【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

D51「みなかみ」に乗車、にわか一日鉄道ファン

2010-08-14 00:22:35 | 旅行/温泉
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通勤電車のなかの中吊り広告で、JR東日本が、D51「みなかみ」を夏期の一時期、高崎⇒水上間で運転するという企画があり、珍しいことなので指定券を買い、当日、朝の10時ころ高崎発の汽車に乗車しました。なつかしいあのD51です。いわゆる鉄道オタクらしい人が多数、集合場所にいましたが、それ以外にも老境に入ったご夫婦、夏休みの子どもたちも親と一緒にたくさんいて、ほぼ満席でした。そして、みなさん、写真撮影に鈴なりです。JRのサービスもよく、車掌は子どもたちと写真に入っていました。懐かしの汽車のプレートを撮影のおりに、貸してくれていて好評でした。

 快晴。気温は朝からすでに30度くらいでした。警笛とともに緩やかなスタート、もちろん石炭を焚いた蒸気機関車が10両ほどの客車をひっぱります。この力づよさがよいのです。たのもしいのです。車窓からは、広い大地。沿線にはこの蒸気機関車を撮影しようといういわゆる「トリ鉄」がカメラを構えていました。

 トンネルをくぐると、さすがに煤(スス)が匂ってきます。わたしが子どもの頃、札幌から東京(上野)上京するには、この種の汽車で20数時間かけたものです。函館、青森間は、青函連絡船でした。そのような記憶が、一瞬、頭のなかをよぎりました。

 渋川で1時間ほど停車し、「高崎」⇒「みなかみ」間は2時間半ほどかかりました。