千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

今年も1年ありがとうございました。

2017年12月31日 | Weblog
うっすらと陽が差す大晦日を迎えました。
特に日差しの少ない冬の浦佐では、冬にのぞめるお日様ほど有り難く感じるものはありません。

明日のお年始の準備を終え、これから本堂を閉め、住職、寺族だけで1年の感謝をご本尊様、ご先祖方にお届けして、少し早い年とりを行います。
その後は23時45分から、毘沙門堂の御護摩法要の助法にいくのが千手院の年の越し方になっております。

今年も1年、たわいもないブログに訪れていただき、心から感謝申し上げます。

毎年、12月には書いているかも知れませんが、「坊さんって、普段は何をしているの?」そんな質問から始めたブログも10年以上になり、当寺の日常の生活、活動の様子が少しでもお届けできていれば幸いです。

皆様良いお年をお迎えください。新たな年に向かって、神仏、ご先祖様のご加護、お導きがありますようお祈りいたしております!


よく降った~

2017年12月28日 | Weblog


夕方の墓地・・・昨晩は思ったほどの積雪にならず、今日も1日雪模様でしたが、かろうじてお墓の上部が雪からでています。
しかし、よく降りましたね~。

今年も残すところあと3日。皆さんはどのような1年だったでしょうか?

千手院では、古山門の聖徳太子像の修復が完了したり、本堂の冷房を設置したり、墓地の子育て観音様の周囲を整備したり・・・といったところが例年と違う、主だった活動になったかと思います。

少しずつ、少しずつ、自分にできることを着実にやっていきたいと思います。

大雪

2017年12月27日 | Weblog
昨晩から本格的に降り始めた雪が、積もること、積もること・・・、今日も1日中降り続け、今も勢いが止みません。

朝から除雪作業に追われ、つい写真も撮り忘れ。
お墓もあと30cmほどで、全部が雪に埋もれてしまうくらいの積雪です。この調子だと明朝には雪の下になっているでしょう。

たしか、平成17年、18年の冬も12月に大雪になり、お正月前に除雪作業で身体がバキバキ音を立てていたのを思い出しました。
今のところ、その時ほどではありませんが、平成29年元旦には境内に雪がまったくなかったのですから、分からないものですね~。

切り終えた・・・

2017年12月22日 | Weblog


今年は予定よりだいぶ遅れて、お正月のご祈祷の幣束に使うヨシを切り終えました。これで約1000とちょっとあります。

秋に刈ったヨシを天日干しし、皮をむいて、幣束用の長さに切りそろえます。
少々節の曲がったところも、大切に扱います。今でも全部手作業なので、結構時間がかかりましたが、とりあえず一安心。

そして今日は冬至ですね。
明日から少しずつ日照が増えていくかと思うと、寒い冬ですが心が前向きになります。
そんな夜はゆずとカボチャで、心も体もホカホカになりたいと思います

今年の冬は長そうだ・・・

2017年12月17日 | Weblog
深夜から降り始めた雪があっという間に積もり続けています。
今日も本格的な冬型の気圧配置・・・先般の雪が根雪になって、積もることの早いこと・・・。今年は冬が長そうです。

今日はご法事がありました。新しくお檀家になっていただいたお宅です。
菩提寺があったのですが、諸事情があり、千手院を菩提寺としていただきました。

昔、庶民は菩提寺を選ぶことはできませんでした。
お上から「あなたの菩提寺は○○寺です」という一言で決まったのです。ただ、それもご縁のひとつ、否定してはいけません。それが代々続けば立派な伝統、歴史のひとつとなります。

しかし、時代は「選べる時代」になりました。
学校も、病院も、お医者さんも、みな自分で選んでいけるようになりました。お寺もそうであると思います。

ですから、今日もお話しをさせていただきました。
「千手院を選んでいただき、本当にありがとうございました。ご縁に応えられるよう、精一杯勤めていきたいと思います。ただ、将来、私がおかしなことをしたり、後継者が礼節をわきまえない時は、遠慮なくお寺を代えてください」と。

代々、受け継がれてきた菩提寺を大切にすることは、素晴らしい価値あることだと思います。
反面、お寺もほとんどが世襲制になりました。あまりにおかしい・・・と思えるときは、ご先祖様だったらどう考えるだろう?きっとこうするはずだ。自身の信念と、先人達の想いに寄り添って、時には勇気ある決断をしなければならないときもあるかも知れません。
その事を、お釈迦様は「自灯明、法灯明、お灯しは2本立てなさい」と、おしゃっいました。信念を立てること、そして先人達の教えに照らし合わせること、その上で決断し、真ん中を歩みなさい・・・と。実はこれが1番難しい。

初出動

2017年12月14日 | Weblog


朝、一通り点検を済ませ、初出動しました除雪機クン!
12月に出動したのは、よく覚えていませんが、あまりなかったように思います。

境内は豊かな地下水をまわすおかげで、かなり消雪できるようになりましたが、水を上手く回せないところ、境内の裏側の屋根から一気に落ちた雪などはやはり機械の力を借りないと除雪できません。

この除雪機はかなりハイパワーですので、固くなった雪も遠くまで飛ばすことができます。その分危ないですけどね。
気をつけて作業しないといけません。

午前中は曇り模様でしたが、午後からは雪模様。
昼間できなかった分、また夜なべ仕事が増えそうです・・・。

大雪

2017年12月13日 | Weblog
12月も15日前に、これだけ降ったのは随分久しぶりのような気がします。



本堂前は約50cm、墓地は約70cmほども積もりました。



たった2日で・・・、まるで1月から2月のような光景です。
除雪機もまだ点検しておらず、急いで取りかからねば!

冬前の雪囲い、降れば朝晩の除雪作業、いつも「大変ですね」と声をかけていただきます。
たしかに大変な作業で、年を重ねるほどに大変になっていくのかも知れませんが、しかし、これがないと雪国のような気もしませんね。

雪と上手に付き合うには、水の流れや勾配、木々の植える位置、いろんな事を考えないといけません。
それだけ自然と真剣に向き合わないと、痛い目にあうのは自分なのです。それって、案外楽しいものだと思います。
他にはない、せっかくの雪なのですから是非楽しんでやりたいと思いまーす。子供達を見習わないといけません。



重ね置きして撮ってしまったので、見苦しくてすいませんが、千手院の八丁紙を切り終えました。
昔からの型が2種類あり、しめ縄にはさんで飾っていただく、大きいサイズのものです。

多くを切れないので、毎年、決まったお宅にお歳暮と一緒にお届けをさせていただいています。「めでたい」という型です。
代々、住職が自ら切り続けてきた八丁紙です。

今はコンビニやホームセンターなど、どこでも、しかも手の込んだものがたくさんあり、千手院でもこの伝統的な型とあわせて、新型を?などと、頭の隅で考えているのですが、今は手一杯でなかなかそこまでできません。しかし、遊び心をもって取り組んでいきたいものです。

外は雨・・・

2017年12月11日 | Weblog
今日の浦佐は雨のち雪の予報。
しかし、朝は快晴、お昼頃からポツポツと雨が降り出し、これから夜にかけて雪になるのでしょうか?
今朝は雲海がでるかと思いきや、でませんでした。今からあと1週間ほどが、浦佐の雲海スポットから見て、八海山の八ツ峰の位置からの日の出になります。ダイヤモンド八海と雲海が今年は見られるだろうか?

さて、境内や墓地もすっかり雪はとけてしまいましたが、今晩からの雪で、はたしてどうなるか?

私はただひたすら(笑)お正月準備でございます。
これに除雪作業が入ってくると、予定が大幅に狂ってしまうので、ちょうど良く?雪が降ってくれるとよいのですが・・・。それが1番難しい!


自然薯

2017年12月08日 | Weblog
私は毎年2回ほど、大きく体調がリセットされます。
お正月行事が過ぎた頃と、お盆が終わった頃です。

今年はお盆が過ぎても体調が良好で、体調管理が上手くいったな~と思っていたのですが、ここのところの寒さもあってか、師走だというのに喉、咳、熱・・・風邪を引いてしまいました~、やっちゃった。

そんな弱っているところに、今日届いたのがコチラ!!!



毎年お供えをいただいているIさんからの自然薯、スゴ~イ!
これを折らずに、この長さで掘り出してくるには相当な労力がかかっただろうに。

滋養強壮、体力がつく、有り難い、美味しいジネンジョです。
本尊様にお供えをして、いただきたいと思います。これで風邪もどこかへいってくれるでしょう!ありがとうございますIさん!