後面サブレー＠うのもりや

　先月末で会社を辞められた方からのいただきもの♪
　狐の面型のサブレ。……イラストが微妙（笑）。
　さっくりとした食感。バターの風味豊かで美味しいですv
　加茂市の文化財になっている長唄『後ろ面』にちなんでいるようです。

　うのもりや：新潟（加茂）

手風琴のしらべ＠備前屋

　兄のお土産。
　和風パイ。
　北海道産の小豆を使ったあんをパイ生地で包んであります。
　パイ生地には発酵バターが使われているそうです。

　備前屋：愛知（岡崎）

『アルバトロスは羽ばたかない』七河迦南（東京創元社）

児童養護施設・七海学園に勤めて三年目の保育士・北沢春菜は、多忙な仕事に追われる日々を過ごしている。
そんな中、学園の子供たちが通う七海西高校の文化祭の日、十一月二十三日…彼女は、その校舎屋上からの転落事件に直面することになる。
小学六年生の少年・一之瀬界が、自分の母に崖から落とされたことがエピソードを語り、その母の思いについて考えた“春”。
施設同士で行なわれたサッカーの試合直後に、城青学園のメンバー全員が忽然と消えてしまった“夏”。
新たに学園にやってきた少女・樹里亜が、以前の学校でもらった寄せ書きを盗んだ少女・エリカの真意に気づく“初秋”。
服役中だった、学園で預かる五歳の女の子・望の父が出所。学園に押しかけてくるのではないかと心配する中、子どもに会わせろと大男がやってきた“晩秋”……春から晩秋にかけて春菜が奔走した、学園の子供たちに関わる、それら四つの事件に、転落事件の鍵が秘められているのか……

前作と同じく七海学園が舞台のミステリ。連作短編というか連作短編風長編？
高校の文化祭の日に起きた転落事件とその謎を追う冬の章が、春、夏、初秋、晩秋の合間に入る形で展開。
あらすじの書き方がひじょーに難しい、叙述が駆使されてます（笑）。

<10/8/13～15>