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元小樽最上郵便局長が北海道陸上競技協会長就任

2017年07月26日 14時16分31秒 | その他
元小樽最上郵便局長の八田盛茂北海道議会議員が道陸競会長就任
「北海道は女子短距離などに高校生の有望選手がいっぱい」




 元小樽最上郵便局長で北海道議会議員の八田盛茂氏(60)=自民党・道民会議、小樽市選出、当選3回=が今年6月、北海道陸上競技協会の会長に就任しました。このほど北海道議会の議会運営委員長室を訪ね、北海道陸上競技界の現状や将来、会長としての抱負、古巣の郵政事業に対する思いなどをインタビューしました。

 ―日本女子陸上界のエース・福島千里選手をはじめ北海道出身の陸上競技選手が活躍する中、一般財団法人北海道陸上競技協会のトップになられた感想をお聞かせください。

 「北海道は福島選手をはじめ右代啓祐選手、今季限りで引退を表明した高平慎士選手など日本の陸上競技を牽引する選手を輩出してきました。北海道陸上競技協会には、後に続く選手の育成・強化が求められています。それに応えるために良い選手を輩出する競技会の充実が絶対で、選手の発掘・育成は当然のことながら、良い競技会が出来るような審判員の確保、加えて陸上競技指導者の養成などに全力を尽くしたいと思っています」

 ―2020年の東京オリンピックを控え、今後活躍が見込まれる北海道出身選手をお挙げください。

 「最初に挙げた選手に続く芽は徐々に出てきています。やり投げの北口榛花選手(日大・旭川東高出)、小南拓斗選手(国士舘大・札幌第一高出)は、日本の中でもトップレベルの位置にあり、今後の活躍が期待できます。高校生では女子短距離に有望選手が多数みられます。昨年の中学ジュニアオリンピック100
㍍優勝の鈴木くるみ選手(旭川龍谷高)、全国中学陸上女子走り幅跳び優勝の
町井愛海(恵庭北高)選手、同じく女子走り幅跳びの御家瀬緑選手(恵庭北高)、100㍍ハードルの玉置菜々子選手(札幌啓北高)など人材豊富です」

 ―日本郵政グループ女子陸上部は、毎年夏合宿で北海道を訪れ、今夏も7月29日から千歳市を皮切りに網走市、士別市で行う予定です。今後の活躍にエールをおくっていただければ。

 「目覚しい活躍は郵政OBとして嬉しく思っています。チームとしては、昨年12月の全日本実業団対抗女子駅伝での初優勝、個人ではリオ五輪代表の鈴木亜由子選手をはじめ、同じくリオ五輪代表の関根花観選手に、今年の日本選手権女子5000㍍で優勝した鍋島莉奈選手など、日本を代表する長距離選手が揃い、今後の日本長距離界を引っ張っていくのは間違いなく日本郵政グループであり、3年後に迫った東京五輪に一人でも多くの選手が出場し、活躍することを願っています」

 ―郵政OBとして忘れられない思い出、これからの郵便局に期待することなどがありましたらお聞かせください。

 「近所の郵便局長さんに勧められて試験を受け、郵政事業には25年間お世話になりました。37歳で局長にしていただき、最後の10年を地域の方々に支えられ特定局長を務めることができました。郵政事業については、身近で便利、安心、地域密着、親しみがあるなど、こんなに強味のある事業はないと思っていましたし、今も思っています。平成7年の記録的な豪雪で局舎が雪に埋もれた時、地域のみなさまのご協力で除排雪ができ、正常に局業務が行えたことが忘れられません。また、3事業の商品販売でも売れる商品、売れない商品(笑い)もあり、地域の方々に無理を言いながらご協力をいただき、目標達成した思い出もあります。感謝の一言しかありません。小樽市議だった父親の背中を見て、いつしか自分も政治の世界で活動してみたいと思っており、転身しました。とは言え自分の礎(いしずえ)を培ってくれた郵政事業、組織には一方ならぬ愛着があります。今後はユニバーサルサービスが持続的、安定的に維持されるための政治的課題解消に向けて全力で取り組むとともに、夢があり、希望に輝く郵政事業の成長戦略やビジネスモデル構築を提案するなどもしたいと思っています」

 ―最後に当面の課題や会長としての抱負をお聞かせください。

 「東京五輪に向けて日本陸連は男女マラソンの選考方法を変更しました。オリンピック選考大会として2019年9月以降にマラソングランドチャンピオンレースを実施する予定です。このレースに出場できなければオリンピックの選考対象から外れます。出場できる条件としては、マラソングランドチャンピオンシリーズ(MGC)を設定し、各大会の上位者が出場できます。MGCとは、男子が福岡国際、東京、びわ湖毎日、別府大分毎日の4大マラソンと北海道マラソン、女子がさいたま国際、大阪国際、名古屋ウィメンズの3大マラソンと北海道マラソンです。男女とも北海道マラソンが入っており、今夏(8月27日)の北海道マラソンが皮切りとなるため、是非とも成功させなければならないと協会挙げて準備を進めております。さらに、偉大な選手に続く選手の発掘・輩出が急務であり、各種目における指導者研修会や選手の強化合宿、練習会を定期的に実施し、強化を図っていきたいと思っています。現在、母校の日大スポーツアドバイザー、東海大特別講師(地域創造学)などで研究に加え教鞭をとっており、学生や青少年の発掘・指導・育成に力を注ぎ、道民にも開かれた協会づくり、運営に取り組んでいきます」

 八田 盛茂(はった・もりしげ)氏 1956年12月小樽市生まれ。道立余市高から日大農獣医学部卒、米国リッチモンド大修了。社会福祉法人理事長。自民党道連幹事長代行などを歴任。郵政事業振興議連幹事長や北海道地方議員連絡協議会幹事長、新幹線建設促進高速交通網調査会事務局長などを務める。



 
北海道陸上競技界を熱く語る八田道議

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