千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

坂戸城跡へ

2011年05月11日 | お花たち
今日はお休みをもらいました。
事前の情報だとカタクリで有名な六日町の坂戸城跡の桃の木平群生地付近が見頃を迎え始めていると聞き、雨が降るあいにくの天候でしたが登ってきました。

さすがに国の指定史跡です。御館跡など大きな遺構が残っています。



下から城坂を登りましたが、かなりキツイ傾斜で大雪の影響か何カ所か崩れかけているところがありましたが、下から上まで道の両脇にはカタクリが咲いていました。ただお天気が悪かったので花の元気がなかったのが残念でした。



桃の木平は雪が少し残っていましたが、かなり咲いている感じでした。ここでも花の元気がなくて残念・・・。

この後、実城跡(山頂)~大城まで足を伸ばし、同じコースをたどって下山しました。
帰る頃には結構雨が強くなってきましたが、それでも年配の方と大勢すれ違いました。週末などはかなりの人が登るのでしょうね。

それにしても全山がカタクリ・・・すごいですね~。また今はタムシバやエンレイソウなどもたくさん見られました。
花や山道、これを維持するのは相当大変だろうなと・・・関係各位には頭が下がります。

山に入ると心が落ち着きます。いい休日を過ごさせてもらいました。

ニリンソウ

2010年05月10日 | お花たち

ここのところ浦佐ではお葬式が続いています。今朝も亡くなった知らせが届きました。
立夏もすぎて、少しずつ陽気は安定し始めるのでしょうが、まだ不順なのでしょうか???私も風邪がなかなか治りません。困ったものです。

たった1ヶ月前までは、お墓の頭がやっと見えるほど雪がありましたが、アッという間にとけて早春の花が次々に咲き誇り、今は山菜が真っ盛りです。

山菜が最高潮を迎える頃になると、境内の隅にひっそりとたたずむニリンソウがキレイに咲いてくれます。ニリンソウは比較的どこでもみられる花ですが、私の知る限り、浦佐の西山では自生している箇所は少ないようです。

ニリンソウは比較的湿気があり、ちょうど良い陰りがあるようなところに咲いています。あまり日照りが強く、乾燥したところでは育たないとのことです。

人間も同じです。みんなオンリーワンなのですから、それぞれに花を咲かせる環境は違うのが当たり前です。

しだれ桜

2010年04月28日 | お花たち

境内のしだれ桜は3分咲きくらいになりました。
昨日からの強風でつぼみが開かないまま、随分飛ばされたり、枝が折れてしまって残念ですが、それでもキレイに咲いてくれはじめました。

という訳で、昨日から桜のライトアップを始めさせてもらいました。
またブログにもUPしたいと思います。

今年のアジサイ

2009年06月25日 | お花たち
本堂裏の畑の片隅に咲いているアジサイ・・・。
これからこの場所を改修工事する事になりました。

それに伴い、このピンクのアジサイもどこかに移動しなければいけないのですが、まだ場所が定まらないでいます。工事予定では花の最中に動かすようになってしまうので、今年は申し訳なく思っています。

午後からは、自殺予防の会議に出席してきました。
討論を重ねていく度に、結局は死生感にたどり着きます。さらに広げれば先日の脳死による臓器移植法の問題も大いに関係してきます。大変難しい問題ですが、宗教家こそは真っ正面からその問題に取り組まないといけないと思います。葬式仏教と揶揄されないためにも!(もちろん、葬儀も立派な仏教の一部ですよ。)

ケキツネノボタン

2009年06月15日 | お花たち

先日、名前が分からなかった花の名前が分かりました!
「ケキツネノボタン」黄色くて可愛らしい花とともに、実が画像のようにつきます。また、茎にも細かい毛がたくさんついています。

ある方から教えてもらいました。ありがとうございました。

さっき、TVを見ていたら、脳死について特集していました。何を持って人の死とするのか・・・、大変難しく、考えさせられます。また、その問題に宗教家があまり関われていないことに無念さも感じます。(もちろん、しっかりと主張している宗派もあります)

ここのところ、相談の中で「死」について問われることが多くあります。そして今日はお葬式の連絡がありました。若い方のお葬式です。そして偶然TVで上記の問題がピックアップされていました。ご縁でしょうか。。。

死と生は常に隣り合わせ、表裏一帯・・・、私たちは、そのことについて宗教上のプロなのですが、う~ん、とにかく考えさせられます。

ボタン②

2009年05月12日 | お花たち
今日はピンクのボタンが満開になりました。
パッと見ただけでも10くらいの大きな花が「これでもかぁ~!」といわんばかりに咲いています。

たったの2株にこれだけの花・・・アッパレ!!!

このピンク色のボタンは、私の一番下の弟が本山・長谷寺の修行から帰った際に植えた2株です。今年で3年目になりますが、最初は花をつけませんでしたが、すごくキレイになりました。

ちょうど今年から茨城県のお寺さんに修行にいくことになり、今頃新たな土地で頑張っていると思いますが、この花を見る限りきっと良いことがあるに違いない!そう思いたいです。

ボタンが咲く頃には毎年、草刈りが忙しくなります。
今日も1日草刈り機を肩にかけ、大体の草刈りが完了しました。手がプルプルしています。

今年のボタン

2009年05月11日 | お花たち
暑い日が続きます。

このお天気で境内のボタンの花が一気に開きました。
今年は桜も山菜もみんな一斉でしたが、ボタンもそれにもれず一斉に咲いてしまいました。

幹の太さからは想像もできないような大輪の花が紫、白、ピンクなどすごく素敵に咲いてくれました。冬の囲い作業は大変ですが、この花を見るとそんな苦労は吹き飛んでしまいます。

今、境内中が芝桜とボタンの香りに包まれています。

花は何故こんなにも人の心を解きほぐし、豊かにしてくれるのか???といつも感じます。長い冬をしっかりと耐え抜き、力を蓄えてきたからこそできる仕業・・・。無意識に、それを人生にたとえている自分がいます。この感覚は年を重ねれば重ねるほど強くなっていくはずです。

さくら情報

2009年04月10日 | お花たち


暖かい日が続きますね。
千手院の境内のしだれ桜も、グッと蕾が膨らみました。まだ固い様子ですが、この暖かさ・・・もしかしたら明日あたりには花が開き始めるかもしれません。

桜の木全体がピンク色に染まり、今年もきっと素敵な花を魅せてくれるでしょう。



境内のしだれ桜の下を通ると、お寺の庫裏の入り口がありますが、今日は朝から一気に足場がかかりました。

庫裡が建って40年近くになりますが、老朽化が進み、昨年から屋根の雨漏りがひどい状態が続いていました。その修理をさせていただいています。しかし、さすが職人さん、今日1日で広い屋根の修理作業が終わるそうです。ハヤ~!!!

シュウカイドウ

2008年09月16日 | お花たち

爽やかな1日でした。今日は相談事で1日が終わりました。

本堂が再建200周年記念事業で白壁の塗り替えを行っているため、しばらく相談事は部屋を変えて応接室で行っています。

そこからは中庭が見え、祓川からの沢風が入るため、今日も外は結構暑くなりましたが、中は気持ちよい気温でした。

その中庭の一角に秋海棠が花をつけて楽しませてくれています。
秋になると実のなる方へと目が向きますが、その分花を咲かせるものがあると一層引き立ちます。それぞれに花を咲かせる時期があります。

私の花の咲く時期は一体いつになるのやら???

アジサイ

2008年07月03日 | お花たち
朝は比較的涼しかったものの、お昼くらいから気温が急に上がりましたね。
暑い日でした。

年2回出している「おてら通信」も出来まして、後はプリントアウトするだけと思いきや、廃トナーが一杯になり、交換部品がまだ届きません。もう少し時間がかかると思います。どうぞお許し下さい。

お寺のアジサイもきれいな青色をつけてくれました。
そんな中、先日、お寺の役員会を開きました。議題は「千手院再建200年記念事業について」でした。

「響愛」コンサートの関係で準備が遅れていましたが、今年11月2日(日)友引の日に記念法要を行うことになりました。

つきましては、記念事業として中越地震で損傷を受けた壁の修復と、寺号碑の建立を計画致しました。檀信徒の皆様には趣意書等、詳しいお願い、ご案内文書をお届けさせていただきたいと存じます。

いろいろとご迷惑をおかけするかと思いますが、200年に1回しかないご法縁ですので、どうかご理解、ご協力の程、心よりお願い申し上げます。

ブログでこんなことを申すのは失礼かと思いましたが、取り急ぎのご報告としてお願い致します。

200年・・・、その間にどれだけの先人がこのお寺に関わり、護持発展に力を注いでくれたのか・・・、ただただ、有難い限りです。