域は、郵便局があったから栄えてくることができたと思っています。郵政民営化によって様々な動きが続いていますが、地域のインフラとして欠かすことのできない郵便局をこれからも応援し、支え、将来にわたって存続してもらうために平成27年11月に由仁町郵政事業協力会を創設しました。今回の認知症サポーター養成講座を開催するにあたって、関係機関にご協力をいただき、多くの方々にお出でをいただいたこを大変うれしく思います」とあいさつしました。

講師は由仁町地域包括支援センターの濱道智子保健師が務め、「認知症高齢者を地域で支える」をテーマにDVDやパワーポイントを使って認知症の人への対応などを分かりやすく説明しました。濱道保健師は、老化による物忘れと認知症との違い、認知症を招く脳の働き、認知症のさまざまな症状について配布資料を基に紹介しました。さらに認知症の人への対処として「背後から急に声をかけない。数人で取り囲むような対応は避ける」など、具体的なポイントをあげて正しい対処法をしめしました。

 閉会あいさつでは、川股博副会長が「認知症になった方への対応について大変勉強となる機会になりました。みなさまのお役に立つことができれば大変うれしい」と受講した人々に感謝の気持ちを示しました。受講した社員や町民からは「認知症への接し方をについて勉強になりました」、「参加して本当によかった」などの声が聞かれ、全員に認知症サポーターを証明するオレンジリングが贈られました。




 
あいさつで講座の意義を語る竹田会長

認知症高齢者の対応を語る濱道保健師

講師の話に耳を傾ける受講者


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