黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『空色勾玉』荻原規子(福武書店)

2005-06-22 | 読了本(小説、エッセイ等)
村娘・狭也は15歳。孤児になった昔の記憶も、暖かい村ですっかり癒えて、今の悩みといえば、時折見る『鬼』の夢……それから叶わぬ恋の思い。
ところがそんなのどかな暮しは祭りの晩に消し飛んでしまった。
『鬼』が来て告げた過去の秘密。憧れの都で待っていた絶望。そして「おまえの運命が」と握らされた空色勾玉に導かれて出会った、すべてを統べる剣の主の、思いがけない正体は……。
日本の神話の世界を舞台に、『光』と『闇』が争う壮大なファンタジー。

おもしろかったです~♪もっと早く読んでればよかった…と、激しく後悔(笑)。
狭也(さや)の名前は、剣の巫女ということで『鞘』に由来しているのかなぁ…などとちょっと思ったり。

<05/6/21,22>