黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『肩胛骨は翼のなごり』デイヴィッド・アーモンド(東京創元社)

2005-06-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
以前一人暮らしの老人の終の棲家だった、古ぼけた家に引っ越してきた、マイケル一家。そんなマイケルの生まれたばかりの妹は、重い病を抱え予断を許さない状態。
その家の、がらくたばかりが詰め込まれたガレージで、彼は青蝿の死骸にまみれた不思議な存在『スケリグ』に出逢う。
学校に行かず、母から勉強を教わる少女・ミナと親しくなり、彼の存在を打ち明けたマイケルは、二人で古屋敷に匿うことに……。

マイケルの純粋さが良い感じ。
不可思議な存在のはずなのに、妙にリアルな造型のスケリグが興味深いです。
……素朴な疑問なんですが、外国の場合赤ちゃんの名前って、いつまでにつけなければ(届け出なくては)いけないとかないんでしょうか?(最後の行でようやく名前が付けられてるので…/笑)

<05/6/29>