千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

茨城へ。

2013年10月31日 | Weblog
今日から1泊で、ご詠歌全国大会に茨城に来ています。

浦佐千手院からは11名の参加です。全国から約1200名の参加のもと、日頃の練習の成果を存分に発揮し、お唱えできました。

今晩は栃木県益子に泊まり、慰労を兼ね、色んなことを話しながら夜を過ごしています。

真面目に取り組むところ、くだけるところ、両方が大切だと思っています。

こういう時間が私の宝物になっていくのです。

快晴!!!

2013年10月28日 | Weblog
今日は本当に良いお天気でした~。越後駒ヶ岳にはまた雪が降ったようです。

午前中はご法事、午後からは宗派の事務仕事と境内の掃除を行いました。
萩の木を刈り取り、ここのところの雨風で落ち葉だらけになっていた境内掃除・・・、桜やケヤキの木にはまだたくさんの葉っぱがついています。これから雪降りまでは、冬準備のため、こんな晴れ間はとても貴重な時間になります。
池掃除に鯉の消毒、木々の雪囲い、墓地や山の看板やゴミ箱の撤去、消雪パイプの掃除と点検、防雪ネット張り、網戸洗いなどなど・・・、お寺の外仕事って結構あるのですよ~。



境内中庭の比較的早く赤くなる品種のモミジが色づいています。

山の方も徐々に紅葉が進んでいますが、今年の色づき具合はどうなることや?期待しましょう!!!

夜になり、澄んだ空に星がたくさん見えています。
このまま明日の朝冷え込めば、雲海もでているでしょう。ただ曇ったり、気温が下がらないと雲海は出ませんし、その広がり具合が全然違います。どのお宅も朝は忙しいでしょうが、お寺もしかり・・・明朝、どうなるかな???

ビックリ!!!

2013年10月25日 | Weblog
今日も1日心配事相談で終わりました。
どうも昨日の朝から目の調子がイマイチだったので、午後の相談事のあと、眼科を受診してきました。

おかげさまで異常はなく、支払いをしていると、「昨日テレビ観ましたよ!」と医院の方から声をかけられました。
何のことかな???と首をかしげていると、NHK新潟の「わたしの旬」というコーナーで、私が投稿した写真がデカデカと紹介されたとのこと。。。実名で投稿していて、「けんじゅん」というあまりない名前だったのですぐに気がついたとのことでした。

ほんの何気なく撮った写真を紹介していただいて、私の感じる浦佐の良いところが伝えられたら、と~ってもうれしいです。



それがこの写真です。今年のものではありませんが、この10月後半から12月初旬の雪降り前の冷え込んだ朝に現れる雲海です。
「魚沼大雲海」とタイトルをつけて投稿しました。

これは八海山の八ツ峰から日が昇っている、ダイヤモンド八海?左の山が越後駒ヶ岳!グンと冷え込んだ日には午前10時頃まで雲海が広がっています。この雲海の下には浦佐をはじめ、六日町、塩沢、小出などの町と人があります。

特に11月も中旬からは冬型の気圧配置が多くなり、このような雲海に出会えるのは数えられる程度です。でも、だからこその絶景です。

今日はビックリ、そしてうれしいニュースが舞い込みました!!!

もうすぐ菊祭り。

2013年10月24日 | Weblog


今月31日から、第28回魚沼菊花展・浦佐菊祭りが始まります。
浦佐毘沙門堂の山門に続く石畳前には出迎えの菊のアーチが飾られています。菊祭りにあわせて花が咲くように、今はまだほとんどが蕾です。

愛情を込めて育てられた菊の花たちが皆様をお待ちしています。是非足をお運びください。

今日は1日中、心配事相談、夜は御詠歌の練習がありました。
冷たい雨が降る中でしたが、今月31日に茨城県で御詠歌の全国奉詠大会が開かれるため、参加者を中心にして2時間みっちりとお唱えをしました。

気がつけば10月も後半、本当に時が経つのが早く感じます。1日1日を大切に過ごしたいものです。


気になる台風の進路・・・

2013年10月23日 | Weblog
先般の台風被害に加えて、新たに来ている台風が2つ・・・今後の進路が気になるところですね。
伊豆大島はじめ、各地に被害がでませんように!

その台風の影響か、今日の浦佐は暖かく、山寺の千手院にはカメムシさんが大勢訪れてくれています。。。まぁ、これもキレイな水や環境があるからです。

午前中はご法事、午後からはご祈祷、ご祈祷後は浦佐城跡に忘れ物をとりに行って1日が終了。
10月の最初に山の下草刈りのお礼にとお酒をいただいていました。それを20日の「にいがた狼煙プロジェクト」の際に、浦佐城・薬師様の会の皆さんに飲んでいただこうと、狼煙上げ予定地に置いていたのをすっかり忘れていました。

結局雨がひどくてプロジェクトは中止になったので、振る舞いができなくて残念でした。もちろん雨に濡れないようにして置いてきたのですが・・・。次回、会の集まりがある時までとっておきますね~。

あとは昨日の水の手歩道整備作業の様子を確認して下山してきました。
越後三山を見ると、紅葉も中腹あたりまで降りてきました。浦佐城跡もほんの少しずつですが、葉の色が変わり始めています。

交流会。

2013年10月22日 | Weblog


昨日から1泊で柏崎市へ行ってきました。
長野、佐渡、越後の豊山派の役職にあるお寺さんが集まり、各地区の問題や今後の課題などを話し合う交流会で、毎年会場持ち回りで行っている会議です。

薄くもりで時々晴れ間がでる落ち着いたお天気で、海も静かでした。水平線の向こうにはうっすらと佐渡が見えます。

今日は午前中に浦佐に戻り、浦佐城跡の水の手歩道整備の関係で現場へ行き、打ち合わせを行いました。先日の写真よりも随分と作業が進んで、本当にきれいな道ができています。



ここは水の手ではありませんが、この右上が実城(本丸)跡になります。
この急斜面を今日から森林組合の方々が下草刈りをしてくれています。画面で見ると大した斜面に見えないかもしれませんが、相当な急角度で、足下が悪い中をどんどんと作業を進めていきます。ちょっと私たちのようなボランティアの素人レベルではできない箇所です。

浦佐城・薬師様の会では会費の中から積み立てて、5~6年に1回くらいのペースで、このような斜面の手入れも定期的にしていこうとやっております。お寺の山でもあるので、もちろんお寺からも多少の金額を出させてもらいます。

しかし、資金の問題以上に、会の皆さんから年に何回も草刈り作業をしてもらったり、ロープを張ってもらったり、大きな労力をいただいています。それがなければあっという間にもとの状態に戻ってしまうでしょう。

少しずつ、確実に、いい山の状態に戻りつつあります。感謝!!!

冷たい雨。

2013年10月20日 | Weblog
今日の浦佐は朝から雨模様・・・。

本当はにいがた狼煙プロジェクトがあり、千手院裏山の浦佐城跡からも狼煙を上げる予定でしたがやむなく中止。



そして今日は市議選の投票日でもありました。
朝、投票を済ませて、今日の予定はご法事が1件。

そのご法事の席で久々にこの質問にあいました。
「法事や葬式の時以外、普段はお寺で何をしてるがですか?(方言)」

このブログを始めた目的はそこにあります。
ただ、私が逆の立場だったら、私もそう感じるでしょう。有難い、率直な質問をいただきましたので、「これこれ、こんな事をしています。」お寺の日々の仕事を伝えたくてブログというものも書いていますよ。とお答えしてきました。

昨日の写真ですが、せっかく撮ってきたのでUPさせていただきます。
昨日もご法事がありました。お斎が終わってから夕方浦佐城跡に登ってきました。今、浦佐城跡の水の手(水源地)へ向かう歩道が、県の里山整備事業の補助を受けて整備途中であり、その時にでる杉の間伐材を使って狼煙プロジェクトの材料にする予定でしたので、きちんと準備されているかどうか?また、整備状況の進み具合を確認してきました。

結構な量の杉の葉っぱを枝下ろししてもらっていましたが、今日の狼煙には使えなくて残念でした。



ここから水の手へ降りるのですが、山の下にあった資材が運び込まれていました。
ここまでは人力で上げるしか方法はないのですが、森林組合の方が全部担ぎ上げてくれていました。さずがプロです。剛力ですね。凄い!!!

ここから下に50mほど下ったところに水が流れています。



上から撮った写真です。
何気ないように見えますが、ここは何十年も手が入っていなかった箇所です。ボウボウに荒れ、しかも山の北側斜面なので大変滑りやすい斜面を良い感じで整備してくれています。まだ作業途中ですが、これもさすがプロだなぁ~と思います。
私は今回、切ってくれた間伐材を端にまとめる作業を2時間ほどしてきました。

この北側斜面から水源地の少し平らになった所に、春にカタクリの花がびっしりと咲きます。今から来春が楽しみになってきました。
問題は、この整備される歩道が雪の力で壊されてしまうかどうか・・・です。
こればかりは、かなりの整備をしたつもりでも雪解けを待ってみないと分かりません。



水源地まで2~3カーブしながら下ります。



また水の手を登り、頂上から坂戸城跡、中央奥は谷川連峰です。



頂上から西側を見ると、中央左の山の上に休憩小屋みたいなものが分かるでしょうか?ここまでは車が入ります。
10月になると冷え込んだ良いお天気の朝に雲海が広がり始めます。11月から12月初旬にかけては魚沼大雲海になります。

ちょうど、この小屋のあたりから見ると、越後三山に大雲海が小屋の真下あたりまで広がります。
本当に感動の光景が広がります。

今年は魚沼大雲海に出会える機会が何回訪れるだろうか・・・楽しみにしています。

初雪。

2013年10月18日 | Weblog


昨日は随分と冷え込みました。
今日は越後駒ヶ岳に今年初めての雪が降ったようです。他、巻機山なども真っ白くなっていました。

去年のブログを見て確認すると、今年は1週間早い初雪でした。
この光景が見られるようになると、順番に雪が里へ向かい始めます。

今年は山や境内の草木を見ていても、雪が早くやってきそうな感じです。
去年も大雪でしたが、今年もそれに匹敵するような予感が・・・。

こうやって自然と触れあいながら、次の季節を推測するのも楽しいものです。

1週間ぶり。

2013年10月15日 | Weblog
しばらくご無沙汰でした。

ここのところお葬式やご法事、相談事、宗派の会議などでバタバタしていました。皆さんはどんな三連休を過ごされたのでしょうか?



宗派の会議で柏崎へ・・・やっぱり海もいいですね~。



連休中、ご法事のあと夕方に浦佐城跡の水の手の歩道整備作業の進み具合を見に行くと、ナナカマドの実が真っ赤になっていました。これから葉が色づき始めます。

それにしても季節外れの真夏日かと思えば、急に10月の気温に戻ったり、明日は11月並の寒さになるとか・・・本当に体調がおかしくなりますね。



ちょっといい写真がなくてすいませんが、今日から3日間かけて越後仏教青年会の越後新四国八十八箇所霊場の歩き遍路が始まりました。
去年から越後仏教青年会創立30周年記念事業のひとつとして、越後内にある八十八箇所の霊場のお寺様を全部徒歩にてお参りしております。四国八十八箇所のお遍路は有名ですが、越後八十八箇所霊場自体があまり知られていません・・・そして、先ず歩いてお遍路をした方は未だにいないのではないかと思います。

毎月1回、有志が集まりリレー方式で歩いています。
私はなかなか参加できなくて申し訳ないのですが、今日で2回目の参加。何とか若い衆について歩いてお参りできました。

実はこの企画は17日に、第八十八番、塩沢の薬照寺さまで結願を迎えます。
明日は台風の影響で大荒れの様子ですが、何とか無事にたどり着けますよう頑張って下さい。そして彼ら青年僧侶が歩いているのを見かけたら是非応援してあげて下さい。

効率化、合理化の時代だからこそ、このようなアナログな活動を展開することも大切なことだと思っています。
ゆっくりと歩いてみないと分からない光景もあるでしょうね。

なんて偉そーなことを言いつつ、私は明日と結願の日は参加できません。けれども良い活動だと感じています。

秋?夏?

2013年10月08日 | Weblog


台風の影響なのか・・・透明感ある秋空が広がったかと思えば、昨日、今日は30度の真夏日。最高気温も平年より10度くらい高かったようです。

これでは体調を崩すのも無理はありません。
ここのところ浦佐ではお葬式が続いています。

今日はお檀家さんのお葬式、夜は御詠歌の練習。ちょっとバタバタしております。

忙しくなってくると何かと手抜きがでたり、慣れっこになったりするのが人の性だと思います。坊さんも人間ですから例外ではありません。お葬式、ご祈祷、心配事相談など・・・決して慣れっこにならないように心がけています。

今日もお葬式会場で思いましたが、よく葬儀告別式といいますが、もともとは「葬儀式」と「告別式」は別々のものでありました。

東日本大震災前、「葬式は要らない」という類の本がたくさん出版され、相当売れました。
随分とお寺、葬儀は必要ないとたたかれました。その原因は仏教というより、坊さんの資質そのものが問われたものだと私は思っています。しかし震災後はどうでしょう。最近ではめっきりその類の本は姿を消しました。つまり「売れない」からです。
あの大自然の驚異を目の当たりにして、「絆」「歴史や言い伝え」など、昔ながらの教えの大切さを多くの人が肌で感じたからでしょう。お葬式も例外ではないと思います。

明治の神仏分離の時もそう、そしてその後、葬式は必要ないという風潮が一定のサイクルの中で動いてきました。近年は「お別れの会」とか言いますが、「告別式」とは、もともとそういう類のものでした。しかし結果はどうでしょう。最後はやはり葬儀は必要だという流れに戻り、今では葬儀告別式という言い方が定着しています。告別式とは、もともと葬儀式とは別物だったのに・・・。

おっと、話が何かそれてきてしまいました。

10月なのに秋か夏か分からない・・・そんな思いが、ふと葬儀式と告別式の方に向いてしまいました。
10月8日、今日は節入り日といい、今日からが正式な10月になります。明日も暑そうな天気予報ですが、秋バテしないよう気をつけたいと思います。