桜満開!少し散り始めました。
今日は浦佐城跡・薬師様の道こしゃいがありました。「こしゃい」とは浦佐の方言で「作る」という意味です。冬場の雪で傷んだ登山道の整備と看板立て、カタクリなどが踏み荒らされないようにロープを張るなどしてきました。
今年も大雪だったので、階段などは大きく崩されていました。ボランティアの皆さんのおかげで史跡と里山が保全されています。
5月3日にオオイワカガミ鑑賞ツアーがありますが、オオイワカガミの開花は南斜面の一番早いところでやっと蕾がピンク色に染まり始めたところです。見頃は去年と同じく5月中旬になると思われます。
同じく、南斜面では木の芽が盛りになり始めました。このツルがどんどんと伸びて木の芽棚を作ったりもします。ひとつ棚を見つければ、十分な量を摘むことができます。
魚沼でいう「木の芽」とは山椒の芽ではなく、アケビのツルのことをいいます。同じ新潟県内でも海岸沿いではアクが強く、あまり食さないそうです。
雪深い魚沼ではアクがほとんどなく、調理も簡単な事から春を告げる山菜のひとつとして重宝されています。
採ってきたばかりをさっとおひたしにして、ウズラか普通の卵の黄身をのせて、お好みで醤油をかけていただきます。
他にもコゴメ(コゴミ)、ウルイなど、山菜が始まってきましたよ~。
午後からは恒例の門前地区の花見が境内で行われました。
桜が一番良い時に、午前中の山整備のほどよい疲れも手伝って、たいそう、気持ち良くなってしまいました。