坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発by Ken's Channel

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「北海道山日和」

2016北海道マラソン

2016-08-28 23:27:09 | 北海道マラソン

今年も走りました、30回の記念大会北海道マラソン。




フルマラソンは、今年の東京マラソン以来の約半年ぶりです。
6月に利尻の55kmを走って(半分歩いて)ますが、参考にはなりません。
利尻後のMRIと、ステロイド注射のあとから、徐々に距離を伸ばし、負荷も上げてきました。


6月の走行距離が296km、7月が332km、8月は大会前日までで245kmという内容。
その前の5月はなんと13km。
距離だけはなんとなく走っているようでも、この3か月で一度に30km以上走ったのは
チームイベントの小林峠、道マラ試走会、そしてまともにほぼノンストップで走ったのは
3週前の苫小牧での一人30km走。
この時も平均は4’36/kmでのバテバテラン。(笑)


スピード練習は平日木曜日のチーム練習会のみ。
内果の様子をみながら、上げたり下げたり調整しながらのポイント練習でした。



こんな状態での2016北海道マラソンでしたが、結果はなんと



2時間58分31秒。




3日前に書いた予想タイムですが、



3時間6分22秒。



レース後に「うそつき」とチームメンバーに言われました。
確かにそのとおりですが、うれしい誤算でした。(笑)




この予想タイムは平均4’25/kmのペースで走った場合を想定してました。
もちろんスタートして体調が良ければもう少し上げていくつもりでしたが、
練習不足を考慮すると、結局はこのくらいで良ければ御の字と思って出したタイムです。



どうして予想以上のタイムが出たのか考えてみると、

・スタート時の気温が18度、湿度66%という道マラではなかなかない好条件。
・北寄りの穏やかな涼しい風。


というコンディションに加えて、
スタート直後からN谷くん、H瀬さん、T田さんと言ったラン友との並走と
要所要所での家族や友人の応援や、ボランティアの皆さんのおかげです。


スタート前。チームメンバーと。

スタートから簡単に振り返ってみると、



Bブロックからのスタートロスは14秒でした。
駅前通りの1kmは若干走りずらかったですが、その後は前も空いてスムーズに。
最初の予定では4’15/kmで行けるところまで行って、あとは疲労に合わせてという感じでしたが、
すぐに前出のメンバーとの並走が始まり、ペースは4’10/kmくらいに。


5km通過タイム  21分13秒。


平均では予定通りでも、スタートのロスを早々と回収するオーバーペース。
おまえけに5km過ぎは魔の平岸街道。
給水以外はなるべくペース維持を心がけるために道路のセンター寄りを走りました。(笑)



これより速くいくなら、ついていかないと堅く決心し、創成トンネルを通過。



10km通過タイム 42分17秒 (5kmラップ 20分50秒)



1週間前のスイカランの時の10kmではこのペースでいっぱいいっぱいでしたが、
やっぱりコンディションと本番の雰囲気でしょうか、まだまだ余裕あり。(笑)


エイドの水が冷たかったので5kmから頭、背中にかぶって冷やしたのも良かったのかもしれません。
スポーツドリンクは生ぬるく、最初の給水以降は取りませんでした。



15km通過タイム 1時間3分11秒 (5kmラップ 20分54秒)



なんだかずいぶんな集団になっていそうな足跡が後ろからするのですが、
風よけでもないし、マイペース。(笑)
まだまだ余裕があったので、新川駅以降の新琴似2条通りがまだ短く感じながら新川通へ。



20km通過タイム 1時間24分13秒 (5kmラップ 21分02秒)



新川通の折り返し付近でどんな感じになっているか
バテバテの後半か
昨年みたいに意外とねばれるのか
自分でも楽しみなってきました。(余裕がある証拠(笑))



中間点通過タイム 1時間28分46秒



折り返しが近づくにつれて集団が縦長になり、今まで並走してたN谷くんがまず後方へ。
他のランナーさんも前に言ったり後ろに行ったり・・・・・


25km手前の給水で、チームNランナーズ所属の後ろについていたランナーさんが、
手前の給水で前に出ていたらしく、振り返って、


「どこにいったかと思いました」と。
あとでゴール後に話したのですが、チームのコーチに走り方が似ていたようで、
ペーサーにしていたそう。(笑)


折り返しのあとは逆にペーサーになってもらいました。(’頼んでいませんが



25km通過タイム 1時間45分11秒 (5kmラップ 20分58秒)



折り返しまで爽やかな風を受けていたので、折り返したら体感が暑くなるかなと
思ったのですが、意外と横風があった感じで、正面からの日差しも気になりませんでした。
30kmまではまだこのままでいけそうな感じですが、正直25km手前からは、
呼吸はまだ楽でも、脚が重くなってきていました。


自分でペースを作っているというより、H瀬さんや他のランナーさんのペースについていかないと
気持ちが切れそうな感じです。
1km毎のペースが気になり始め、確認してみると、体感と実際のペースに誤差があり、
以外と落ちていかない



30km通過タイム 2時間6分9秒 (5kmラップ 20分58秒)



もし30km通過が2時間6分台ならサブスリーもいけるかもと
手前くらいで計算していたので、すこし欲が出てきましたが、
気温も上がり始め、なにより集中力が切れてきた感もあり、
ここまで予定より早くこれた満足感を理由にして、きつさから解放されたいという
弱さも出てきました。
ちょうど新川通りを終えて、左折したところでした。



しかし、すぐに3年前の大撃沈した道マラを思い出しました。
まさにここから歩きが入った場所。
まだ4’30/kmを切るペースで走っていれば、なんとかサブスリーは見えているし、
きつい以外に走れない理由がないのに、あきらめたら次はないなと思い返し、
前のランナーさんだけを見て走りました。



35km通過タイム 2時間27分22秒 (5kmラップ 21分13秒)



まだサブスリー平均ペース。
こうなると前半できた貯金を取り崩しいないので気持ちも楽に。
残り7kmでアクシデントさえなければなんとかなります。


往路は楽だった新川駅前の長いこと(笑)


しかし、北大へ入るところで前方に師匠Yさん、そしてその50mほど前方には、
折り返しでは10ストエースのKさんと並走してた女子のMさん発見
知り合いがいると俄然頑張りがききます。(笑)



40km通過タイム 2時間49分3秒 (5kmラップ 21分41秒)



頑張り効いたといっても落ちますが・・・


しかし、もう残りの2.195kmを10分かけてもいけると思ったら脚が軽く感じましたね。(笑)



最後の2.195kmは9分28秒でゴール。


ある意味復帰戦でしたが、内容、結果ともに次の大阪に期待がもてる内容でした。



これもまったく走れなかった冬に気遣ってくれた家族とメンバーとラン友のおかげです。
そして再度暑いなか、同じ風を感じて走ったランナーさん、ボランティアの皆さん、
沿道の応援に感謝です。 

 

 


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