千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

とな~ぁえたてまつる~

2013年07月26日 | 御詠歌


今日はかなり蒸し暑かったです。
昨日に引き続き、夕方からは大夕立が雷とともにやってきました。

夕立もあがり、涼しい風が吹いてきたかな~と感じ始めた19時から、御詠歌の練習がありました。

最初は比較的涼しかったのですが、またベタ~っとした蒸し暑さが襲ってくると、外ではバシャバシャと雨模様。。。
そんな不快指数が高い日に、御詠歌の練習に来て下さる皆さんに感謝です。

御詠歌をお唱えする時には1曲ずつ、「唱え奉る、『曲名』御詠歌(御和讃)に~」と、詠題というものを皮切りにして始めます。

今日は御詠歌をお唱えしながら、「土用にうなぎを食べました?」とか「夏にはやっぱり鯨汁ですよね、食べました?」とか、食べ物の話に脱線しながらの会になりました。また、その脱線話が一番楽しい?のですが・・・。

話をしていて、この鯨汁って新潟だけなのかな?って話題になりました。
鯨肉は脂身が多く、食感が独特なので好き嫌いもあるでしょうが、浦佐では夏になると鯨肉にユウゴウなどの夏野菜をふんだんにいれたお汁が昔からよく食べられてきたそうです。私も暑い夏になるといただきたくなる一品です。各家庭でそれぞれ具の中身、味付けの差もあります。

今、国際裁判の場で日本とオーストラリアが捕鯨について争っていて、今年中に判決がでるそうですが、日本が負ければもう食卓に上がることはなくなるのでしょうね。どうなることやら・・・。

おっと失礼・・・、もちろん御詠歌の練習はきっちりしますよ~!!!

初練習。

2013年03月29日 | 御詠歌
今日は1日心配事相談。夜には今年初めての御詠歌の練習を行いました。

御詠歌講も始まってもう何年かで30年を迎えます。冬場は雪の影響で特に足下が危なかったり、見通しが悪くなる日があるので、12月の数珠洗いからは御詠歌練習はお休みをしています。

3月のお彼岸があけると、第1回目の練習を行い、また12月まで月2回、お寺の本堂で御詠歌を通じて仏教を学んだり、地域の文化や風習、また世間話をしながら楽しいひとときを過ごします。

今晩は冷え込みましたが、皆さんの熱気で本堂も活気に満ちていました。
皆さん、高齢化して70代~80代の方達が中心ですが、何と元気のあることか!!!40代の私などはいつもタジタジです。

いつも皆さん本当に強いなぁと思います。
逆に私などは何とひ弱なことだろう・・・と、いつも勉強させられます。

ともかく、今年も御詠歌スタートです。先輩方に負けじと頑張りたいと思います!!!

両祖大師誕生会

2012年06月15日 | 御詠歌


浦佐から約140キロ北に位置する清流、阿賀野川です。
昨日は会議があり、五泉市まででかけてきました。

随分眺めの良い会場でした。
画像の右手上流に約50キロほどいくと福島県の会津若松市になります。

この阿賀野川沿い、五泉市や水原などは戦国時代に揚北衆(阿賀北衆)といわれる武者達が活躍していました。浦佐城主を務めた水原親憲公も、後に水原城主を努めたあと、猪苗代や福島方面へと活躍の場を広げていきました。私にとって五泉や水原は何故か懐かしい土地に感じます。

会議の後は温泉に泊まる人もいましたが、私はトンボ帰りしてきました。

今日、15日は御詠歌講、毎年恒例の「両祖大師のお誕生を祝う会」が長岡で開かれるためです。
今年で17回目、県内の御詠歌好きな方達が集い、1日、両祖大師の誕生を祝って御詠歌を唱える催しです。

両祖大師とは、真言宗を開いた弘法大師(空海)と中興の祖である興教大師(覚鑁)(こうぎょうだいし・かくばん)様のお二人のことを言います。

御詠歌講の方達も皆さん高齢になりましたが、こうして皆が集まって、仏教に触れられるということは、とても大切なことだと思います。

すいませんが写真を1枚も撮れませんでした。
本部長は体調不良で欠席、事務局はお葬式で欠席、気がつけばその役がみんな回ってきてしまいまして、1日中、アップアップの状態でした。何はともあれ、無事に終わりました。ホッとしています。


第56回全国奉詠名古屋大会

2011年11月18日 | 御詠歌
今年は17日に名古屋市でご詠歌の全国奉詠大会が開かれました。
名古屋という事で2泊3日の日程で浦佐からバスで出かけてきました。

途中、長岡や柏崎で数名と合流し、合計17名で出かけてきました。



16日の朝は浦佐は冬空、八海山は雪化粧でしたが、長野から先は快晴!名古屋までほぼ移動で終わりましたが、熱田神宮をお参りしました。
市内のビジネスホテルに泊まり、翌日の大会に備えました。



17日の奉詠大会はこんな感じです。
第1部に東日本大震災犠牲者への慰霊法要。第2部で全国から集まった方達の奉詠。



第3部は未来への祈願法要!これは今までの大会になかったところで、私はこれは凄く良かったと思います。
過去と未来は常にセットでなければいけないと考えているからです。



大会後は長良川温泉に泊まりました。
奉詠が無事に終わり、皆さんと温泉につかり、楽しい夜を過ごしました。ちょうど鵜飼は10月15日で終わっていましたが、長良川沿いを散策すると鵜飼の船でしょうか・・・



今日18日は長良川温泉を出て、郡上八幡を散策、観光してきました。画像は名水の宗祇水。
お土産を買ったり、楽しい時間を過ごして帰ってきました。

いつも思うことですが、帰るふるさと、家があるということはとても有り難いことです。
震災の影響でふるさとから離れざるを得ない方々が、1日も早く帰られる日が来ることを願ってやみません。

大会前の練習日。

2011年11月11日 | 御詠歌
今晩は御詠歌の練習日でした。
今月17日に開かれる御詠歌の名古屋大会に向けての練習です。練習といってもあくまで御詠歌を「お唱え」するためのものであり、上手いとか下手とか、そういうものではありません。

御詠歌というものを通じて、皆が仏教のことや地域の風習を学んだり、世間話や時には旅行したり、一緒にお酒を酌み交わしたりしながらコミュニケーションを重ね、お互いに支え合って楽しくできたらいい・・・と思いながら活動をしています。

かなり高齢化が進んでいますが、皆さんあまり気にしていないようです。私も同じです。
今年の名古屋大会も楽しくなりそうです。

今日はかなり冷え込みました。皆さん風邪を引かないように気をつけましょう!!!

御詠歌の日

2011年08月29日 | 御詠歌
昨日は浦佐の明朗運動会があり、日頃の運動不足か、今日は足が痛かった~。

今日は午前中は心配事相談、午後からは昨日の片付けとお掃除、順番が逆になってしまいました。夜には8月最後の御詠歌の練習がありました。11月に名古屋で開催される全国大会(大会といっても競うものではありません)でお唱えする曲を決めました。今後の練習はその曲が中心になります。

御詠歌に来て下さる方も高齢になりましたが、夜の時間帯でも皆さんお寺に足を運んで下さって、本当にありがたいものです。

御詠歌を通じて仏教のことを学んでもらったり、世間話に花を咲かせたり、昔話をしたり、時には一緒にお酒を飲んで歌ったり、こういう時間は私にとってとても貴重な時間となっています。

第16回両祖大師のお誕生を祝う会

2011年06月15日 | 御詠歌


6月9日に四国八十八カ所第一番、徳島県、霊山寺前で記念撮影した1枚!



今日は長岡市の東泉閣を会場にして、第16回両祖大師のお誕生を祝う会がありました。
御詠歌講の人たちを中心として、1日報恩謝徳の法要を営んできました。両祖大師とは弘法大師空海と興教大師覚鑁さんのことを云います。

私が老僧から心配事相談を引き継いで今年で13年目を迎えました。13年でご相談にあたった件数は約2500件になりました。
そんな中でつくづく感じている事があります。心配事を乗り越えて、そしてその人なりに「成功」していく人には必ず信仰心があります。

たとえば今回の四国巡礼を例にしましょう。
4泊5日の日程で旅費は128,000円、プラス各お寺で御朱印をいただけば1ヶ寺につき300円か500円かかります。加えていろんな身支度もある程度必要になります。

自身に収入があるかないかという問題の前に、これについて最初にお金で計算する人と、お金の前に弘法大師の足跡を自身でたどってみたいと心から感じる人に大体分かれるようです。

短い期間かもしれませんが、私の実体験上、最初にお金で計算する人はどんなに星の周りが良くてもあまり良くなってはいきません。何故かと言われると私自身よく分かりません。

ただ、最初にお金で計算してしまう人というのは、まず現実しか見えていなく、人の心が見えていない傾向があります。どんなに経済的に豊かでも幸福を感じていない人はたくさんいます。また経済的には貧しくても心は幸せを感じている人もいます。常にブログでも書いていますが、仏教ではその「バランス」が大切です。どちらにも偏ってもいけません。

しかし心配事相談を受けてる中で、良い方向に向かう人は必ず「心」「先祖」「先人への感謝」を意識し、そこから学ぼうとしている人であると確信しています。
昭和の世の中を牽引してきた立派な経営者は実に信仰心豊かな人が多いと思います。
自分が成功したかったら、幸せを得たいと思ったなら、どんな親でも決して卑下したりしてはいけないのであります。

そんなお金を払って四国をお参りして何になる?毎日お経を上げて何になる?
信仰や考え方はみんな自由で結構ですが、立派な財と仕事をし、信頼を集め、実績を残してきた人は決してそのような考え方はしないものです。

ご詠歌大会。

2010年10月29日 | 御詠歌


今年もご詠歌の全国奉詠大会に参加してきました。会場は千葉県市川市!

27日朝、初雪の山並みを見ながらバスに乗りました。湯沢、土樽付近は里まで真っ白になっていました。
その日は巣鴨のとげ抜き地蔵、浅草寺をお参りしながらスカイツリーをみて、お台場のホテル泊!たまには気持ちを若くして、東京の夜景をみんなで満喫してきました。

28日は本番当日。
浦佐千手院支部は28番目の登壇となり、みなさん緊張しました。しかし、しっかりとお唱えをしてきましたよ~!今年も全国大会を終えて、ひとつの決まりがつきました。
しかし、東京は寒かった~。。。

ご詠歌の日

2010年10月06日 | 御詠歌
今日は午後から長岡で会議、夜にはご詠歌の練習があり、と移動の多い日でした。

ご詠歌の全国奉詠大会が10月28日に千葉の市川市であるため、大会を間近にして皆さんいっそう気合いが入っています。
毎年、大会にあわせて温泉など旅行を兼ねるのですが、今年は巣鴨のとげ抜き地蔵さまやスカイツリーの見学などをする予定になっています。

今年は千手院から20名の参加予定です。
ご詠歌の皆さんのパワーは凄いもので、私などはいつもタジタジにさせられます。負けないように頑張らなきゃ!!!

ご詠歌三昧・・・。

2010年09月08日 | 御詠歌
今日は1日ご詠歌漬けの日でした。

昼間は長岡でご詠歌の講習会、帰ってきてからはお寺のご詠歌の練習会が夜7時30分からありました。ノドを酷使したおかげで今はあまり喋る気力がありません。黙ってPCには向かっていられるのですが・・・。

夜の練習会も台風が進路を大きく変えてくれたおかげで天気も荒れず、いつも通りに大勢集まってくれて良かったです。乾ききっていた畑にも恵の雨をもたらしました。

しかし他地域ではすごい雨だったようですね。

雨にしろ暑さにしろ、今年は特別、社会全体に凄く格差があるように思います。
この分だと今年の冬も「平年並み」では済まないような気がします。大雪なのか小雪なのか、中間がないように感じています。