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千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

望。

2012年08月31日 | Weblog
さっき、お寺の世話人さん達との会議が終わり、仕事の郵送書類を投函しようと外に出るとまぶしいくらいのお月さまの明かり・・・、「そうだ、今日は満月だった」と、暦を見ると、22時58分が満月の時刻だそうです。

しかも、今日は甲子の日です。
高校野球の聖地は「甲子園」と言います。干支というのは「十干」と「十二支」で構成されていますが、その十干のスタートは「甲」、十二支のスタートは「子」、その二つが合わさる日が「甲子」といい、60ある干支の一番最初となり、何事においてもスタートを切るに縁起の良い時だと伝えられています。

その甲子という「日」は1年に7日ほどしかありません。
その日に満月というのは、さらに滅多にない機会!!!しかもお天気次第でお月さまにお目にかかれるのも数知れず・・・、なんてラッキーなんでしょう。。。

こんな夜には流れ星の如く、何かお願い事をするに限る!!!

会議の後でしたので、会議でお話し合いがされた墓地の法面崩れ防止工事が順調に進みますように・・・、千手院の檀信徒に幸が注がれますように・・・誰もが安心して過ごせる世界が訪れますように・・・私自身もしっかりと過ごせますように・・・などなど、つい欲張ってたくさんのお願い事をしてしまいましたぁ~。。。

甘いかな・・・

2012年08月30日 | Weblog
今日はお葬式がありました。
いつも思うことですが、一人の人間が生まれて死んでいくという事は本当に様々なドラマがあり、厳しくも、楽しくも、辛くもありますね。上手く言葉にできませんが、常に重みを感じます。

残暑と共にバタバタ気味の日々が続いています。

隣町の小出では猛暑日の連続記録が更新されたとか・・・。皆さん体調が崩れるわけですね。

明日は1日会議で長岡に出かけてきます。
坊さんも一人の人間、たまには朝寝坊してみた~い・・・なんて甘い事を言っております。。。

フェーン現象。

2012年08月28日 | Weblog
今日の浦佐も暑かった~。

台風の影響でフェーン現象が起き、お寺の本堂内も日中は31度、外も35度近くあったと思います。加えてフェーン現象による熱風!!!記録的な暑さに小雨に人間も草木もフラフラ状態ですね~。

今日は日中は心配事相談、夜は御詠歌の練習。
夜になっても大して涼しくならず、御詠歌に来て下さる方々もちょっと夏の疲れが見られました。私も御詠歌やお経を唱えていると、声の出てくる位置が普段より上がっていることに気がつきます。いつもならお腹の底から湧き出てくる声が、底ではなく、肺に近い方から出てくるのです。これは身体が疲れているバロメーターで、呼吸に意識をおいているとすぐに分かります。

しかし、この暑さはいつまで続くのかなぁ~???
なんて言っていると、あと数ヶ月ですぐに雪が降ってきたりして。。。

諏訪様と明朗運動会。

2012年08月26日 | Weblog


諏訪様の祠と後ろに見えるは浦佐城跡・薬師様のある薬師山。

26日、27日は毎年恒例、門前区、そして千手院の鎮守様のひとつ、諏訪様の祭礼が執り行われます。
朝6時から門前町内の方々で清掃、お飾りをし、夕方5時から読経、そのあと本堂で直礼、一献酌み交わします。その後はお盆ではないのですが、この夏を思い返すようにほんの数人でささやかに盆踊りをします。

ただ、今年は浦佐地区の明朗運動会が重なってしまい、役員の方々は本当に大変だったと思います。お疲れ様でございました。

日中、35度近くの気温の中、運動会。終わって慰労会。その後に諏訪様の祭礼という過密スケジュール。
もう皆さん、諏訪様の祭礼の頃にはフラフラ状態でした。それはそうですよね、この暑さですもの。

私は諏訪様の御札やヘイソクを用意したり、細かな準備のため、運動会は午前中で帰らせてもらいました。

諏訪様への読経が終わり、直礼で献杯の発声が終わると、ほ~んと久しぶりに夕立がやってきました。何日ぶりの雨だったでしょうか・・・1時間くらいは降っていたと思います。これぞまさしく恵みの雨!!!

この諏訪様の祭礼をもって、千手院の夏の行事が終了します。
あとは徐々に秋モードへ突入していくのですが、まだまだ厳しい暑さは続きそうです。

目上と目下、そして自分。

2012年08月25日 | Weblog
今日は1日、心配事相談とご祈祷で終わりました。
相変わらず浦佐には雨が降らず、人に聞いたところによると、昨日、隣町などではバケツをひっくり返したような雨が降ったとのことです。どうも雨が一滴もないのは浦佐周辺だけのようですね。

さて、今年は春から子供の不登校などの相談が例年以上に多くなっているように感じます。

相談に「親」が来た時、対象となる子供は「目下」となります。その時、先ず私が見るところはその親から見た「目上」への対応の仕方です。
物事に問題が起きるときは、必ずどこかでバランスを崩しているはずで、ひとつの問題を真ん中において右と左、上と下などと、両極から考える視点を第一としなさい・・・と老僧から教えていただきました。

ただ、それはあくまで基本のスタンスであるだけで、実際はそこを起点にさまざまな方向から問題を考えていきます。

「目上」とは、近くは親の両親、遠くはご先祖、あの世への考え方になります。

先日、NHKで東京都の「樹林墓地」への多くの問い合わせ、申し込みが殺到しているとの番組がありました。
費用も安価で、内容を聞くと人気がでるのも無理はないだろうなぁ、と感じました。

田舎の浦佐でもお墓の継承や墓地の在り方については色々な問題が発生してきており、社会のニーズにあった墓地を提供するのはお寺としても大切な役目だと思っています。しかし、ニュースを見ていて、私の立場からすると何かが足りないような、物足りなさを感じました。

そこに人とのコミュニケーションや、宗教というものに触れる、話を聞く、する、といったような「人との関わり」がほとんど感じられなかったのです。「目上」を偲び、思う場所には必ず「学び」がセットになっていないといけない、という先人達の教えがあります。そこから学ぶことで「対人関係」を築くことができるという教えです。対人関係が築けない人は必ず孤立し、やがて心の病を引き起こします。

お墓事情を考えると都市部の樹林墓地などは確かに必要だと思いますが、費用の問題だけでなく、そこに「宗教」や「学び」がセットになっていなければ、子供達の問題、大人でも抱える心の問題は今後も増え続けるのではないかと感じた番組でした。

雨よ・・・

2012年08月24日 | Weblog
しかし雨が降らない・・・畑も山々も草木も乾ききり、もちろん人間も疲れ切っているように見える。



中庭の池の畔に咲く秋海棠。
それでも秋の気配を感じさせてくれます。

何事もバランスをとることは難しい。お釈迦様のおっしゃる「中道」を実践することは、やはり大変な事ですね。

雨が少なく大地が乾ききっているせいだろうか・・・竹島問題なども潤いが少ないやりとりが続いていますね。お互いの主張を討論することは結構ですが、どうぞ頭に血が上らない、大人の対応を望んでいます。頭寒足熱で・・・。

自分がやるべき事は何なのか?できる事は何なのか?頭を冷やして考えましょう。。。

朝涼昼暑。

2012年08月20日 | Weblog
午前中の心配事相談がキャンセルになったため、今朝は早起きして浦佐城跡、薬師様の登山道の下草刈りに行きました。
ちょうど5時くらいが日の出になるでしょうか・・・日がのぼり始めると気温はグイグイと上昇し、昼間は35度の猛暑日になりました。

昨年襲われたオオスズメバチなどに気をつけながら、約4時間ほど作業して下山。午後からは心配事相談で終わりました。
このくらい残暑が厳しいと、昼間は暑すぎて山仕事はちょっと危険ですね。
昨年までは登山道脇の方まで広い範囲を草刈りをしていましたが、今年からは刈り方を変えて、スズメバチが攻撃時期を終える晩秋、初冬まではリスクが少ない登山道のみにしようと思っています。



山には山栗が実をつけていて、秋に備えていました。



午前10時頃、三の丸下から浦佐の町を一望します。いかにも暑そうな風景です。

中央の大きな建物が上越新幹線の浦佐駅。その向こうに流れる川が魚野川、画像の右手側が上流になります。魚野川の向こうが一面の八色原(やいろはら)。越後三山からの扇状地に広がる八色原でとれるスイカが八色(やいろ)スイカになります。雪解けの地下水、土壌、高温多湿の条件が、他では真似できない八色スイカを育みます。

そして知り合いの農家さん曰く、今年のように昼間がとても暑く、朝晩が涼しい、気温差が大きい年はコシヒカリも豊作で味も良くなることが多いのだそうです。

もうすぐ食欲の秋がやってきますね~。


残暑、あつ~っ。

2012年08月18日 | Weblog
お盆が過ぎましたが、ちょうど土日ということもあり、ご法事が続いています。

比較的涼しいはずの本堂も昼間は30度近くまで気温が上がってしまい、さすがに冷房設備がないものですから、お参りの方にはかなり負担をおかけしてしまっています。



夕方の越後三山も暑そうな夏山です。。。
今朝などはかなり涼しかったのですが、夕方になっても蒸し暑さが残っています。

まぁ、こんな事を言っているのもあと一時です。
暑いときには暑くていいのでしょうね。人からの情報ですが、この暑さで浦佐の名産の八色スイカはとても出来が良く、甘さが乗っているそうですし、売れているそうです。まだ食べた事のない方は是非ご賞味あれ!

お見送り。

2012年08月16日 | Weblog
15日までお檀家さんのお宅をお参りし、16日がお盆で迎えた精霊をお送りする日となっています。地域によって15日のところ、16日のところがあるようです。

お迎えをしたらお送りをする、お願い事をしたら報告をする、必ず物事は「対」で考えるように老僧からよく言われましたが、実はとても難しい事でもあります。13日にお迎えをする人は多いですが、お送りにくる方はまばらです。

そうした風習も先人達から受け継いでいる「生きる智慧」のひとつだと思います。こういうことは無意識のうちに日々の生活に反映されてくると思うからです。



千手院ではお昼前に素麺などのお供えをすると、ご先祖方をお送りに行き、あとは境内、本堂内の片付けに入ります。
お供物の八色スイカ、果物、野菜類なども一斉に下げ、下に敷く杉の葉も処分します。





片付けが終わると毎年親戚の方々と浦佐ヤナに行き、精進明けをします。

魚野川にかかる浦佐ヤナは浦佐の名所のひとつです。昨年の新潟福島豪雨の被害で壊滅的な打撃を受けたにもかかわらず、一生懸命営業を続けています。

魚沼の清流、魚野川には何カ所かヤナ場がありますが、ここ浦佐ヤナ場の川魚料理は天下一品です。
昔ながらの焼き場は炭火のススで真っ黒に黒光りし、川の男達が上半身裸になって鮎、ウナギなどを焼いてくれます。ここのうな重をいただくと、他のウナギとの差が歴然と分かります。

私が中学生の頃までは、この魚野川で泳いだり、深みに飛び込んで遊んだり、ヤスを持って魚つきをし、川の中州で火をおこし、枝を削ってついた魚をさして魚焼きをしたりして遊んだものですが、今では学校や漁業組合の関係などもあり、そんな光景は全く見られなくなりました。

子供ながらにそういう経験を通じて自然の厳しさと優しさ、身を守る術を学ぶことができたと感じていますが、川でなくとも今の子供達には是非経験して欲しいと願うことでもあります。

今年も無事にお盆を迎えることができました。感謝です。

お迎えの日。

2012年08月13日 | Weblog


昨日の朝6時から境内の提灯張り。門前地区の有志の方から毎年設営をしていただいています。

そして今日13日はお盆の初日。
私が中学生の頃までは、早朝に裏山の沢にヨシを採りに行き、午前中に盆飾りの準備を終えて、夕方3時くらいから夜8時、9時くらいまでお迎えのお参りがありましたが、最近は時代の変化か、遠方の方など13日の午前中からお参りにみえる方があるので、12日までにはヨシ飾りなど、盆飾りの準備を終えて、13日の午前中は細かい箇所のお飾りだけにしています。



境内には提灯と、正面に盆灯籠。



内陣と位牌檀(右側部分)はご覧の通り。見にくいですが、ヨシや季節の果物、野菜などが供じられます。



本尊様下です。
ヨシを門飾りにして、杉の葉とホオズキをかけてご先祖をお迎えします。本来はここは須弥壇(しゅみだん)というのですが、お盆だけはこの棚のことを「精霊棚」といいます。普段は位牌檀にある歴代住職のお位牌をお盆の時だけはここにおろして棚を作ります。



お位牌の前には施餓鬼鉢の中にキュウリ、ナスなどをサイの目に切ったもの、素麺、いごなど、飲み込みやすいお供えをし、ミソハギを添えます。蓮のあるところでは、蓮の葉を敷いて飾ってあげるところもありますし、浦佐ではとれるときにズイキの葉を蓮の葉の代わりにして供えることもあります。またキュウリの馬、ナスの牛を作って飾ります。

何故、サイの目に切るのか?ごく簡単に説明します。

お釈迦様の弟子の一人に目蓮という方がいました。
とてもかわいがってくれた母親が亡くなり、優しい母だったから、死後も大変良い世界に生まれ変わっているはずだと思っていました。

ある時、得意の神通力を使って母親の死後を観てみると、何と餓鬼の世界へ墜ちてしまっていました。餓鬼の世界とは、食べたくても食べられない、飲みたくても飲めない世界です。

お釈迦様に相談したところ、目蓮さんの母親は我が子には大変優しかったが、他の子ども達を同様に扱うことができなかった。そのために餓鬼の世界に行ってしまったとのお答えでした。

じゃぁ、どうしたらよいのか?と質問をしたところ、7月15日にお坊さん方が集まる機会があるので、そこで大勢の方々から読経をしていただきなさい、そして食事を振る舞って差し上げなさい、との事でした。もちろん、目蓮さんも出家をしていてお釈迦様の十大弟子のお一人でしたが、言われるようにしたところ、餓鬼の世界から抜け出て、天上界に昇っていった・・・、あまりのうれしさに目蓮さんはじめ、周囲の皆さんも踊ったり、歌が始まった・・・これが盆踊りのもとになるそうです。

本当に簡単な箇条書きですが、このような云われがあるため、もしかしたら餓鬼界におちてしまっているかもしれないご先祖、そして他の生きとし生けるものすべてのために、何とか食べやすいように、のどを通りやすいように工夫をしてお供えをしている事になります。

自分たちにできる、最大限の工夫をご先祖さまに手向けている・・・目に見えないあの世に思いを寄せる想像力と繊細な感性は素敵なものだなぁ~、とお盆の由来を知ってから感じるようになり、年々その思いは強くなっています。

今日は夜が長いので、午後はしばし休憩し、3時前後から歴代のお墓、お檀家さんのお墓参りへ行きます。夕方から夜8時前くらいまでは、本堂で読経供養を執り行います。今日も蒸し暑いですが、これも浦佐のお盆らしくて大いに結構です。。。



最後に、昨日の夕方、お盆飾りのヨシを採りに行くと沢の流れにオニヤンマが一生懸命卵を産み付けていました。こういう光景が当たり前に見れれることは、とても幸せなことですね。