キッズインターナショナルスクール日記

愛知県長久手市のキッズインターナショナルスクールから、保育の様子や子育て情報を発信していきます。

子どもたちとテクノロジー

2014年10月24日 | 園長の雑感
iPone 6も発売され、iPadも5種類ものラインアップを揃えるなどスティーブジョブズ亡き後もアップル社は健闘しています。大人だけの間で広がりをみせているのではなく学校教育にもタブレットが取り入れられたり、幼児向けのアプリも次々と開発されています。指1本で様々なことができるスマートフォンやタブレットは子どもにとっても魅力的な機器であることは間違いありません。

しかし、その便利な機器を与える意味や、何をどのように子どもたちにさせるか、ということを私たち大人が考えて与えることが大事だと私は思います。与え方を間違えるとゲーム機などと同じように子どもたちの想像力、創造力、自由な発想や様々なことを体験する機会を奪ってしまいかねません。

iPhoneの新聞記事を読んで、そんなことを考えていたところ、ニック・ビルトンがスティーブ・ジョブズが生きていた時に「あなたの子どもたちはiPadが大好きだろうね」と尋ねたところ、ジョブズは、「ぼくの子どもたちはiPadを使ったことがないんだよ。うちではテクノロジーを使う機会を制限しているんだ。」と答えたとニューヨークタイムズの記事に書いていたというのを読みました。

とても意外な答えでしたが、テクノロジーで様々なことを可能にしてきたスティーブ・ジョブズも自分の子どものためにテクノロジーの恩恵と同時にその弊害も冷静に考えることできる一人の親だったのだということがわかりました。



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