小川糸のエッセイ『海へ、山へ、森へ、山へ』を読みました。
このエッセイは小川糸さんが、日本各地をはじめ、モンゴルやカナダ、ドイツなど各地を訪れて、各地の美味しいものに出会うという作品です。このエッセイは2010年なので、けっこう前の作品になりますが、登場する各地の美味しいものは今でも十分美味しそうです。まず最初はかつてラー油でブレイクした沖縄石垣島のペンギン食堂です。ここのラー油は今でも愛用しています。
普通のグルメエッセイとは違って、このエッセイはかなり攻めています。何とモンゴルのゲルにホームステイして、現地のお母さんと一緒に料理を作ったりしています。かなり特殊です。しかも、時期的に目指した食材が食べられなかったということで、再度訪問して大歓迎されています。この辺のこだわり具合が好きで僕は彼女のエッセイをこよなく愛しているのかも知れません。読み終わると猛烈に料理が作りたくなります。
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