千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

今年も1年ありがとうございました。

2015年12月31日 | Weblog


大晦日、おだやかなお天気でしたが、夕方から雨がポツリポツリと落ちてきました。

お年始の最後の準備をし、夕方から最後の法要を行い、そしてこれから浦佐毘沙門堂のお護摩の助法にでかけてきます。

今年も1年、なんてことのないお寺の日々をつづったブログを読んでいただき、本当にありがとうございました。
気がついたら結構な年月が経っていたことに気がつきました。

いろいろな出来事が起きた年でしたが、なんとか健康でこの日を迎えられたことに感謝です。
皆様、どうぞよいお年をお迎え下さい。

残すは1日・・・

2015年12月30日 | Weblog
今年も明日でいよいよ大晦日、早いものです。



昨日、治療中の住職が退院してきました。
まだ無理はできないものの、帰ってくるなりお正月の蓬莱山の飾りを始めました。本堂は寒いし、風邪でも引いたら大変だ!との周囲の想いとは裏腹に住職は平然と準備を進めてくれました。



新年のお日待のご祈祷の本尊様になる幣束を切り替えました。真ん中の黄色が日天様、右の青が水神様、左の赤が荒神様です。各祈願者にお渡しする幣束とは形が違います。
これが本堂に祀られる各本尊様の幣束になります。毎年切り替えがされます。



除雪機初出動!

今のところ問題のない積雪量ですが、本堂前は屋根から落ちた雪が少し山になっていたので、元旦のお年始のために除雪しました。
27年の冬も大助かりの除雪機クンでしたが、今や彼がいないと千手院は大変なことになってしまいます。感謝してますよ、除雪機クン!

けっこう降っています。

2015年12月29日 | Weblog


境内の六地蔵さまも雪にまみれてしまっています。

少し前の天気予報では雪は続かないようなニュアンスでしたが、以外と雪が降り続いていてやみません。
お正月のスキーにはなんとか間に合った感じですので、良かったというところでしょうか。

何年も前の話ですが、元旦に雪が全くなく、庭掃除をした記憶もあります。

今日は寒い1日でしたが、ご葬儀の助法にでかけました。
千手院の檀家ではありませんが、長年お彼岸のお参りによらせていただき、地域のこと、昔のことをたくさん教えていただいた方でした。お元気な頃はよく般若湯をいただきながらお話をして、本当に楽しい思い出です。感謝の言葉しか見つかりません。

やはり人との出会いとは貴重なものですね!!!

雪!

2015年12月27日 | Weblog


昨晩、ものすごい雷が聞こえていたかと思えば、未明から雪になりました。

今日も1日降り続き、本堂前も30cmほどの雪になったでしょうか。
雪を待っていた業界の方たちには、まちにまった降雪です。

千手院もすっかり冬の水墨画のような世界・・・お寺の前にかかる観音橋の朱色がやけに目立ちます。

かなり冷え込みましたが、遅ればせながら本堂の大掃除を行い、1年のすすを払い清めました。
1年、本当に早いですね。もうすぐ申歳ですよ~!!!

幣束切りなどなど

2015年12月24日 | Weblog
冬至も過ぎました。昨年の今頃は雪でお墓もぜ~んぶ埋まっていた状態ですが、今年は積雪ゼロです。
週末には雪の予報ですので、ある程度は降ってもらわないと困りますね。

私はというと、お正月の準備でアタフタしております。



これは稲荷大明神様の幣束です。
前にブログで書いたヨシに、奉書紙を切って稲荷様の形にしたものです。型紙があり、昔からこの形を受け継いでいます。
稲荷様を祀るお宅はずいぶんと少なくなりましたが、今でもお正月に幣束と御札を飾って祀っている方があります。各家庭でそれぞれの事情はあると思いますが、大切に受け継いでいってほしいと願うものです。

他には水神様、荒神様、星祭、また本堂の神棚の幣束など、様々な幣束を切り続けています。



そしてお正月の準備で一番大変なのが(難所?)、これなのです。
毎年、ご祈祷をされる檀家、信者さんにその年の「年回り」「星回り」を書いて差し上げております。ほんの200字前後のものですが、お寺の祈願帳に各人のお名前と星が記してあり、特別なカルテ?のようなものがあります。

それを元に、個々すべてに書く内容が異なります。今は1000人以上の方のものを書いています。毎年秋のお彼岸以降に始めるのですが、いつもギリギリまで時間がかかります。毎年この時期になると反省しきりです。

こんな具体的な内容を書かなくてもいいのかな・・・と思うこともあるのですが、千手院のお寺の勤めがどんなものなのかを伝えることが、このブログの出発点なので、あえて書かせていただいております。

さぁ、今晩も夜なべ仕事です。もしかしてサンタさんが来てくれるかも。。。




休日に

2015年12月21日 | Weblog
昨日、1ケ月ぶりにフリーをいただきました。
定期的に休みを取れないのは恥ずかしい事だと思います。

休みにはできるだけ出かけます!
お寺にいると何かと目についてしまい、休めないんです。貧乏性ですね~

昨日はとってもいいお天気!長野へ出かけて来ました。



山々は素晴らしい眺め!



街中は雪はありませんが、山へ行くとサラサラのパウダースノーです。同じ雪でも新潟とは随分と質が違います。歩いているだけで最高の気分!

スキーにはまだ積雪が足りなくてダメでしたが、ドライブと散歩とちょっと街散策、美味しいお蕎麦を頂いてリフレッシュ。

さぁ、お正月にむけてまた頑張れます

オーマイ仏様!

2015年12月18日 | Weblog
変なタイトルですいません・・・

実は数日前、PCがクラッシュしてしまい、大慌てをしておりました。
一部データがダメになってしまいましたが、この年末の忙しい時期だけにショックが大でした。とりあえずサブのパソコンでなんとかなるかな~???



里には初雪!
スキー場にはまだまだ足りませんが、初雪はまた特別きれいです。やはり雪国には雪が似合う。大人たちとは反対に、きっと子供たちは大喜びなんでしょうね~。

来年2月は苗場スキー場でアルペンのワールドカップが41年ぶりに開催されますし、浦佐のとなり五日町では障害者のスペシャルオリンピックが開催され、この冬はウインタースポーツで大盛り上がりでしょうから、順調に雪もほしいところです。

必然。

2015年12月15日 | Weblog
今日はご葬儀がありました。

2年前、連れ合いの方が先立ち、お通夜は吹雪、しかし葬儀当日は快晴になり、新雪に太陽が目一杯降り注ぐ中を出棺された光景を今でもよく思い出します。

そして今日、故人最後の旅立ちの日も素晴らしい快晴!今年の12月は穏やかなお天気が続いていますが、例年雪国では不安定なお天気が多く、いつ荒れてもおかしくない季節です。

最初の天気予報は曇りのち雨でした。しかしそんな気配はまったくなく、朝起きると最高の雲海が広がっていました。
12月15日頃は八海山の象徴でもある八ツ峰と呼ばれる位置からの日の出になりますが、例年12月は天気が悪い日が多く、雲海がでる日も少なくなります。雪が降ればいつもの撮影地点にも行けなくなります。

今日は5年ぶりに八ツ峰からの日の出、そして雲海が一緒に見られました。なかなか出会えない光景です。



なんと、携帯カメラを持って行くのを忘れてしまい(ドジですね~)、これは5年前の写真です。

お天気なんて偶然・・・と、私は思っていません。これぞ故人の生き様、必然、そして仏様は必ず見ていると信じています。素晴らしい旅立ちの日であったと思います。

それは常に自分への問いかけでもあります。
心を込めた葬儀ができたであろうか?力になれただろうか?私は与えられた力を使い切れているだろうか?

私の最後、どしゃ降りにならないよう(笑)その時に皆様に笑われないよう頑張ります!!!

穏やかな1日・・・

2015年12月12日 | Weblog
昨日は納骨があり、新潟市まで出かけましたが、低気圧の通過とともに雨に風に大荒れの1日でした。

今日はうってかわって快晴!



千手院の中庭の池の畔にはヤブコウジがきれいな赤い実をつけて、目を楽しませてくれています。今年はずいぶんと増えました。

こんな陽気の日には浦佐城跡、薬師様へトレッキングしたり、山の整備などをして過ごしたいのですが、なかなか上手くはいきません。

今日はご葬儀の打ち合わせとお正月準備。

今、お正月、1月に行われるご祈祷準備の最大難所(笑)を迎えております。。。内容は後日アップしたいと思います。
という訳でして、今日はもう頭がパンク寸前(笑)になってしまいましたので、この辺で失礼致します。

12月とは思えない、穏やかな天気の1日でした~。

ハッチョウガミ

2015年12月07日 | Weblog


今日の浦佐は快晴!素晴らしく気持ちが良いです。

さて、お正月準備のヨシ切りが終わりましたが、続いては急ぎ、ハッチョウガミの用意です。
ハッチョウガミという字と名称の語源はよく分からないのですが、千手院では昔からそう呼び習わしています。良いことなのか、どうなのか、このように切っているのも私の知るお寺さんにはほとんどありません。



こうやって奉書紙に切り込みを入れます。
これは「目出鯛(めでたい)」という大きなサイズのものです。

これをお正月の注連飾りに差し込んでつるすのです。



ちょっと手に持ってつるしてみました。
扇の中に「目出」となり・・・



下には「鯛」

あわせて「めでたい」というものです。

画像がありませんが、小さなサイズのものは「お年玉」という飾りになります。

このハッチョウガミを大小あわせて200枚~300枚ほど切り、お寺にもたくさん飾りますが、昔からお歳暮をお届けするお宅に一緒に届けます。
今は亡き、賢能老僧の前から行っていたと思われますが、はっきりとは分かりません。ただ、確実に分かる範囲では70年ほどは続けられているようです。

ホームセンターなどに行くとデザインも豊富で、きれいに切ってあるものがありますが、千手院はこの型紙を使って、なんとか下手なりに切らせていただいております。なかなか上手くいきません・・・。

これも大切なお正月の準備のひとつです。今日でハッチョウガミ切りも無事終了!!!