MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「晴れ、ときどき殺人」

2006-11-22 04:47:21 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
薬師丸ひろ子、原田知世に続く、角川第3のアイドル渡辺典子のデビュー作
しかし地味やね~ 女優としてはまだしも、スターとしての華は感じませんね。
そういえば最近TVで「救命病棟24時」に出てたが、第2回まで渡辺典子と気付かなかった・・・今だ地味やね
監督がいまときめく井筒和幸だがどうでしね?本意で撮ったのかな?渡辺典子を売り出すために撮ったような作品で、あまり動きのある展開じゃないし、しかも中盤以降は屋敷内のシーンに終始で主役同様地味なミステリー。
あまり面白くなかった

小島三児と九十九一の刑事コンビも笑わせ役だが、九十九のギャグも今見ると寒い・・・
むしろ母を亡くしたショックを和らげる為、屋敷の居間でわざわざレオタード姿で一心不乱にダンスを踊る渡辺典子のほうが滑稽で笑えるぞ!



★★

「メイン・テーマ 」

2006-11-22 04:46:27 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
角川映画の顔、薬師丸ひろ子絶頂時の青春映画。
保母の薬師丸が園児の父(財津和夫)に好意を寄せ、転勤で大阪に行けば、そこまで会いに行く(表向きは園児に会いに・・)が実は妻が居てるのが判り(知らんかったんかい?)さりげなくガックリ・・・でも財津も冷めた関係とは言え妻が居るにもかかわらず、薬師丸を夜中のドライブに誘う思わせぶりなプレイボーイな男で、しかも古くからの愛人でクラブ歌手の桃井かおりと時折密会している。
さらに沖縄に居る愛人の桃井にワザワザ会いに行く財津だが、薬師丸も途中知り合った手品師の若者(野村宏伸)と知り合い途中まで旅を続けて別れるが、何と薬師丸が姉の居る沖縄を訪ねたら、若者と再会!しかも愛人を訪ねてた財津とも再会!そして更に若者は桃井かおりと面識があり密かに思いを寄せている・・・実にややこしい四角関係のドラマ。

勿論ドロドロした愛憎劇にはならず、薬師丸と野村のそれぞれの年上の異性への背伸びした恋愛からやがて本当の愛を学び、見つけていく話で結局収まるとこへ収まるんですがね。

主題歌を薬師丸ひろ子が歌ってますが、トップテン番組には常にランクインしてましたね。
ま、本人は学業専念であまりTVには出てこなかったけど・・・



★★★

「天国にいちばん近い島」

2006-11-22 04:45:32 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
80年代の角川映画の看板娘の一人、原田知世主演の青春映画。
父の死後、父がいつも話していた天国にいちばん近い島を捜しにニューカレドニアは単身渡る。
そこへ着くやいなや「ここじゃない!」と別の島へ渡る・・・一種のロードムービーのように展開していき、そこで現地の青年高柳良一と知り合い、互いにほのかな恋心が芽生える。
高柳の台詞が棒読みに近い為かえって初々しさがあって世間ズレしていない現地の青年と大人しい地味な少女との恋愛の雰囲気が出てます。

当時10代の原田知世の初々しさはまだ素人の雰囲気があり、この辺がいきなりアイドル的になった薬師丸ひろ子との違いですね。

内容は淡々とした展開で天国にいちばん近い島を捜すのは=自分探しの旅でもあり、また美しい海と空の風景とともに大林宣彦のお得意のメルヘンチックな映像と演出で見せてくれます。
角川全盛期の1本ですね~懐かしいな・・・

そいえば「時をかける少女」のキャンペーンで大阪の高島屋に来たとき友人に頼まれてカメラ片手に真夏の炎天下3時間ほど場所取りに行ったな~
屋上だったから暑い、暑い・・・「太陽にいちばん近い場所」だったな~ 知世ちゃんにレコード買ってサインと握手してもらったのを思いだします(今、思えばサインは直筆かどうか怪しいな・・・)



★★

「マシニスト」

2006-11-22 04:42:43 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
この作品はクリスチャン・ベールの肉体改造・・・と言うより肉体崩壊(?)といえるぐらいの減量しての役作りが目を引きます。
最初ろくにストーリー知らずに見たので、どんどん痩せていく話かと思いきや、不眠症から劇痩せしていく男が辿る不思議な物語
現実か?幻か?色んな出来事の連続に精神がどんどん病んでいく主人公を熱演!

見る側にもどれが現実でどれが幻か・・・そんな疑問を抱きながら見せ、所々に伏線を散りばめた心憎い演出に最後はコロッとやられます・・・でもこんなパターンあったような気が・・・



★★★

「青い体験」

2006-11-22 04:41:38 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
母の死後に家政婦として家にやってきた若くてセクシーな女に主も妻を亡くしたショックもどこへやら骨抜きになる・・・しかし何よりも次男の少年が彼女に夢中になる。
少年が大人の女性に憧れ、当然ながら性への興味が募っていく・・・そんな少年の一つ大人へとステップアップしていく物語を軽快な音楽とともに描いていくイタリア映画。

スカートの下を覗いたり、下着にムラムラしわざと意地悪なイタズラもする・・・幼稚ながら少年の微妙な恋心(と言うより頭の中はHな事でいっぱい!)伝わってきます
お父ちゃんも突然あんな家政婦が来たら舞上がるのも頷けます・・・

R・アントネッリの豊満な肢体も見所で70年代当時の映画小僧も虜にしたんでしょうな~



★★★

「下妻物語」

2006-11-22 04:40:34 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
ついつい敬遠しがちな作品だったんですが、評判はかねがね聞いていたので見て見るとこれが結構面白い!
ロリロリファッションの深キョンの間をはずしたセリフ回しが結構笑わせてくれるし、特攻服に身を固めた暴走族の土屋アンナとの対称的な取り合わせが良いですね。
凝った映像も面白いし、ピー音入りで実名のブランド名が登場したり遊び感覚もしっかり入ってますね。
個性的な脇役陣も見所ですね



★★★★

「運命を分けたザイル」

2006-11-22 04:39:07 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
実話ベースの物語でドキュメント番組を見てるかのような真実味を感じさせる作品(英国のTVドキュメント)
アンデスの死のクレパスに挑む二人の登山家の伝説の登山の再現シーンと本人たちの証言とをからませた構成が実に真実味のあるドラマとなってます
どうやって撮ったのか判らないような映像も数々登場し、真実のドラマと平行してこの映像は必見です。

人間の勇気と行動力、そして何といっても生への執着心がこの奇跡のような実話を生んだのではないだろうか?
あの極限状態では時には弱音を吐くが、それでも一か八かの賭けに出る踏ん切りが何かを起こす事には大切なこと・・・自分が助かる為なら究極の決断も已む無してトコも辛いけど、それも人間味があって真実味を感じる(罪悪感の中、もうどうせダメだったんだから・・・と思いこもうとする姿もリアルな心理描写)

とにかく人間の「生」への執着がとんでもない奇跡を起こす・・・
それぞれ生きる為に選ぶその時の決断はまさに究極の人間ドラマですね



★★★★

「ウィラード(`03)」

2006-11-22 04:37:16 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
1971年の作品のリメイクで設定はほぼ同じです。
気の弱い青年ウィラードが1匹のネズミに友情を感じて唯一の心の拠り所になるが、やがてウィラードはネズミたちを操り、憎っくき会社の社長に復讐を企て実行に移すがやがてその二人に嫉妬を抱くネズミが現れ・・・そのネズミの名前がベン!

旧作の続編に「ベン」て作品があり、その主題歌がマイケル・ジャクソンが歌う「ベンの歌」で今作も途中で流れます(猫がネズミに襲われる場面で)
やはりB級動物パニック映画の代表作である旧作へのオマージュもキッチリ入れてますね。
後、パソコンのマウスとネズミのマウスを引っ掛けた洒落っけのある場面も登場・・・(白々しいけど)

ネズミが大群で襲い掛かるシーンは気持ち悪くもあり壮観であったりもしますが、俯瞰からシルエットで大群を捉えたりと凝った見せ方もしています。

「フルメタルジャケット」で鬼教官を演じたR・リー・アーメイが悪どい社長役(旧作ではアーネスト・ボーグナインが演じた)で登場し、またしても悪態の数々を見せてくれてます



★★★★

「いけにえ」

2006-11-22 04:35:54 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
パソコンのゲームにより現実と幻想の狭間に陥る主人公の物語
前半は不可思議な殺人が続きサイコサスペンス仕立てと思い気や悪魔崇拝が絡み出す後半はオカルト映画の様相に・・・そして邦題の「いけにえ」の意味がわかってきます
意外とまともなオカルトサスペンス



★★★

「iess レス」

2006-11-22 04:34:42 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
パーティへ急ぐある家族が夜の道路で体験する恐怖の一夜
謎の子供を抱いた女の存在が不気味でまるでJ・ホラー見たいで、どれだけ車を走らせても同じどころを走ってる・・・そして家族が一人また一人殺されていく!
これ途中からオチが想像つきました

まさかと思ったけどピッタリその通りの結末で残念でした
そこまでの演出はなかなか良く恐怖の見せ方としては良かっただけに残念!もっとサプライズなオチを期待してたけどそのまんまでした



★★★