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千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

仏器磨き

2011年08月07日 | お掃除


今年もやってきましたお盆前の仏器磨き!
朝から気合いを入れて、お盆休みでお手伝いに来てくれた弟と2人でがんばりました。これでまたひとつ気持ちよくお盆が迎えられます。



仏器磨きと一緒に毎年線香立てのアクをきれいにします。
お線香の燃え残りを処分するとお線香が気持ちよくささります。


除雪作業。

2009年12月20日 | お掃除


天気予報は今日も雪でしたが、午前中から快晴が広がりました。
千手院のしだれ桜と背後に毘沙門堂の山門、あまりのキレイさに思わずパチリ。

今日は日曜日もあってか、毘沙門堂にはたくさんの観光客の姿がみえました。良い景色を見られたのではないかと思います。

そんな観光客を横目に、私は境内の除雪作業。昨日除雪した庫裡の玄関も、昨日以上の雪になっていました。



今日の作業の中心は、本堂裏でした。
新しく井戸を掘ったおかげでこの程度で済んでいますが、それでも3メートルくらいあるでしょうか?下のスノーダンプと比べてみるとよく分かるかと思います。

このくらいの雪だと、例年屋根に届いてしまいます。
良かったなぁ~と思いながら作業としていたら、思わぬ落とし穴にあってしまいました。

消雪用の水の流れを調整していた布きれをスノーロータリーに巻き込んでしまいました。こうなると大変!!!取り除くのに約2時間もかかってしまい、予定の作業の半分で終わってしまいました。

順調な時ほど気を引き締めないといけませんね~。



雪囲い作業。

2009年11月15日 | お掃除

今日は境内の木々の雪囲い作業を行いました。

何日か前の天気予報は悪かったのですが、朝からお日さまが見える好天に恵まれました。11月も中旬になると、雪国には貴重な晴れ間です。

私と雪囲いのベテランさん3人で作業をしました。
お天気のおかげで作業もはかどり、これでホッと一安心です。

浦佐の菊まつりも今日が最終日。
今日も大勢の観光客がみえました。作業をしていると、「何をしているのですか?」と自然に問われます。「雪囲いですよ。この辺は2m以上雪が積もりますから、木々を囲ってあげないとみんなダメになってしまうんです。」と返すと皆さん「へぇ~」と雪囲いを全く知らない方もいらっしゃいました。

雪国は冬前に大変な労力を使いますが、個人的には雪囲い作業は嫌いではありません。丁寧に植物に語りかけるように囲いをしてあげると、春の花を咲かせてくれた時には幸せが倍増します!それにキレイに囲いができた時は、妙にうれしくなってしまいます。

苦労をした分、いつか報われる。
そこで得られる心の成長は一生の財産です。。。


冬囲いの1日

2008年11月16日 | お掃除
昨日までの天気が嘘のよう、小雨がシトシトと降る日でした。

今日は境内の冬準備、「冬囲い」の作業がありました。
私を含め、大人5人でなんとか最後まで作業ができました。豪雪地帯の魚沼は、もういつ雪が降ってもおかしくありません。大切な木々や建物を雪の重みから守るための年中行事のひとつです。

1日中、飛び回っていたため、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。

「今年の雪はどうだろうねぇ?」この季節には必ず聞かれる言葉です。
何事もバランスが大切・・・、「好い加減」で降ってくれることを期待しています。

墓地もごみ箱などの設備を徐々に片付けさせていただく予定です。
お墓参りの方にはご迷惑をおかけしますが、どうぞお許し下さい。

仏器磨き

2008年08月10日 | お掃除
今日は1日、仏器磨き。。。

仏器(ぶっき)って???と聞かれることがありますが、仏さまをお祀りするために使われる道具を総称して仏器といいます。お線香立てや香炉、ローソク立てなどのことです。

お寺ですので、この仏器の数も相当数になります。
毎年お盆前にこの仏器を磨くのですが、今は良い薬もあり何人か揃えば1日で何とかなります。

画像の香炉はこれでも江戸時代のもので、毎年磨き続けているので光り方が落ちません。歴史をきざむ擦り傷などはありますが、味があります。昔の職人さんは本当にいいお仕事をしてきたのだなぁ~と感心させられます。
銀食器のナイフやフォークなどが、長年使えば使うほど味がでるのと似ていますね。

今は安いものもたくさん出回っていますが、千手院はあくまで「本物志向」でいきたいと思います!!!



病み上がり・・・

2008年08月06日 | お掃除
浦佐は今日も暑い1日でした。

鼻水をすすりながら、昨日、今日は境内と裏山の浦佐城址の草刈り作業でした。
草刈り機の振動で今も手がプルプルいってます。明日の午前中くらいですべて終わるかどうか???

今晩は隣の普光寺さまで「天地人」浦佐会がありました。来年の大河ドラマの関係で、浦佐地域をまとめている会です。
住職が行けなかったので私が出席してきましたが、皆、来年の大河ドラマによる集客効果に期待を寄せていて、上杉家と所縁のあった毘沙門堂や浦佐城址をPRしようと頑張っています。

そのためには多くのハードルを越えなければいけませんが、地域がひとつになって素晴らしい浦佐毘沙門堂、浦佐城址への受け入れ体制ができることを願います。もちろん私にできることは何でもやりますよ!

来てくださった方が「また来たい・・」と思えるような町になるといいなぁ。

さぁ、あとは実行力でしょうか・・・。

山道こしゃい

2008年05月06日 | お掃除

5月7日、8日は千手院の秘仏の薬師さまのご縁日と、月遅れでお釈迦様の誕生会が行われます。

8日には千手院裏山の浦佐城跡で、薬師さまの山頂祭があることから、今日の午後から山道こしゃいがありました。

さわやかなお天気で、昨晩からの恵みの雨のお陰で新緑も一段とキレイでした。

ワタクシもチェーンソーとノコギリを片手に、いざ城跡へ・・・。
城跡を整備しようと、昨年には「浦佐城・薬師様の会」が発足したこともあり、今回は20人以上の方と一緒に山へ上がりました。

さすがに人数が揃うと、仕事もはかどります。
まだ城跡の全容が現れるところまでいきませんが、随分、形が分かるようになってきました。有難いです。

チェーンソーで、相当数の木を切らせてもらいました。
雑木といえど、新緑で勢いがある姿をみると、何故か「悪いね・・・」という言葉がでてきます。無駄な殺生にならないように、キチンと浦佐城跡が整備され、皆さんの癒しと学びの場になれば、きっと喜んでくれるでしょう。

山仕事のあとは、これから会の総会と懇親会がお寺で開かれます。
皆が楽しく、マイペースで、会が発展していってくれればいいですね。
これからが楽しみです。

鯉上げ

2007年11月16日 | お掃除
境内の紅葉がかなり散ったなぁ~、と思いきや、越後三山を見ると、すでに中腹まで真っ白に雪化粧をしていました。葉っぱの落ちるタイミングと雪の便りはやはり自然の法則なのでしょうか。

今日は、冬に備えて池の鯉を裏の一番深い棚池に移す作業でした。

住職と私、そして8?歳になる大ばあちゃんも手伝ってくれました。気温が下がったため、鯉の動きも鈍く、捕まえて棚まで運ぶ作業も楽になりましたが、その分、身体が冷えますねぇ~。

鯉を移し終えて、「終わった~!」と思ったら、少し残っていた水の中で何かが動いている・・・、鯉の稚魚(それでも5cmくらいになってました)が、たくさんいるではないですか!!!

今まで、こんな事はなかったのですが、思わずニッコリ。来年の春にはまた会いましょうと、大人の鯉たちとは別の棚に移しておきました。

最後の最後に、とてもニッコリ!いい1日でした。

お墓掃除

2007年08月07日 | お掃除

お盆を前に、お墓掃除にたくさんの方が来ています。
日中は暑いので、朝早くにお見えになっているようです。

今年は墓地に清水を引けたので、皆さん使って下さっているようですが、いかがでしょうかねぇ???少しは役に立っているのかな?

長野に行っている弟が、夏休みということで帰ってきていて、千手院のお墓掃除を済ませてくれました。大助かりです。

私は男3人兄弟の長男・・・実は3人ともお坊さんの資格を持っています。

長野の弟はお坊さんからは離れた職に就いていますが、3男はお坊さんとして東京で頑張っています。お盆には帰って来られそうですが、また成長していると思います。

HPにも書いてありますが、高校時代、私はお寺を継ぐ気はこれっぽっちもありませんでした。当時、弟達がその道に進むと分かっていたら、今の私はなかったと思います。

もちろん、今ではこの道を選択して良かったと思っていますよ~。

「お墓の姿、それは自分の未来の姿、だから大切にするんだよ。」亡き老僧の言葉が思い出されます。

ピカピカ

2007年08月04日 | お掃除

仏器がピカピカになりました。気持ちがいいです!

毎年恒例、お盆前の仏器磨きをしました。
仏器(ぶっき)とは、要するに仏さまへ捧げるお供物をのせたり、その他ご祈願などの際に使う仏具類を総称して仏器といいます。

一般のご家庭の仏壇にあるローソク立てや線香立て、花立てやお供物を上げる台などはすべて仏器です。。。

お寺ですので、この仏器の数はもの凄い量になります。

最近では仏器磨き用の洗剤があり、痛めずに、キレイに、簡単に磨けるようになりました。おかげで前はお寺の隣のおじさん方に頼んで、2日がかりでやっていただいていたものが、お寺の者だけで1日でできるようになりました。

技術の進歩・・・有り難いもんでございます。
これでお盆準備が一歩前進しました。

となりの毘沙門堂では「毘沙門天夏祭り」が始まって、『1日一休さん』という、子供達を集めて修行をさせる、お寺体験型の企画が始まったようです。

昨年までは日帰りだったようですが、今年からは1泊をするようです。
小学生が夏休みにお寺で修行体験、しかもお泊まり付き・・・、きっと良い思い出になるでしょうね。がんばれ一休さん!!!