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千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

今年は見られるか???

2012年11月26日 | 地域


10月後半から12月前半にかけて、お天気の良い、冷え込んだ朝にだけ姿を現す魚沼の雲海。。。これは去年の11月後半の雲海です。

今年はお天気が悪い日が多く、私はまだ1日も見に行けていません。本格的に雪になるとこの地点まで車で行くこともできなくなります。

とても感動的な魚沼の雲海・・・浦佐はもちろん、魚沼の街々はすべて雲の下・・・そして八海山からのご来光・・・今年も出会えるかな~?

消雪パイプ掃除

2012年11月25日 | 地域
今朝7時から門前地区の消雪パイプの掃除がありました。



このように魚沼一帯の生活道路には消雪用の配管がしてあり、冬場には地下水をくみ上げて降った雪を溶かすというしくみです。
浦佐は比較的水には恵まれた土地です。道路脇には雪を感知するセンサーがあり、一定量の降雪を感知すると自動で電源が入り、地下水をくみ上げて水を流します。ですから夜、寝ている時間帯でも自動で作動するようになっています。

今日は門前区のみなさんでそのパイプの清掃作業がありました。

作業の後はお葬式の助法があり、夕方には1~2時間程度外仕事。。。日が暮れるのが早くて、外仕事もなかなかはかどりません。



久しぶりにお天気になりました。今年の11月はいつも以上にお天気の日が少ない気がします。
越後三山も徐々に雪が下に降りてきています。

道こしゃいと花見。

2012年04月30日 | 地域


桜満開!少し散り始めました。



今日は浦佐城跡・薬師様の道こしゃいがありました。「こしゃい」とは浦佐の方言で「作る」という意味です。冬場の雪で傷んだ登山道の整備と看板立て、カタクリなどが踏み荒らされないようにロープを張るなどしてきました。



今年も大雪だったので、階段などは大きく崩されていました。ボランティアの皆さんのおかげで史跡と里山が保全されています。



5月3日にオオイワカガミ鑑賞ツアーがありますが、オオイワカガミの開花は南斜面の一番早いところでやっと蕾がピンク色に染まり始めたところです。見頃は去年と同じく5月中旬になると思われます。



同じく、南斜面では木の芽が盛りになり始めました。このツルがどんどんと伸びて木の芽棚を作ったりもします。ひとつ棚を見つければ、十分な量を摘むことができます。
魚沼でいう「木の芽」とは山椒の芽ではなく、アケビのツルのことをいいます。同じ新潟県内でも海岸沿いではアクが強く、あまり食さないそうです。

雪深い魚沼ではアクがほとんどなく、調理も簡単な事から春を告げる山菜のひとつとして重宝されています。
採ってきたばかりをさっとおひたしにして、ウズラか普通の卵の黄身をのせて、お好みで醤油をかけていただきます。

他にもコゴメ(コゴミ)、ウルイなど、山菜が始まってきましたよ~。



午後からは恒例の門前地区の花見が境内で行われました。
桜が一番良い時に、午前中の山整備のほどよい疲れも手伝って、たいそう、気持ち良くなってしまいました。


石峠。

2012年02月27日 | 地域
寒気が強まり、今朝も30cmくらいは新雪が積もったでしょうか・・・。

今日は太鼓の練習会があり栃尾のお寺さんへ行ってきました。
浦佐からだと国道17号から252号、290号線を経由すると車で約1時間の距離です。

途中、守門などの地域では浦佐よりもやはり積雪が多いです。



車を止めて1枚パチリ。
国道290号線の石峠付近です。今は石峠トンネルができましたが、トンネル開通前まではカーブが連続する難所の山道でした。

完全に真冬の道路事情に戻り、1時間30分かけて到着。
上杉謙信、そして油揚などで有名な栃尾で1日を過ごしてきました。

朱豊会!

2012年02月26日 | 地域
3月3日、浦佐裸押し合い大祭に奉納し、撒くお餅を1日かけてつきました。
私の同級生達で作る餅会が「朱豊会(しゅほうかい)」といいます。他にもたくさんの餅会があり、それぞれの会が3月3日前の土日にかけて餅つきをするのが恒例になっています。



餅つきをしていると、浦佐多聞青年団の最高幹部の方々がお手伝いにきてくれました。
裸押し合い大祭はこの青年団がいなければできないお祭りで、最高幹部になるとこうやって各餅会を回ってくれるのです。町内にたくさんの餅会があるのですから、全部回るのも大変ですが、若手の心意気を感じられるいい時間です。



杵と臼で、子ども達の手をとりながら「サンヨーサンヨ!」とかけ声をかけながら行います。子ども達にも良い経験ですね。



そしてお餅を手で丸め、形を整えます。紅白のお餅ができました。
もちろん、衛生面には特別気をつかいながら行います。

このお餅を毘沙門堂のお護摩修行の聖火にあてると「福餅」となり、それをお祭り当日に雪台の上から参拝者に撒き与えることから「撒与(さんよ)」という言葉が生まれ、先ほどの「サンヨーサンヨ!」のかけ声になる訳です。

1日で何升ついたのだろう。。。ちょっと覚えていません。



1日、雪模様のお天気でしたが、夜、慰労会で気持ち良くなって帰ると境内の大ケヤキにまた雪の華が咲き、外灯のほんのりとした光を受けて、ことのほかキレイに見えました。お酒が入っていたこともあるのでしょう・・・しばらく眺め入ってしまいました。



写真を撮ったりしていると、遠くから「サンヨーサンヨ!」のかけ声がしてきます。
青年団最高幹部や信心ある人達は、お祭りの1週間前から水行をしているんです。雪解けの冷たい水の中、さらしを巻いての寒行です。
ある意味、普通のお坊さんよりも厳しい行かもしれませんね。。。

祓川整備作業

2011年08月21日 | 地域


先般の豪雨被害で、山からの土砂崩れなどで倒れた木を除去する作業を有志8人で行いました。
朝8時から作業開始。心配していた雨も持ちこたえ、約1時間30分程度の作業で川を覆っていた倒木などを片付けることができました。

当初は川の両サイドに伸びるヨシの草刈りをする予定でしたが、豪雨被害でヨシはほぼ倒れ、流されていました。
また、川の形もかなり変わったようです。深くなったところ、浅くなったところ、川幅が広がったところ、曲がり方も変化しました。

これも自然の循環法則でしょうから、ホタルを含めた水生生物にとっては必要なことなのでしょう。川の条件は前より良くなったような感もあります。あとは私たち人間が適度に、バランス良く山や川とお付き合いしていくことが大切かな・・・。この少し下流には年々増えていた水芭蕉もあるのですが、どうなっているかは来春の様子をみないと分からなくなりました。

しかし、みんな生きるために必死ですから大丈夫だと思います。
来年のホタルは確実に減少するでしょうが、地道に、長い視点をもって取り組んでいきたいと思います。

充実の1日

2011年06月29日 | 地域
しかし今日は蒸し暑かったですね。こんな日はホタルが舞うには絶好の天気だと思いながら・・・

午前中は心配事相談、午後からは浦佐駅前の働く婦人の家を会場にして約1時間の法話をしてきました。大和地域包括支援センターさんから依頼を受けて老人会の方々が中心でしたが、91名もの方が集まって下さいました。地元の方々ですので知っている方が大勢いましたが、逆に遠方で話をするより緊張してしまいました。

心身を豊かに、幸せに生きていくために仏教はどのように役に立つのか?をメインテーマに話をさせていただきました。

お寺に帰り、夜には御詠歌のお稽古がありました。
前回に皆さんにご案内して、今晩は練習時間の半分を「ホタルを見に行きましょう」ということで、ぞろぞろとホタルを見に行きました。
昨日までの調査では5匹程度しか確認できていなく、今日の暑さで多少は成虫が増えていると思っていましたが、定点観察で約20匹のゲンジホタルを確認できました。天候などに大きな変化がなければ、昨年と同じくらいの7月10日前後がピークになるように思います。

皆さんも喜んでくれて、ホタル観賞のマナーについてや、観光のホタルではなく子供たちのための教育のホタルであって欲しい私の希望や、色んな生物多様性の上に成り立っているホタルであることなどをお話しして、今日はホタル談義の御詠歌の日になりました。

しかも今日はカメラを抱えた人が数人撮影をしていました。ホタルの写真は難しそうですが、いい写真をお寺の本堂に飾りたいと思っているワタクシ・・・だれか撮っていただけないかなぁ~。淡い期待を込めて!

浦佐まちづくりシンポジウム

2011年06月26日 | 地域
浦佐まちづくりシンポジウムなるものがありました。
3部構成で第1部は午前中に浦佐西山のトレッキング、第2部は午後から普光寺本堂でまちづくりについて色々な講義があり、第3部は懇親会。



朝からあいにくの土砂降り・・・かなりキャンセルした方もあったようで、三十三番観音巡りは沢道が増水して危険だったため、浦佐城跡から秋葉様を経由するルートだけにして、それでも6人参加で行われました。

あちこち大雨警報がでていて事務局では中止も検討したようでしたが、決行しました。
歩き始めて20分くらいすると雨は上がり、あとは下山するまで雨には遭わずに済みました。



山の途中にはコシジシモツケソウ。この花が見られる頃になるとホタルも季節を迎えるといわれています。

午後からの第2部は60人くらいいたでしょうか・・・いろんなお話を聞いて改めてまちづくりのあり方について考えさせられました。

夜の懇親会まで出席しましたが、私が最年少でした。
欲を言えばまちづくりにはもっと若者の参加、発想が必要なのでは???しかし、中高年の皆さんはなんとパワーのあることか!

浦佐城跡下草刈り・整備作業

2011年06月18日 | 地域


朝7時から浦佐城跡の下草刈りと、緑の募金助成事業を活用した木製階段20基の設置作業を行いました。薄曇りで暑くもなく、快調にスタートしました。

草刈り班と階段設置班に分かれ、現場へ。



昨年と、今年は5月5日にも同じ作業をしているので皆さん手慣れた手つきで作業が進みますが、やはり重労働です。今回は三の丸跡下の滑りやすい斜面に的を絞って設置しました。



作業完了!画像では見えませんが上部まで20基を設置できました。これでまた登りやすくなりました。

今回は草刈り機の数が少なかったので、全長約2キロの登山道を草刈りするのにはかなり時間がかかりました。次回からは草刈り機の数と人手の調整を考えなければいけません・・・反省です。

後片付けをすべて終えてお寺に入る頃には本降りの雨となりました。作業が間に合って良かったです。
このような皆さんのおかげで浦佐西山が年々きれいになっています。感謝、感謝です。

残念なニュース・・・

2011年06月16日 | 地域
浦佐スキー場の来季の営業休止が決定された・・・残念なニュースが飛び込んできました。

私がジュニアスキーチーム時代から育てていただいたスキー場が続けられなくなる・・・寂しいの一言です。
冬になると毎日学校帰りにお寺の玄関にランドセルを置き、そのままスキー場へ直行!6時まで先生から競技スキーのレッスンを受け、終えるとナイター終了の9時までとにかく滑りまくっていた頃を思い出してしまいます。

日本のスキー界を代表するデモンストレーターを数多く輩出した名門のスキースクールも定評がありました。

栄枯盛衰、世の中の流れには逆らえないのも分かりますが残念です。

スキー場下で旅館業を生業としていた人にも大打撃です。いっそう厳しい時を浦佐は迎えています。こんなときこそみんなで叡智を振り絞り、何事にも前向きに取り組んでいきたいものですね。