黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『だれも猫には気づかない』アン・マキャフリー(東京創元社)

2005-06-17 | 読了本(小説、エッセイ等)
時は中世。エスフィニア公国の若き領主、ジェイマス5世の老摂政、マンガン・ティーゲが亡くなった。
先見の明を備えた摂政は、生前、国の平安の為にさまざまな対策を講じてはいた。だが、その一策が摂政自身の飼い猫、ニフィのことだったとは!
賢い猫はやがて若い領主について回り、<摂政>として仕え始める。重要文書の承認はもちろん、妃選びもニフィの仕事。が、だれも猫のしわざと気づかない。領主の恋に、政治的陰謀が絡まり出すとき、ニフィならいったいどんな妙手を繰り出す?

ニフィが賢くて、可愛いです~(能力的には、三毛猫ホームズに近い感じ)。
中世のファンタジーものとしては、ちょっと短くて、物足りない気もするのですが;

<05/6/17>