黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『アンダカの怪造学Ⅰ ネームレス・フェニックス』日日日(角川書店/スニーカー文庫)

2005-06-26 | 読了本(小説、エッセイ等)
はてしなく遠い隣の異世界……虚界(アンダカ)。
これはアンダカに棲息する生物をこちらの世界に召喚する『怪造』が一般的となったそんな時代のお話。
怪造生物と共存できる世界を夢見る少女・空井伊依は、希望を胸に古頃怪造高等学校に入学した。だが入学早々、恩師が召喚した怪造生物の所為でとんでもない大事件へと巻き込まれ……。

夢を追い、怪造生物たちとの共存を夢見る伊依ですが、今後あの事柄を知った上で、それでもその夢に向かえるかが、作品の評価につながりそう…。
個人的に、<雪童>の桃子ちゃんがかわいいのですが、文中の描写とイラストの服装が微妙に違うのが何故なのかが気になっていたり;

これで4冠を達成したという作品全部が出揃ったわけですが、本当に高校生とは思われない多才さではありますよね……あるいは、若いからこそ書ける作品、ともいえるのですが(笑)。

<05/6/25,26>

『マリア様が見てる 4』長沢智/今野緒雪(集英社)

2005-06-26 | 読了本(漫画)
リリアン女学園は冬休み中。自宅でお正月を迎えた祐巳のもとに、白薔薇さまからの電話が。白薔薇さまに連れられて、『ある合宿』に行くことになった祐巳。そして辿り着いた場所は……『長き夜の』。
年が明けて三学期が始まったリリアン女学園では、来年度の生徒会役員選挙が行われることになる。祐巳はつぼみの三人がそれぞれの薔薇を引き継ぐのだと思っていたが、二年生で「ロサ・カニーナ」と呼ばれる生徒も立候補することを知って…!?

原作では、もう少し大人になった彼女たち。ちょっと懐かしい気持ちになってしまいました(笑)。

<05/6/26>