黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『“文学少女”見習いの、傷心。』野村美月(エンターブレイン)

2010-01-01 | 読了本(小説、エッセイ等)
6月。大嫌いだと井上心葉に告げられてしまった日坂菜乃。その日以来、心葉は本心を見せず、取り繕った笑みで菜乃に接するようになる。
そんな態度にいらだちを感じた菜乃は、夏休みに卒業生の姫倉麻貴先輩の協力を仰ぎ、合宿を計画するが……<“文学少女”見習いの、傷心。>、
傷心の夏が過ぎ、秋。校内は文化祭に向けて賑わっている。
そんな中、合唱部の部長である2年の仙道十望子が文芸部にやってきた。合唱部が文化祭でやるコーラス劇の脚本を心葉に依頼するために。題材はメアリ・シェリーの『フランケンシュタイン』で、その主役である天才科学者役も心葉にやって欲しいのだという。菜乃は、友人の瞳や琴吹ななせも引き込み、一緒に劇に出演することに。
ところが、そんな合唱部内では、この曲を歌うことになってからというもの、おかしなことが立て続けに起こっているという。その解決を請け負った菜乃だったが……<“文学少女”見習いの、怪物。>、
自宅に出かけ、流の世話を焼く千愛。菜乃の健全さについ意地悪な発言をしたことを振り返るが……<ある日の千愛>を収録。

外伝第2弾。
ラストページでの、えええっ!な急展開で、続きが気になります~。

<10/1/1>