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札幌で「小池邦夫追悼絵手紙展」

2024年06月19日 13時46分57秒 | 写真
札幌で絵手紙創始者の小池氏を偲ぶ作品展始まる
全道各地から寄せられた613点を展示

 昨年8月に亡くなった絵手紙創始者の小池邦夫さんを偲ぶ絵手紙展が、6月18日から札幌市民交流プラザ(中央区北1条西2丁目)1階のSCARTSモールで始まりました。生前小池さんから指導を受けた道内各地の日本絵手紙協会公認講師、郵便局などの絵手紙教室に通う受講者から作品が寄せられ、初日から大勢の来場者が熱心に見入っていました。

 小池邦夫追悼絵手紙展は、札幌絵手紙の会(箕浦尚美代表)が主催、旭川や函館、帯広、釧路、富良野、稚内、美幌の仲間に呼びかけ、1人1点に限定して絵手紙を募りました。予想を上回る反応に同会のメンバーは、展示場所の確保や限られたスペースでのレイアウトに苦心しながらもこの日の開催にこぎつけました。

 絵手紙という新たな趣味の普及を始めた小池さんは、愛好者が増えるとともに日本絵手紙協会を立ち上げ、公認講師制度を設けて全国に仲間の輪を広げました。テレビで新しい趣味としての絵手紙を積極的に紹介、講演会活動に力を入れて全国各地を回り、北海道にも度々訪れては、公認講師の研修や受講者との交流に努めました。

 今回の追悼展の先品は、小池さんとの出会いで絵手紙に魅せられて資格を得た公認講師と、その人が教える教室に通う人たちが呼びかけに応じて作成したものです。絵手紙には、小池さんから指導を受けた時の感動、絵手紙で生まれた仲間との交流への感謝など、各自それぞれの思いが込められています。

 会場のあちこちでは、旭川や釧路、帯広などからやって来た公認講師が、旧交を温め合う姿も見られました。箕浦代表は「展示されたはがきの数々に改めて絵手紙の魅力、パワーを知ることができました。絵手紙には手書きならではの温もりと相手を思う気持ちが感じられ、たくさんの仲間と出会うきっかけともなり、人生が豊かになったと思います」と語っていました。
 
開催初日には、東京から妻の小池恭子さんが子息の龍さんと一緒に会場を訪れ、「夫を思って描いていただいた絵手紙の数々を拝見し、講演会に同行した折に知り合った講師の方々ともお会いでき、感激しています」と話しながら講師たちとの写真撮影に応じていました。

 会場の一角には体験コーナーが設けられ、同会のメンバーたちが初めて絵手紙の筆を手にする女性の質問に答えながら指導していました。

 同展は20日午後6時まで。

600点を超すはがきが寄せられた小池邦夫追悼絵手紙展

来場者が絵手紙に見入る会場

小池さんへの想いを伝える絵手紙の数々

熱心に視線を注ぐ来場者

左から箕浦代表、小池恭子さん、子息の龍さん

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