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札幌市資料館で絵手紙教室

2020年11月13日 14時43分18秒 | 写真
札幌市資料館主催の文化・芸術に関する講座が開催
絵手紙講師の箕浦さんが絵手紙の年賀状指導


 札幌市資料館(旧札幌控訴院・中央区大通西13丁目)主催の文化・芸術に関する講座が11月12日に開かれ、日本絵手紙協会公認講師の箕浦尚美さんが絵手紙による年賀状づくりを指導しました。コロナ禍で受講生の応募が危惧されたが、定員20人に対し13人の出席があり、参加者一同は肉親や友人にあてた年賀状を仕上げていました。

 箕浦さんは、7月から自分が指導する札幌市内など8つの教室を再開していましたが、日本郵便北海道支社から依頼されている絵手紙出前講座などのキャンセルが相次ぎ、対面での指導はこの日が初めてと言います。男性2人を含む受講生には、広く間隔を開けて座ってもらい、自分はフェイスシールドを着用して講義を行っていました。

 絵手紙独特の筆の持ち方や各種線描の練習を重ねた後、心構えの「ヘタでいいヘタがいい」を基本に用意された縁起物を描くなどしていました。箕浦さんの各教室から駆け付けた公認講師を目指す4人がアシスタントを務め、机を回りながら色の塗り方などをアドバイスしていました。

 最後にボードに張り出された1点1点を箕浦さんが講評、コロナ禍で会えない孫あてに描いた作品に箕浦さんが「とても元気をもらえる絵、お孫さんもきっと喜びます」と語ると、思わず涙ぐむ女性もいました。箕浦さんは「絵手紙なら三密にならずに親密になれます。今日の受講を機にどしどしはがきを描いて出しましょう」と呼びかけていました。



 
フェイスシールド姿で講義する箕浦さん

この日受講生たちが仕上げた絵手紙の数々


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