東城大学医学部付属病院の外科研修医・世良雅志は、フランスのニースで行なわれる国際学会に参加する医局長・垣谷雄次とともに出国。世良には、院長である佐伯清剛から、学会に出席するというモナコ公国のモンテカルロ・ハートセンターで外科部長を務める心臓外科医・天城雪彦に手紙を届けるという任務も課せられていた。
ところが、肝心の天城が学会をドタキャン、彼に逢うべくモナコのカジノに出かけた世良は、手紙を渡す……そこには、天城を心臓手術専門の病院建設のため総合外科学教室に招聘する旨が記されていた。
彼の天才的な外科の技術を目にしつつも、患者に全財産の半分をギャンブルに賭けさせるように要求する彼の拝金主義を危惧する世良だったが、賭けの末、天城の日本行きを承諾させることに成功する。
かくして東城大学にやってきた天城は、心臓外科専門病院“スリジエ・ハートセンター”の設立を表明、医師たちの反感を買うが、世良は彼の世話役を仰せつかってしまい……
『ブラックペアン1988』から2年後。例によってあちこちと繋がっている医療小説。
天城のキャラはなかなかに楽しいのですが、ちょっと中途半端なところで終わっている感じで、消化不良。
続きが気になるところです…。
<10/8/9,10>
ところが、肝心の天城が学会をドタキャン、彼に逢うべくモナコのカジノに出かけた世良は、手紙を渡す……そこには、天城を心臓手術専門の病院建設のため総合外科学教室に招聘する旨が記されていた。
彼の天才的な外科の技術を目にしつつも、患者に全財産の半分をギャンブルに賭けさせるように要求する彼の拝金主義を危惧する世良だったが、賭けの末、天城の日本行きを承諾させることに成功する。
かくして東城大学にやってきた天城は、心臓外科専門病院“スリジエ・ハートセンター”の設立を表明、医師たちの反感を買うが、世良は彼の世話役を仰せつかってしまい……
『ブラックペアン1988』から2年後。例によってあちこちと繋がっている医療小説。
天城のキャラはなかなかに楽しいのですが、ちょっと中途半端なところで終わっている感じで、消化不良。
続きが気になるところです…。
<10/8/9,10>