黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『小説家という職業』森博嗣(集英社)

2010-08-23 | 読了本(小説、エッセイ等)
『すべてがFになる』で作家デビューした、某国立大学の工学博士・森氏。
あまり読書もせず、それほど本に執着しているわけでもない……そんな彼が、出版界を、小説というものをビジネス的なものとして冷静な目で見つめつつ語る、“小説家”という職業とは……

森さんが小説家になるまでのエピソードや、小説論、出版界で常識となっている事柄への問題提起などを語った一冊。
小説家という職業を、ビジネスライクに、クール(というかドライ?)に捕らえています。
ただ、森さんに関して予備知識なく、また作家というものに過大な夢を抱いている人には、ちょっと反発されそうな気も…。

<10/8/23>