goo blog サービス終了のお知らせ 

千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

お祭り準備。

2010年02月27日 | 行事・お祭り


いよいよ魚沼地方に春を告げる、日本三大奇祭のひとつ、浦佐毘沙門堂裸押し合い大祭が間近になりました。

境内も積もった雪をならしたり、福餅を撒く雪台が作られたり、着々と準備が進められています。




お寺に出入りの大工さん方も毎日準備に追われています。
ここはお祭り当日のお札売り場を作っています。ちなみに右に見える大工さんは私の同級生なんです。(笑)

私は毘沙門堂境内にある古山門(太子堂)の雪囲い外しをしてきました。
今の立派な山門が建つ前にあった山門を現在位置に移動してきた建物で、かなり痛みもひどくなってきていますが、何とか護持していきたいと思います。

しかし、浦佐にこのお祭りが訪れる頃になると、土や木々の香りや鳥の鳴き声が今までとは違ってきて、春の気配が日々強くなってきます。

ほほえみ。

2010年02月25日 | Weblog
すいません、メールの送受信ですが、今晩無事直りました。
機械系に弱い私にとって、PCがトラブルを起こすと本当に焦ってしまいます。

ここのところの暖かさで雪消えが一気に進んでいます。
墓地に立っていらっしゃる子育て観音様も日ごとに姿を現し、今日は観音様の足元にいる子供たちが姿を現しました。これでも積雪はまだ1m50cmは確実にあります。
雪解けで千手院脇を流れる祓川の水かさが増して、境内に流れる水路があふれたため、水門を閉めにいったら思わず目が合ってしまいました。やっと暖かな日差しを浴びて本当にうれしそうでした。

上手く言葉にできませんが、こんな姿を見ると、仏さまは必ずどこかで見守ってくれているはずだと感じます。

興味惹かれるもの。

2010年02月24日 | Weblog
最初にお詫びのご連絡です。
昨日あたりからメールの送受信に不具合があり、いただいたご連絡に返信できていない状態です。申し訳ございません。急いで診てもらっています。

さて・・・今日は会議のため東京へ行ってきました。
浦佐も快晴でしたが、東京はそれ以上に暖かくて気持ちよかったです。

せっかくの東京でしたので、時間をつくって代々木にある「刀剣博物館」の新春名刀展に足を伸ばして来ました。

実は前から気になって、惹かれていたもののひとつに日本刀があります。

お寺に奉納されていた刀があり、随分放置されていて痛みもひどく、何とかできないものかと考えていたのですが、専門家にみてもらい何振りかは修復ができると分かりました。しかし、そこは職人さんの世界、日本刀の修復には多額の費用がかかることも知りました。

最初はあまり気にもとめていなかった日本刀ですが、実際に真剣を手にしてみると実に魅力的で、調べるほどに興味惹かれ、これは私費を投じても修復する価値は十分にあると思うようになりました。

日本刀の痛みはどんどん進んでいくものですから、何とか頑張りたいと思います。



ドンドンドコドコ

2010年02月22日 | Weblog
今日は太鼓の練習で栃尾に行ってきました。
雪が多いかと思いきや、守門から石峠付近は相当量でしたが、市内は浦佐に比べると随分少なかったです。

それに今日は春一番が吹いて気温も上がり、グッと雪も解けたことでしょう。

太鼓の練習は定期的に行われているのですが、なかなか都合がつかず、私などは最低の出席率で恥ずかしい限りですし、周囲のレベルについていけるかどうか心配でもあります。

しかし、新潟市での『響愛』から少しずつですが、確実に越後の青年僧侶のレベルが上がってきていると感じています。声明や太鼓などのレベルが上がって、お寺や仏教のもつ魅力が少しでも広まればありがたい限りです。

ただ今日の心残り・・・
せっかく栃尾に行ったのに、時間がなくてジャンボ油揚を食べて来られませんでした~。

餅つき

2010年02月21日 | Weblog

魚沼に春を告げるお祭り、日本三大奇祭のひとつ、3月3日、浦佐毘沙門堂の裸押し合い大祭が間近になりました。

今日はお祭りに奉納し、福餅となる餅つきをしました。
私の同級生の会で集まり、晴天の1日を福餅作りに費やしました。

毎年恒例となりましたが、私たちのような会が浦佐にはたくさんあり、その方達がお餅を奉納してくれたり、お祭りの押し合いに参加してくれたり、様々な協力のもとにお祭りが維持されています。

今日の餅つきにはお祭りを取り仕切る「多聞青年団」の方達もお手伝いにきてくれて、有意義な1日が過ごせました。どこの地域、お祭りもそうですが、若者の参加がなかなか難しくなっている現状のなかで、それでも頑張っていこうとしている青年団には本当に感謝しています。

千手院は毘沙門堂の塔頭寺院のひとつですが、青年団同様、できる限りの協力は惜しまないつもりでいますし、それが義務でもあると思っています。青年団を見習って、寺方もしっかりと襟を正さなければいけないと感じています。

うれしい発見。

2010年02月17日 | Weblog

境内前の積雪はまだ2mほどもあるというのに、昨日、ふとしたところになんとふきのとうを発見しました~。

毎年、一番最初に春の訪れを感じさせてくれるふきのとうですが、今年は雪が多かった分、格別にうれしく感じました。少しずつですが確実に春が近づいてきています。

・・・と思いきや昨晩から雪が降ったりして、せっかく一生懸命でてきたふきのとうもまた隠れてしまいました。

しかし、こんな光景が見られ始めるようになると、気のせいかもしれませんが、少しずつ春の匂いがしてくる気がします。土、草木が活動をはじめて、雪の隙間からは土の匂い、草木の幹が緩みだすのか、なんとも表現できない匂いが漂いはじめます。

まだ2月ですが、すっかり気持ちを春モードにしてくれる「ふきのとう」です。

涅槃会

2010年02月15日 | Weblog
今日、2月15日はお釈迦様が入滅された日、「涅槃会」です。

千手院では月遅れで来月となりますが、雪のない地域ではどのお寺も法要をしていることでしょう。

お釈迦様のお舎利にみたてたお団子を撒く訳ですが、きっと最近では団子拾いにいく方は年配者がほとんどでしょうね。

おじいちゃん、おばあちゃん、どうぞそんな機会にはお孫さんの手を引いて連れていってあげて下さい。そんな体験がいつかきっとお孫さんの役に立つ日がくると思います。時には論理的でない世界、やって何の意味があるのか分からない体験も大切だと思います。

これも「バランス」かな???

子供撒与

2010年02月14日 | 地域


千手院裏にある白山神社で子供撒与の福餅が撒かれました。
午後7時30分、境内には大勢の子供、大人達が集まり、魚沼に訪れる春を待ちわび、今年も健康であるように祈りを捧げました。

撒かれる福餅にはお菓子なども混じり、子供達はお参り以前にこれが目当て!!!撒かれると競って拾いあっていました。

これが大事だな~と思います。
子供の頃はとくに意識はしていなくても、こうやって年中行事に参加することで、時間をかけ次第に情緒豊かな心が作られていくのだと思います。



そして我がお寺では、毎冬の恒例の「けんさん焼き」をしました。
熱々の新米のおにぎりにショウガ味噌をたっぷりのせて炭火で焼き、大きめのおわんやどんぶりに2~3個入れ、大根おろしをたっぷりといれて熱湯を注ぎ、お好みで焼きおにぎりを崩したり、味噌を加えたりして食します。身体がとても温まります。

けんさん焼きの由来にはいろいろあるようですが、亡くなった老僧からは、昔、武将達が冷たくなったにぎり飯を剣の先に刺し、火にあてて温めて食したのが始まりだと聞きました。
「剣先焼き」から「けんさん焼き」とのこと。

雪に囲まれた魚沼の人たちには、身体が温まる何よりのご馳走だったことでしょうね。

食することもそうですが、今では火鉢に炭をおこし、皆で囲むことの方がまた新鮮だったりもします。

開幕

2010年02月13日 | Weblog
バンクーバーオリンピック開幕しましたね。

新潟県からもアルペンの皆川選手など、ご縁ある選手がでています。きっともの凄いプレッシャーでしょうが、きっとやってくれるでしょう。

浦佐はここのところ雪も落ち着いていて、三月三日の裸押し合い大祭の準備のため、毘沙門堂境内にも重機が入っているようです。

明日の晩は千手院の鎮守さまでもある白山神社で「子供撒与(こどもさんよ)」が行われます。本番前、子供たち中心のお祭りとでも申しましょうか・・・大勢子供たちが集まってくれるといいですね。バレンタインなどとは言っていられない???

長岡の行列。

2010年02月11日 | Weblog

今日は新潟県内、同宗派のすべてのご寺院が年一回集まる行事が長岡でありました。

駅から会場へ向かう途中、すごい行列にあいました。
「何だろう?」と思いつつ、歩を進めると今日は「美松」さんのサンキューまつりだったようで、シュークリームを買い求める行列でした。

テレビでも見たことがあったので、なるほど~、と思いつつ足を運びました。

今はどこでも郊外型の店舗が元気なため、駅前がすっかり寂しくなりましたが、この行列を見て少しうれしくなりました。思わずサンキューでした。