キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

子どもたちの学びを伝える

2013年12月13日 | KISの教育
子どもたちは様々なことをスクールで学んでいますが、どのようなことを学んでいるか保護者の方たちに伝わるようにするのも大事なことです。それは、1)スクールと保護者の方が手を携えて子どもたちの発達を援助していくためであり、2)親子のコミュニケーションのため、3)スクールや教師が保護者の方から信頼していただくためでもあります。

ウィークリースケジュールやデイリーハイライトなど文章で日々お伝えするだけではなく、ドキュメンテーションやポートフォリオも各クラスで活用しています。ドキュメンテーションとは、子どもの作品や学んでいることがわかるように掲示をすることです。作品のディスプレイだけではなく、学んだ過程がわかるように説明を加えたり、子どもの言葉を添えたりすることで、子どもたちがどのように学んでいるのかよりわかりやすくなります。口頭でコミュニケーションを取っているつもりでも、なかなか全員に伝わりきれない場合もありますから、時間がある時に見たり、読んだりしていただくことができるドキュメンテーションは大事なツールです。そして、ポートフォリオは、学期末に作品をまとめて綴じたものです。学期の初めからの作品を振り返ることで発達が見やすくなります。大人は、子どもの「今」に目が行きがちですが、少し前を振り返ることで、こんなことができるようになった、これをがんばってきたんだ、と発達を認め、うれしく思うことができるはずです。

そう、上で述べた3つの目的よりももっと大切なこと、それは、保護者の方たちに子どもたちが学んだことを知っていただいて、「こんなことができるようになったんだ、がんばってるね。」とお子様に声をかけていただきたいということですね。けして、他のお子様の作品と比較してがっかりしたり、叱ったりはしないでくださいね