黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

枝豆プリン@ガトウ専科

2012-08-10 | スイーツ
 枝豆風味のプリン。……これだと、上に載ってる生クリームしか見えませんが(笑)。
 ちょっと枝豆のつぶつぶ食感が残ってます。
 ちなみに枝豆は、黒埼産を使用。

 ガトウ専科:新潟(長岡、ほか)

『猫ノ眼時計 幽明志怪』津原泰水(筑摩書房)

2012-08-10 | 読了本(小説、エッセイ等)
同好の士である小説家<伯爵>と共に、美味しい豆腐を求めて出かけた鳥取で、かつてバンドメンバーとして一緒に全国ツアーをしていた、シンガソングライター・五十嵐アイダベルと再会した猿渡。彼らが訪ねたホテルは彼女の母方の実家で、現在彼女はそこで働いているという。
伯爵のファンだというアイダベルはサインを頼むが、突然急用を思い出した伯爵は鳥取を離れてしまい、サインはもらえずじまい。
その後、残された猿渡の車が発火。曰くアイダベルには発火能力があるらしい……『日高川』、
大学時代の猿渡の同級生で、蟲専門の写真家・伊予田が偏頭痛で入院した。女医・美作曰く、彼の頭の中には蟲けらほどの何が写っていたらしい。やがて、夢と現実の区分が危うくなりはじめ……『玉響』、
新興宗教<豊饒苑>に嵌まったらしいアイダベルの友人・砂本サバトを連れ戻すべく、アイダベル、伯爵、猿渡はその拠点があるという瀬戸内の小島<也美乃島>へと向かう。そこはかつて悪魔を拝んでいるという噂があった地。
夜中に目覚めた猿渡は、城がそびえ建つ姿を見るが、昼になると何故か消えていた。そしてそこには、遊離子と三千崇がいて……『城と山羊』『続・城と山羊』、
高円寺に下宿していた猿渡。ある日、突然、猛烈な痒みに襲われ医院で看てもらうと、蚤に刺されたのだといわれる。階上に住んでいる母子が飼っている猫たちの蚤らしい。ロシアンブルーのブリーダーをしていたが母は病で寝込んでいる。少年・清の飼っている猫・アオは特別な猫だという……『猫ノ目時計』を収録。

シリーズ第三弾で、最終巻だけれど(多分)あまり最後!という感じの終わり方ではないかな(らしいといえばらしいかも/笑)。
表題作のみ他の話よりだいぶ遡ってる時代の話。
『日高川』に出てくる豆腐竹輪が気になる……(笑)。

<12/8/10>