千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

菊まつりが始まりました。

2006年10月31日 | 行事・お祭り
今年も魚沼菊花展が始まりました。

1年間、心をこめて育てられた菊たちが勢揃いです。菊のアーチをくぐって毘沙門様の境内に多くの力作が飾られています。

境内には浦佐の名物「しんこ餅」が売られたりして、おいしい物をほおばりながら花を愛で、秋のひとときを楽しく過ごせます。

今日も天気が良く暖かな日よりだったので大勢の方が訪れていました。

是非足をお運び下さい。


いいお知らせ(*^_^*)

2006年10月30日 | 御詠歌
Blogをちょっと模様替えしてみました。どんな感じでしょうか?

さて、御詠歌の全国奉詠福島大会を無事に終えました。

写真をみるとリラックスしているようですが、かなり緊張されたことでしょう。本当にお疲れ様でした。

本番の録音テープを聴かせていただきましたが、とっても良かったです!

お唱えの後の講評もとてもほめていただきましたね。ホント有り難いです

私は残念ながら参加できませんでしたが、奉詠大会の翌朝、無事に赤ちゃんを授かることができました。元気な女の子で、母子共に健康です。皆さんに見守られ、応援をいただきながら授かった命のご縁は、かけがえのないものだと心から感謝申し上げます。

ですから、ここ数日バタバタしています。(>_<)

しかし、うれしいバタバタなので有り難い限りです。これからも皆さんの、地域のお力を借りながらがんばりたいと思います。

これってすでに親バカでしょうか?


御詠歌全国大会へ出発?

2006年10月25日 | 御詠歌
今朝、御詠歌の全国大会へ皆さん出発しました。

副住職は???

実は私的な用なのですが、どうしても都合がつかなくなってしまいました。

とても楽しみにしていたので、残念だ~のひと言です。

今頃御詠歌の皆さんは夕食の最中かなぁ~。

そんなことを言っても仕方ありませんね。とにかく明日の本番、今年の練習してきた御詠歌を自信を持って奉納してきて下さいね。お土産話を待ってま~す。



御詠歌のおけいこ

2006年10月21日 | 御詠歌
昨晩は御詠歌のおけいこがありました。

かなりの雨模様でしたが、大勢の方に集まっていただきました。

26日の全国奉詠福島大会にむけて、内陣まえをステージに想定してお唱えしてみました。皆さん、少し緊張気味

26日頃の福島の紅葉はどんな感じでしょうかねぇ?

御詠歌を奉納し、温泉につかり、紅葉を愛で、楽しい大会にしたいですね。

心を込めて御詠歌を唱えて参りましょう!

檀信徒研修会

2006年10月18日 | 行事・お祭り
今日、平成18年度 真言宗豊山派 檀信徒研修会が見附市の文化ホール「アルカディア」で開催されました。

毎年、この位の時期に会場を変えて開催され、1日、檀信徒の方を中心として真言宗の教えを学んでいます。

千手院からは12名の参加でした。今日も気持ちのよい秋晴れ!

開会式、昼食の後、お経と御詠歌の解説と実地、檀信徒総代協議会報告、そして総本山長谷寺、東京出張所長の大野弘俊師から「総本山長谷寺について」と題して法話をいただきました。

普段お唱えされいるお経の意味、長谷寺の歴史や現在の状況など、内容の濃い研修会でした。

千手院からの参加者は普段御詠歌をされている方もいて、お経の声など、とても響いていましたよ!

このような研修会を通して、これからも楽しく、肩肘張らずに仏教に触れていきたいですね。

今日は、皆さんお疲れ様でした。

賢兆和尚本葬儀式が一夜あけて

2006年10月16日 | 葬儀
昨日の葬儀から一夜明けました。朝方雨がちらつきましたが、今日も良い天気でした。

葬儀の際には千手院としてかなり細かい事をスタッフ、お手伝いの方々に注文致しました。「ここの字が違う」とか挨拶、謝辞のことについてなど、さぞなんでこんなにうるさいんだ、細かすぎると思われたことでしょう。

いろいろお手数をかけさせて申し訳ありませんでした。

葬儀後、あまり日を空けてもいけないと思い、今日書いています。

今回の葬儀、千手院の副住職の役目は「散華(さんげ)、対揚(たいよう)」という「讃(さん)」を本尊様と賢兆和尚の御霊に捧げさせていただくものでした。

一方、住職は「会奉行(えぶぎょう)」というお役目でした。「会奉行」とはお導師さまの次くらいに重要な役にあたります。

葬儀式の内容、進行を采配する責任者となります。お寺の住職の葬儀ともなると、実に多くのご寺院方が集まります。そこをとりまとめなければいけないのですから細心の注意が必要になります。

そこで、事前に打ち合わせを繰り返し、同意を得て決められていた事がずいぶん違っていたため、いろいろと言わせていただいた訳でございます。

そういう訳ですので、不快な思いをさせてしまっていましたら、その辺の事情をくみ取っていただきたく、お願い申し上げます。

副住職がお唱えさせていただいた「散華・対揚」の和訳です。

散華(さんげ)
「願わくは我れ道場にあって、香華を散じ、仏を供養いたします。
本尊大日如来と、その身体と言語と心によって行われる行為が宇宙全体に遍満し、如来の三密によって説かれる金剛一乗甚深教(真言密教のこと)とに帰命いたします。
香華を散じ、仏を供養いたします。
願わくはこの功徳をもって、あまねく一切に及ぼし、我等と衆生と皆ともに仏道を成ぜんことを。
香華を散じ、仏を供養いたします。」

対揚(たいよう)
「全宇宙を道場とする三密教主大日如来に帰依いたします。
四方四仏が真言密教の真実なることを証明いたします。
天衆地類、法楽をますます増加いたしますように。
このお寺の鎮守明神の威光は自由自在で何ものにも妨げられません。
賢兆尊師、正に覚りの境地におられます。
一切の霊が成仏いたしますように。
天皇はおすこやかに、国家はますます栄えますように。
寺院に障りなく、仏法はますます繁栄いたしますように。
法性は無漏であり、秘密霊妙な経典は、はなはだ深い意味を含んでおります。
願うところはすべて成仏いたしますように、金剛手菩薩よ。」

参考文献『新義真言声明集成』

少し長くなりましたね。

賢兆和尚さん、昭和初期にとり決められた「古山門」「旧文殊院」「毘沙門様本尊」のこと、しっかり話し合って前向きに結論を出し、そして浦佐の葬儀をよりよいものにしたく、本音で話し合いをできると思っていた矢先、本当に悲しいです。




賢兆和尚本葬儀式

2006年10月15日 | 葬儀
今日は隣の普光寺、永井賢兆和尚の本葬儀式が執りおこなわれました。

すばらしい秋晴れの中、厳粛な葬儀でありました。

東京で生まれ育ち、理工畑から宗教の世界に入られたのは弔辞の中にもありましたが、想像以上の苦労があったと思います。けれど、63才はあまりにも早すぎます。

私は「永井さん」と気軽に声をかけさせてもらっていました。時折、江戸弁がまじる粋な感じとスポーツ、政治、お住まいになっていた浦安近辺のこと、同級会で海外に行かれたときの様子など、楽しく話をさせていただいた思い出があります。

とても発想が豊かで、柔らかい方だったと感じます。できるならば、衣を脱いだお付き合いがしたかったです。

「普光寺」という大きなお寺の仕事、まわりからのプレッシャーは同じお寺を継ぐものとして相当な重圧だったと推察します。

この度の葬儀の反省、そして誤解のないように周囲の方々にお伝えしたいと感じている点は後日報告したいと思います。

今日はただただ、「永井さん」「賢兆和尚」のご冥福を、静かに、心からお祈り申し上げます。

「永井さん」海が好きだったんですね・・・。今まで気さくにお話をしてくださって本当にありがとうございました。  合掌


本堂屋根修理

2006年10月13日 | 本堂
本堂に足場がかかりました。

今年の大雪で本堂屋根のステンがめくれてしまったんです。千手院の屋根を葺いてくれたのは小千谷の業者さんですが、中越大震災後の仕事で忙しい中駆けつけてくれました。

雪国のお寺は積雪がすごいため、屋根は瓦ではなく銅板やステンで葺いている場合がほとんどです。新潟市や柏崎市など、冬でも雪がほとんど積もらない地域は違いますが・・・。

雪のちからは凄いものですね。自然の力にただただ頭が下がります。

足場がかかってこれから工事が始まります。工事が安全で終わりますように。

池掃除

2006年10月11日 | お掃除
10月ですが、冬へ向けた準備が少しずつ始まっています。

千手院には池が4つありますが、冬は積雪が凄いので深い棚のある池に鯉を移します。沢からの水を引いて池に入れているので、年2回は泥はけをします。

お寺の人間だけでやっているので、写真にはいつも人気がなくて少し寂しい気も・・・

来年の春にはまた鯉ちゃんを分けて各池にいれますので、お参りに来られた方には少し味気がないかもしれませんが、すいません。

今日の浦佐は曇り空たまに小雨があたって、水仕事は身体を冷やしますねー!この時期、魚野川に入って仕事をしている方をよく見かけますが、すごいですね。

あと1週間くらいで土用に入ります。季節の変わり目、風邪を引かないように気をつけましょう!

秋晴れ!

2006年10月09日 | 地域
昨日までの嵐がウソのよう、朝は少し雲が残りましたが、空気が透き通った1日でした。

あまりの寒さに越後三山にも雪が降ったかな?と思いきや、まだだったようです。妙高山では初冠雪だったようで、雪の便りが少しずつ近づいています。

今日、浦佐では「八色の森市民まつり」が八色の森公園で行われました。とっても良い公園で素晴らしい野外ステージがあったり、美術館、ワイナリー、ジェラードのお店などがあり、ダンスパフォーマンスなど楽しいイベントがあるお祭りです。オススメですよ。今年は終わってしまいましたが・・・。

しかし、お寺のお勤めがあったので今年は行けませんでした。

1日、相談事を受けていました。
私自身もそうですが、皆が何かしらの心配事を持っています。それらを本音でお話しできる場がなかなかないのが現実でしょう。千手院は本音でトークできる場でありたいといつも考えています。

ここ3年くらいで特に感じていることですが、「趣味は何ですか?」と聞いたときに「○○です。」と答えられる人が意外と少ないんです。

中国の古典や道教の教えの中には趣味はイコール南方世界、伝達、健康、明るさにつながると説かれています。

つまり、「趣味がない」ということは健康に難が出やすかったり、周囲に自分の意見や思いをキチンと伝えられていないのでは・・・と大ざっぱにですが判断できるんです。

某総理大臣がオペラなどの音楽が好きだったりするように、忙しい人ほど自分の趣味の時間を大切にしているのを見ても、「趣味を持つこと」がいかに大切なことであるかが分かります。

「趣味」の重要性、何かの参考にでもなればうれしいです。