平泉旅行の1泊目は、平泉近くの温泉に泊まりました。
その地区では一番大きな旅館らしく、従業員もたくさんいました。夕食は大広間で食べるスタイルでした。
自分たちの席に案内されると、挨拶に来たのは、まだ高校生くらいにしか見えない女の子でした。バスケ部やバレー部によくいる短い髪型で、とにかく一生懸命やっています、という印象がありました。
料理はどれも地方色を出した、まあ、それなりの内容でした。晴美ちゃんは、教えられたとおり一生懸命説明をしてくれました。ご飯は炊き込みご飯でした。その時の説明が、
「こちらは、炊き込みご飯になります。火が消えてから1~2分蒸らして下さい。それまでは、絶対に蓋を取らないで下さい」というものでした。「絶対に」という所にとても力が入っていて、思わず笑ってしまいました。この旅行中、晴美ちゃんの「絶対に」が流行語になって「渋滞していますが、絶対に抜かないで下さい」などと冗談を言って楽しんでいました。
翌朝も、大広間で朝食でした。晴美ちゃんも大忙しで働いています。この時もしっかり、お料理の説明をしてくれました。「アルバイトなの?」と聞くと、きっぱりと「正社員です」と答えていました。
旅行から帰った翌日、はがきが届きました。旅館からの利用を感謝するはがきでした。その横に
「時間をきちんと守ったので、おいしい炊き込みご飯を召し上がっていただけたと思います」と几帳面な文字で書き加えられていました。晴美ちゃんでした。その木訥な人柄が表れるような一言でした。
晴美ちゃんはそのまま変わらずにいて欲しいと思いました。
その地区では一番大きな旅館らしく、従業員もたくさんいました。夕食は大広間で食べるスタイルでした。
自分たちの席に案内されると、挨拶に来たのは、まだ高校生くらいにしか見えない女の子でした。バスケ部やバレー部によくいる短い髪型で、とにかく一生懸命やっています、という印象がありました。
料理はどれも地方色を出した、まあ、それなりの内容でした。晴美ちゃんは、教えられたとおり一生懸命説明をしてくれました。ご飯は炊き込みご飯でした。その時の説明が、
「こちらは、炊き込みご飯になります。火が消えてから1~2分蒸らして下さい。それまでは、絶対に蓋を取らないで下さい」というものでした。「絶対に」という所にとても力が入っていて、思わず笑ってしまいました。この旅行中、晴美ちゃんの「絶対に」が流行語になって「渋滞していますが、絶対に抜かないで下さい」などと冗談を言って楽しんでいました。
翌朝も、大広間で朝食でした。晴美ちゃんも大忙しで働いています。この時もしっかり、お料理の説明をしてくれました。「アルバイトなの?」と聞くと、きっぱりと「正社員です」と答えていました。
旅行から帰った翌日、はがきが届きました。旅館からの利用を感謝するはがきでした。その横に
「時間をきちんと守ったので、おいしい炊き込みご飯を召し上がっていただけたと思います」と几帳面な文字で書き加えられていました。晴美ちゃんでした。その木訥な人柄が表れるような一言でした。
晴美ちゃんはそのまま変わらずにいて欲しいと思いました。