千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

浦佐城跡看板設置

2009年03月31日 | 地域


毘沙門堂山門前に浦佐城跡の看板を設置させていただきました。
本当は設置場所をもう少し内側にしたかったのですが、写真愛好家の方々からアングルに入る位置はやめて欲しいとの意見を頂戴していたこともあり、少し目立ちませんが、ないよりは良いはずだと思い、自前で立てさせていただきました。

一生懸命、地域の景観を考えた活動をされていらっしゃる方々もあるため、はずした方が良いご意見が出てきたときには外したいと思います。

昨年から、「浦佐城跡はどこですか?」という質問を道端で結構受けました。団体などはガイドがついたりしてまだ良いですが、個人の場合やはり案内看板はあった方がよいと思います。

また、大変多いのが「トイレはどこですか?」
この質問、分かります。自分たちが観光地へいったときを考えてみれば当たり前のようなことですが、残念ながら毘沙門堂前にはそれがありません。ほんのささやかな掲示ですが、看板に入れさせていただきました。

それと、浦佐城跡登り口にも市が立派な案内看板を設置してくださるとのことです。本当にうれしい限りです。



看板を設置してからは、雪囲いはずし・・・境内の5分の1くらいは終えることができました。あと、良いお天気もあって、浦佐城跡の杉林の枝打ちの進み具合を見に行くことに・・・。

すでにカタクリの花が咲き始めていました。
雑木を切り出したこと、下草をしっかりと刈ったこともあるのかな・・・、今までには見られなかったところからたくさんの花、花芽が見えました。日に日に楽しみです。

もう少しで枝打ちも終わりそうです。。。

墓地積雪状況(3/29)最終

2009年03月29日 | 墓地積雪状況


4月になろうというのに寒い1日でした。
昨晩も雪が降り、春の雪なので消えも早かったですが、今日の夕方でもまだこれだけ残っています。

天気予報をみていても、この雪が最後の雪になりそうですので、この冬の墓地積雪状況は今日で最終にしたいと思います。今年は小雪で、UPした回数も少なかったですが、遠方からのお墓参りに少しでも役立てたなら嬉しく思います。



一昨日には今年初めての御詠歌の練習を行いました。
寒かったので、ストーブを何台も焚いてのお稽古となりました。この冬も皆さん元気で過ごされた様子で安心しました。今年も楽しく、のんびり、程良い緊張感をもって学びたいと思います。

明日の天気は久々の晴れマークが見えます。外仕事がはかどりそうです!!!

冬へ逆戻り

2009年03月26日 | Weblog


今までの暖かさで境内のオオイワカガミも花が咲き始め、「いい感じ」であったのが、一気に寒さが戻り、今日の午後からは真冬のような景色に戻りました。



午前中は青空が広がっていたのがウソのよう・・・、一転して吹雪になりました。せっかく立てたお地蔵さまのノボリ旗も大丈夫だろうか???今後の降り方によりますが・・・。

今日は1日、人間ドックに入りました。
昨年から始めたのですが、私もいつまでも若くはなく、検査をするとメタボに徐々に近づいているようです。それに、どうしてもお酒がつく機会が多いため、肝臓や内臓脂肪なども気になるところです。

やはり体も心も健康が一番大切ですよね。
かけがえのないものは一番身近にあるはずです。近すぎて見えなくなってしまうのが人の性か・・・?仏の種は自分の中にあるはずです。

花粉飛び散る

2009年03月22日 | Weblog
今日は朝から雨が降ったり止んだり、それ以上に風の強い1日でした。

お彼岸参りに出かけていると、あまりの強風に山々の花粉が飛び散り、黄色いような緑のようなモヤが山を覆い、雲のようになびき、流れていました。

花粉症の方が見れば、ゾーっとするような光景でした~。

明日のお彼岸明けを前に、今日で何とかお彼岸参りが終了しました。大きな問題ももなく無事に終えて少しホッとしています。

しか~し、天気予報を見たら、2,3日後には雪だるまマークがあるではありませんか何箇所か雪囲いをはずした木々があったり、お地蔵様のノボリ旗など、大丈夫かな???雪の降り方にもよりますが、小雪であることを願います。

暖かな日差し。。。

2009年03月21日 | 教えられたこと
お彼岸中ですが、ご法事がありました。
四十九日、百ヶ日の法要の後、お墓に納骨でした。

暖かな日差しが故人の人柄を物語り、家族、親類縁者に惜しまれての旅立ち・・・。亡くなられたお婆さん、高齢ではあるものの突然に倒れてしまい、皆さん複雑なお気持ちであったようです。

私は「魂」を信じています。
そして老僧からも教えられたこと・・・「魂には時間はない」最初はピンとこない言葉でしたが、この職業についていると、じわじわと身にしみて感じてくるようになりました。

「身体があるから時間を感じる」だんだんと老いていくからこそ、時間を感じることができ、ふと目をつむると、魂は過去にも未来にも、縦横無尽に走っていくことができる。楽しかった思い出も、未来の姿も想像でき、そこには「時間」という概念は存在しない。ん~、なんか難しくなっちゃいましたね。

たとえこの世で別れても、あなたが故人を思い出した瞬間、その人の魂はそこにあるのだと思います。お墓にいると思った時にはそこにいるし、海外でも、旅館でも、「思ったとき」にはそこにいる・・・時間はないのですから。

けど、お墓の存在も大切だと思います。人はやはり弱い生き物ですから、その人が生きたシンボル的存在はあった方が良いと思います。子供の頃は何か怖かったり、不気味な存在でしたが、今ではあった方が心が豊かになっていくと確信しています。

今年の中日。

2009年03月20日 | 地域

お彼岸の中日、昼と夜の時間が同じ・・・、少しずつ明るい時間が長くなると、あぁ~春がやってくると感じます。

今日もお彼岸参りに出かけました。春のお彼岸は20日が中日の時と21日が中日の時がありますが、今年は20日・・・ワタクシの3?歳の誕生日でもあります。お寺が忙しい時に生まれたんだなぁ・・・と感じます。

40歳も間近になり、人生の半分くらいは過ぎたのかな?
せっかくいただいた生命・・・悔いのないよう、楽しんで、思いっきり後半戦に挑んで生きたいもんです。「一度きりの人生・・・」大切にしたいですね。

お彼岸参りの途中、車で浦佐駅前を通ったとき、ふと看板が新しくなっているのに気づきました。今まで見向きもされなかった「浦佐城跡」の案内も入っていて、なんか妙にうれしくなりました。感謝です!

もう少しお彼岸参りが続きます。
「彼の岸」を感じながら、いい時間を過ごしたいものです。

浦佐城跡・薬師さま枝打ち

2009年03月19日 | Weblog


何日か前から、浦佐城跡・薬師様の杉林の枝打ち作業に入っています。
今年は雪が全くないので、作業の方もやりにくそうですが、日に日にキレイになっていく杉林を見ると気持ちがすっきりします。
まだ日数がかかりそうですが、薬師様もきっと喜んでくれることでしょう。



明日、お彼岸の中日を迎えることから、彼岸参りの合間をぬって境内のお地蔵さまのノボリを立てました。冬の間、寒々としていた境内の光景も少しはにぎやかになりました。

彼岸参りが終わると、あとは雪囲いはずしなど、春の準備でまた忙しくなります。これからは雪になっても大したことはないと思うのですが・・・どうでしょう???やっと春がやってくるー

どうしたんだろう・・・

2009年03月16日 | Weblog

3月14日、15日にお釈迦様がお亡くなりになった涅槃会がありました。
本当は2月15日なのですが、魚沼は雪深い地域の風習が残り、1月遅れの3月に行っています。なかには地域格差をなくすため、2月にしているところも多々ありますが、千手院では相変わらずの3月15日です。

画像は千手院に伝わる涅槃図・・・文化8年に賢順和尚が奉納した掛け軸を平成8年に賢能和尚が修復したものです。絵図は手をつけず、まわりの額縁だけを修復したものですので、約200年近く前の絵図がそのまま残されています。

これだけの彩色が当時のまま残されていること・・・本当に有難いことです。
私の代でも、できるだけ現状そのままに次世代に引き継げたら・・・と思います。

その3月14、15日あたりからお葬式の使いが続いています。今時期、これほどのお葬式件数があるのは、千手院では珍しいことなのですが、今年の暖冬傾向などを裏付けるものなのでしょうか?・・・天候不順です。

自然界に生かされている自分・・・、お葬式に立ち会う度に痛感しています。きっと私がコンクリートに囲まれ、季節の移り変わりが感じられずに日々を過ごしていたらきっと感じられない感覚だと思います。

それぞれに良い点、悪い点あると思いますが、基本は「自然界の法則」・・・、これを見失わないよう精進したいと思います。


すごい風だ~。。。

2009年03月13日 | Weblog
夕方から、どんどん風が強くなっています。天気予報をみていると全国で大荒れの様子ですね。

山に囲まれた魚沼でも凄いですから、海沿いなどは私などには想像できない風なんだろうと思います。

今は南風ですが、これから北風に変わっていくようです。これも季節の変わり目、春は急にはやってこない・・・移行期間(土用)がある・・・、人生にも当てはまることかと思います。自然の中に生かされている存在なのですから・・・。