千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

提灯とシダレ桜の新緑

2009年04月30日 | 御詠歌
御詠歌のお稽古日・・・今日は夜のお稽古でした。

先日つけていただいた提灯を点灯!あわせてシダレ桜も新緑でキレイだったので、ライトアップをしてお寺に来られる方を迎えました。芝桜も満開に近く、いい香りを境内中に漂わせています。

夜ですが、シダレ桜の後ろには半月に近いお月様が浦佐城跡・薬師山から上がっており、何ともいえない雰囲気です。

薬師さまのお祭り、月遅れのお釈迦様誕生会も間もなくです。

新型インフルエンザで大変な騒ぎの中ですが、何とか盛大に行いたいものです。

胃が・・・。

2009年04月29日 | Weblog
ここ数日は連日の会議で長岡に通っていました。
今年は宗派役員の任期2年目に入り、多少は慣れたものの、相変わらず覚えることが多く、年度始めは胃の痛い日々が続きます。



会議の資料作りや段取りばかりしていて、気がつけば境内の芝桜が満開に近づいてしまっていました。「千手院はやっぱり桜!」といわれるようになりたいと、シダレ桜やソメイヨシノなどとあわせて、少しずつ増えてきた芝桜・・・。

桜の花が散り、葉が出始めると芝桜が咲き始めます。
見ていると白色の品種が強いようです。同じ比率で植えていても、次第に白色のほうが多くなっていきます。



暗い画像ですいませんが、夕方からは境内の提灯付けを行ってもらいました。
門前町内の有志がボランティアでつけてくれているものです。本当は桜の咲く前につけられれば良かったのですが、昨年提灯が増えたため、それに対応するための支柱を新たに建てる工事などをしていて今になってしまいました。

しかし、これから薬師さまのお祭りになるので、提灯付けをしてもらいましたが、前よりずっと「いい感じ」になりました。

あと、先日のブログにも親バカモードで書かせていただきましたが、第34回赤ちゃん写真コンテストの表彰式の模様が、今日のBSN新潟放送『イブニング王国』でありました。

仕事中でよく見れませんでしたが、それでも少しでていたようです。
いい記念になります。今日から県内大和デパートを展示して回るようですので、長岡あたりに見に行こうと思っています。

夜になると全然話をしていなかったのに、何人かから「テレビ見たよー!」と電話がありました。「人は見ているもんだなぁ~。」と、あらためて公共電波の力に驚きました。

ゴールデンウィーク中はお天気の日が多そうですね。
その分、お墓参りなども多そうです。会議続きで怠っていた境内掃除が待っています。



寒いくらい・・・。

2009年04月25日 | Weblog
朝からシトシトと雨の1日でした。

昨日は三国峠を通った方から、「雪が降っていた」という情報。。。
寒いわけです。

今日はご法事がありました。
四十九日、百ヶ日、納骨法要が営まれました。雨が降り、寒い日でしたが、この雨が春の恵みをもたらすのですから、感謝をしなければなりません。

まるで亡くなった方が、残された遺族がしっかりと育つよう、メッセージを送ってくれているかのようでした。

ものは考えよう・・・、しかし、すべては必然・・・。偶然だとは思いません。
すべてにメッセージがこめられているはずです。

感謝、感謝です!!!

新緑・山菜スタート

2009年04月22日 | 地域


浦佐城跡・薬師さまへ向かう登山道・・・、三の丸へ登る手前のブナの林。
ひと雨事に新芽が吹き出し、日毎に新緑が増していきます。さわやか~っ

この季節、早朝の山麓には車が集まり、山菜採りを楽しむ人達で賑やかになります。町内を歩いていてもゼンマイ揉みなどの光景が見られ、新緑の一コマとなります。



三の丸まで登ると、もうカタクリ、コブシ、ツバキはほとんど終わりに近く、続いてイワカガミが賑やかに咲き始めています。

ここ数年雑木を倒したこともあり、ちょうど良い木陰が必要なイワカガミにとっては少し日光があたりすぎたかもしれませんが、何とか咲いてくれました。山頂付近は城跡保存のため、仕方ないと思っていますが、周辺にちょうど良くイワカガミの住処が確保されればよいと思います。

三の丸付近には続いてチゴユリの群生が次の出番に備え、芽を出し始めています。
白くて可憐な花を期待しましょう!

歩いていると山のアスパラといわれる「シオデ?ショデ?」がヒョンヒョンと顔をだしており、一食分採ってきました。これ、県内でも海沿いなどの山ではあまり採れないと聞きますが・・・。

花や山菜や木々や鳥など、山は本当に「多様」です。おもしろい!!!



親バカモード③

2009年04月20日 | Weblog
第34回新潟県赤ちゃん写真コンテスト・・・子供の写真が今日の新潟日報に掲載されると聞いていたので見てみると、「あれっ、ない???」。

紙面をくまなく探してみるも見当たらない。
「あれ~、間違ってしまったのかな?」と思いきや、番組欄の下の広告欄に出ていました。

完全に親バカモードに入っていたため、すっかり「カラー」「大きめ」に掲載されるものと思い込んでしまっていました。

しかし、よく考えてみると主催はBSN新潟放送、協賛には大和デパートが入っており、ゴールデンウィークから県内3箇所の大和で展示発表会が行われる訳ですから、新聞で「カラー」で「大きく」してしまったら協賛の効果がなくなってしまうのですからね~、納得!!!

さらに考えたら、番組欄の下は新聞でも一番高価な広告欄です。
そこに掲載していただいただけでも、親としてはありがたい限りです。

すいません、相当のぼせ上がってしまっていますが、「好事魔多し」・・・謙虚な気持ちだけは忘れないように気をつけたいと思います。

お祝い事。

2009年04月19日 | 地域


今日は毘沙門通りのお国自慢会館前に「びしゃもん市」がスタートしました!

天地人グッズをはじめ、地元の土産品や特産物などを取り揃えているようです。
今日はそのオープニングイベントとして、お蕎麦やたこ焼き、お酒などが振舞われたようです。

広告が入っていたので行きたいと思っていたのですが、今日はめでたいお祝い続き、私の祖母の88歳米寿の席が重なってしまいました。祝宴の前にびしゃもん市に行ってみましたが、まだ準備段階の様子・・・、写真だけとって戻りました。



祖母に赤いチャンチャンコを着てもらいました。
「赤」は本当は還暦に身につけるものですが、この辺の風習を踏まえて形だけでも整えてもらいました。

ごく近い身内だけが集まり、ささやかに・・・と思っていましたが、後半にはカラオケありの子供の走りありの大賑わいになり、楽しい1日になりました。

祖母を見てきて一番尊敬する点は「人柄の良さ」だと思っています。
先代の賢能和尚の支えとなり、今でも「おばぁさんは元気ですか?」と相談にみえる方から聞かれることがあります。忘れられていないのです。

現在の厳しい社会情勢はなにかと能力主義、競争、結果主義が目立ち、生き残るためには必要なことかもしれませんが、私は老僧と祖母を見ていて、「幸せな人生は人柄で決まる」と信じています。

もちろん、能力、才能は大切なことだと思いますが、一人の人間から「地位」「お金」「仕事」などが無くなったとき(それらはいつかは無くなります)にどれだけの人が関心を寄せてくれるのか?

本物の人間力・・・確かに年を重ね忘れっぽくなったり、同じ事を繰り返したりしますが、それは誰もが同じこと・・・、「人柄」「人間力」これを身につけていきたいと思っています。

親バカモード②

2009年04月17日 | Weblog

先日ブログに書いた第34回新潟県赤ちゃん写真コンテストの表彰式があり、新潟市のBSN新潟放送本社まで行ってきました。

BSNさんに入るのは初めて・・・5階の会議室に入ると、他の入賞者がいて少しホッとしましたが、審査員の方々がズラリと並んだときには思わず緊張してしまいました。

盾や副賞、賞金などをたくさんいただき、帰りには子供の好きなミッキーグッズを記念のひとつに買ってあげました。

画像は副賞のひとつにいただいた、BSNのマスコット。名前はなんというのか分かりませんが、子供も喜んで「ニギニギ」してました。

4月20日の新潟日報朝刊に掲載されたり、29日にはBSN新潟放送の『イブニング王国』にて取り上げられるそうです。

本当に宝くじに当たったようなものです。初めて応募した写真コンテストが最優秀賞なんてとってしまうのですから。。。
親バカモードが多分、もうしばらく続くかと思いますが、坊さんといえど一人の親・・・どうぞ許してやって下さい。

夜には、新潟市からの帰りが何とか間に合い、浦佐城・薬師様の会の役員会に出席できました。いろいろな意見がありますが、やっぱり皆さん地元を愛している。

少しずつでも確実に動き出している良い流れが「継続」「発展」していけるように願います。あと、私が気にかかるのは私近くの年代の人が見られないこと・・・。

若い人(私は若くはありませんが)が、積極的に出てきて、物を言える環境は未来を占う条件として、凄く大切なことだと思います。

発見!

2009年04月16日 | Weblog

本堂奥に建っている離れの棚を整理していたところ、なんと賢宝(けんぽう)さんの毘沙門天次第が出てきました。普通サイズののし袋くらいの大きさです。

文政11年(1828)に生まれ、江戸末期から明治初期にかけて、浦佐毘沙門堂別当普光寺の住職として、大変栄えた時代を築かれたお方です。

昔のことですから、中身はもちろん手書きです。一字一字丁寧に文字が書かれ、紙も筆も墨も貴重な時代でしたでしょうから、もの凄く大切に取り扱っているのを感じます。

このお次第に則って護摩修行をされていたのだな・・・と思うと感無量です。
現代のお次第はほとんどが印刷ですから、やはり重みが違うなと感じます。

昭和に入って毘沙門堂が火災に遭い、その後再建責任者だった住職は賢峰(けんぽう)さんと言い、同じ読み方をしますが字が違います。何かの因縁でしょうか???

賢宝さんの書物はあまり残されていないので、貴重な発見に感謝です。

御詠歌練習日

2009年04月15日 | 御詠歌


しっかりとした雨が降り続いています。
中庭の水芭蕉も緑と白のコントラストが映えていて、うれしそう!!!

しかし、やっと満開になった桜は早くも花びらが落とされ、少し残念ですが、この雨の恵みを受けて山々は日毎に青さを増しています。

不思議ですね・・・、緑色なのに「青い」と言うのですから。。。



午前中の相談事を終え、午後からは今年第2回目の御詠歌の練習がありました。
肌寒い天候の中を大勢の方から集まってもらいました。気取らず、力まず、無理をせず、楽しんで2時間を過ごしました。

多くの方が80才近くになろうというのに、皆さんすごいパワーです。
画像では上手く伝えられませんが、休憩のお茶タイムは特に楽しそう!!!

お寺に人が集まり、いろんな事を語り合えたり、相談したり、もちろん楽しんだり・・・、人が集うことが本当に大切だと思います。日々充実して過ごせますように。


自然も人も動き出す!

2009年04月14日 | Weblog
境内の桜が満開になったと思ったら、今日は小雨の1日・・・、少し花びらが落ち始めました。

春になると木々などもそうですが、人間も動き始めます。
家相や不動産取得などの相談も増えてきました。また、千手院でも建物を直したり、離れの付近を直す計画があり、土地が動きます。

私自身もそうですが、建物を新たに建てる時に気をつけていることは、先ず「時期」次ぎに「立地条件」、次ぎに「家相」を考えています。

どれも重要事項として考えていますが、相談を受けていていつも感じるのは「時期」を得ているなぁ~と感じる方は「立地条件」が自然とついてきていることが多いのです。

立地条件もどんな建物を建てたいのかという目的によって、条件は変わってくるのでひと口には言えませんが、個人的には上記の順番がオススメです。

家相なども基本は「自然界に生かされている」ということが大元です。
生かされているのだから、自然界の力、作用さえも味方につけてしまおう・・・という実にシンプルで合理的な考え方から生まれているものだと習いました。

いろいろと複雑な世の中になったからこそ、シンプルな基本の姿勢を大切にしたいものです。