黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『№6 #8』あさのあつこ(講談社)

2009-09-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
矯正施設の最上階でついに沙布との再会をはたした紫苑。以前と全く変わらぬ姿でいる彼女に安心する紫苑だったが、そんな彼女に違和感を感じるネズミ。
沙布曰く、彼らをこの場所に導いたのは“エリウリアス”……彼女が、紫苑に会いたいと強く願った沙布の願いを叶えてくれたのだというが、その真意は不明。
やがて、感じる違和感の正体を知ったネズミ。そして沙布は彼らにマザーを破壊して欲しいという。
かくして爆発までのカウントダウンの始まる中、脱出を図る彼ら。
一方、ロストタウンでは帰らぬ月薬の身を案じる、妻・恋香と娘・莉莉。そして紫苑の母・火藍。恋香の兄である楊眠は、混乱の中市民を煽って暴動を起こし、都市を破滅へと導こうとしていた……

いよいよ沙布に辿りついた紫苑とネズミでしたが……やっぱり~;な展開(涙)。
そしてラストではネズミが~;;
だいぶクライマックスが見えてきた感じですが、10巻で完結かな?

<09/9/29>