「ナッシング」

嫌なものや都合の悪いものを消し去りたい・・・誰しも思うような事を実現してしまう力を得たオチこぼれの２人の男・・・真っ白な世界に戸惑いながらもハシャギまくる展開はまるでコント見たい・・・終盤はまるで電波少年!?
消滅して初めて気づ大事なもの・・・そんなメッセージ見たいなのを感じましたが、正直期待ハズレ



★★

「メル・ブルックスの大脱走」

メル・ブルックスのコメディ映画ですが、第２時大戦時のドイツ軍に一泡ふかす劇団の痛快な脱出劇！
メルブルックスがドイツのスパイやあの・・・世紀のカリスマに変装して、ドイツ軍をおちょくる爽快感は結構面白いです。
ミュージカルシーンも少しあり、メル・ブルックスの作品らしい歌って笑っての痛快喜劇！

「香港国際警察 二ユーポリスストーリー」

ジャッキー映画のシリーズ物の代表作の最新作
しかしいつもと違いほとんど笑う場面なしのシリアスドラマ。
いつもの型破りな刑事でなく部下を率いて凶悪犯に立ち向かう正義感溢れる警部て言う役所が年齢的に今のジャッキーにピッタリ！
しかも目の前で部下をなぶり殺しにされたショックで酒に溺れてヤケになる人間的な部分も見せ、いつもの映画とは雰囲気が違います。
後半は彼のパートナーになる緑のコートの青島君仕様の水も滴るニコラス・ツェーとコンビを組み悪徳グループとのリベンジマッチは見応えあるアクションの連続でジャッキーの真骨頂発揮です。
またこの悪たれグループの憎憎しさはジャッキー映画史上最悪かも？
それだけにラストはもっと爽快に行ってほしかった気がしますがね～



★★★★

「ドッジボール」

ドッジボールにスポットを当てたコメディ映画で、スポーツジムのオーナーがジムの存亡を賭けてドッジボールトーナメントに出場して対決！ヴィンス・ヴォ－ンが主役でベン・ステイラーは悪役！
しかし相変わらずアクの強い悪党キャラで実質は主役みたいなもの？

決戦直前に様々なことが起こりチームが分裂したり、危うく肝心な時にリーダーが抜けたり・・・でも直前に再び一致団結！てよくあるスポ根もののパターンを取り入れていて中々のベタな展開は好みでもあります
Ｗ・シャトナーやＣ・ノリスの何気ない出演も微笑ましい



★★★

「東京タワー」

歳の離れた２組のカップル・・・いづれも夫のある人妻と若い男。
この危険な関係を黒木瞳と岡田准一 、寺島しのぶと松本潤が好演してます。
４人の男女を見つめる東京タワーが冷たく感じるのは許されない恋のせいでしようか？

男と女が互いに何かを感じる時は歳の差も何も関係なく燃え上がっていくのですね。



★★★

「いま、会いにゆきます」

公開当時何かと話題になりましたね
中村獅童と竹内結子が結婚するキッカケとなった作品としても話題に・・・

亡くなった妻が雨の降る日に目の前に現れて・・・と割りとありがちなファンタジックラブストーリーなんだが、当の妻本人が過去の記憶を無くしてるて所がミソですね。
単に「ゴースト」路線に行かずやや捻りを入れてるトコがいいですね。
失った最愛の人ともう一度会いたいと言う気持ちは誰しも思うかもしれないけど、でももう一度辛い別れをしなければならないと言うもう一つの現実が痛切ですね。



★★★

「リチャードニクソン暗殺を企てた男」

ショーン・ペンがとにかく良いですね。
妻と別居中ながら仕事もうまく行かず・・・フラストレーションは溜まる一方・・・
そんなショーンペンが演じる役どころは良く見ればどこか我々一般人にあてはまりそう。
彼はこの映画の中でとんでもない事をやらかすが、一歩違えれば私たちと変わらない平凡な生活で終わる人生だったかもしれない。
身に沁みる作品でした。



★★★★

「暗戦 デッドエンド」

末期ガンに侵された男が最後の大仕事とばかりに暗黒街のワルを相手に宝石をめぐり危険なゲームを展開。
やがて型破りな刑事といつしか奇妙な友情で結ばれるよくある香港ノアールなパターンだが、二枚目のアンディ・ラウとブサイク（失礼！）なラウ・チンワンとの対照的なコンビがいいですね。
追うものと追われるものがいつしか友情で結ばれながらも騙し騙されの二転三転するストーリーはまずまず面白い



★★

「ジャッカス・ザ・ムービー」

ＭＴＶで放送されてる問題番組の映画版だが、日本人に正直合う人と合わない人があるでしょうね～
ま、わざわざ映画でするようなものではないと思いますが、でも見ながら笑ってしまいました・・・
バカモノらが繰り広げるバカの数々・・・モンティパイソンのようなブラックユーモアではなくお下劣な下らないネタのオンパレード・・・ワニの池を綱渡りで渡ったり、水溜りでサーフィンしたり、特殊メイクで老人に化けて万引きしたり・・・徹底したバカぶりを楽しめるか否かは好みの問題もあり人にはススメにくいですね。
私は結構楽しみましたが・・・でも映画版を作るほどではないですね

「珍説世界史パート１」

メル・ブルックス流の世界史のお勉強。
冒頭からして「２００１年宇宙の旅」のパロディで幕開け。
石器時代、ローマ帝国時代とメル・ブルックス自ら色んな役を演じながら歌と笑いの世界の歴史を学べます。
ベタなギャグの連発だが、かえってそこが楽しいです（ダメな人はダメだろうけど・・・）
最後には次回作パート２の予告が登場・・・最初から作る気なんかないくせに！人を食ったオッサンですな～



★★★