日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

ちどり亭にようこそ2、3

2018-08-14 05:29:46 | 読書
十三湊の『ちどり亭にようこそ』の2と3を読みました。



京都の町屋で小さなお弁当屋さんを営んでいる花柚は、風邪をひいてダウンしてしまいます。大学生アルバイトの慧太だけではお店を回せません。花柚は、知り合いの松園さんにピンチヒッターを頼みます。彼は花柚の先生のところでともに学んだ仲のおじいさんで、西陣の織物屋をたたんで料理屋を始めた人でした。

この2巻でも、花柚と永田さんの仲を中心に、料理のエピソードがからんで、楽しく物語は展開して行きます。読みながら京都に行きたくなるのはもちろん、出てくる料理を作りたくなるのも、前作と同じでした。



何しろ、すぐに読めてしまうので、3巻も一気読みしました。花柚の丁寧な仕事で繁盛していたちどり亭は、花柚の結婚を機に店じまいの危機がおとづれます。旧家の跡継ぎどうしの結婚なので、それぞれの家の事を優先すると、とてもちどり亭の経営まで手が回らなくなるからです。せっかくここまで頑張って来たちどり亭いったいどうなるのでしょうか?

3巻の副題は、『今朝もどこかでサンドイッチを』です。簡単に作れるだけに、奥の深いサンドイッチを取り上げています。僕もほぼ毎日、朝食はサンドイッチを作って持って行って学校で食べています。普段gは時間がないので、食パンにハムとチーズのシンプルなサンドイッチが多いですが、ちゃんと作ろうとするとサンドイッチは本当に難しい料理です。4巻が待ち遠しいです。
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