黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『マスケティア・ルージュ 白の王妃』志麻友紀(角川書店/ビーンズ文庫)

2005-06-09 | 読了本(小説、エッセイ等)
最年少で『王妃の銃士』となった天才剣士・ジュリア。クールな皮肉屋の銃士・ユーグらにからかわれながらも、殺された祖父の仇をとる為、剣の修行に励んでいた。
そんな中、王妃・ディアナを追い落とそうとする反王妃はの画策が勃発。ジュリアと、ユーグ、ヴィ、ラスの三銃士は、王妃の依頼で、彼女の過去が隠された秘密の文書を取り戻す旅に出る。だがその前に、ユーグの旧友の剣士クロードが敵として立ちはだかり……。

悲恋の末に、王妃となったディアナの過去が明らかに。どんな経緯があったとしても、ちゃんと王妃として歩んで行く彼女が格好いいです。

<05/6/9>

『蝶狩り』五條瑛(角川書店)

2005-06-09 | 読了本(小説、エッセイ等)
人探し専門の調査事務所を営む桜庭秀彰の元に、失踪した女性を捜して欲しいとの依頼が舞い込む。
そんな折、桜庭が想いを寄せるキャバクラ嬢・キリエの行方不明に。財閥の御曹司で逃がし屋をしている、腐れ縁の檜林真吾、ヤクザの二代目で親友の松村渚も巻き込み、キリエを探す桜庭だったが……。

桜庭さんのシリーズ……本になっているものとしては2冊目(KADOKAWAミステリに連載していた『されど猫は泣かず』もありますが…KODOKAWAミステリが廃刊されて、話が途中なままなので;)。
檜林王子は相変わらずですが(笑)、キリエちゃんがいなくなったり大変なことになってます。
……このラストだと続きがどうなってしまうのか、とても気になります~;

<05/6/8,9>