千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

すごい湿度です。

2013年07月31日 | Weblog
今日で7月も終わりですね。早い早い・・・まだ境内から完全に雪が解けて2ヶ月ちょっとです。あと4~5ヶ月もすればまた雪が降ってくるのですから・・・その分、今の季節を大切に、有意義に過ごしたいものです。

ここのところの豪雨であちこち被害があるようですが、浦佐はそれでも特別大きな被害を受けずに過ごすことができています。
ただ、かなりの雨量でしたので山から結構な濁り水がでていました。

明日は盆持の日ですので、今日は墓地のゴミ箱整理やできるだけの草刈り、池の水をとっている祓川の取水口にも土砂が溜まっていたので清掃にいくと、川のほとりでカジカガエルと会えました。



こうやって見ると普通のカエルですね~。
このカエルがあれだけの綺麗な鳴き声で鳴いてくれるのですから、何でも見かけだけでは分かりませんね。
私が近づいても全然逃げませんでした。

私は仕事柄お寺にいる時間が比較的多いので、この祓川や山の様子が目につくことが多いのですが、カジカガエルもしかり、里山の稀少植物や鳥獣類などを捕っていく人が結構いるのです。こういった大切な生態を守るために保護区や何かの公的な体制がとれないものか?と日々思っています。

などと、偉そうなことを言っていますが、今は里山の整備や水辺の環境を護持することで精一杯なので、何とか将来こうなったらいいな~という域をでていません。

けれど、今日は良い出会いがありました!こんな環境のもとで暮らせるなんて、本当に幸せだと思います。

梅雨明けはいつ???

2013年07月29日 | Weblog
今日も朝から1日雨模様・・・、湿度が高く、なんともすっきりしない梅雨空でした。
各地で大雨の被害もある様子で、浦佐でも2年前の新潟・福島豪雨の記憶が蘇ります。

新潟地方で観測史上一番遅かった梅雨明けは1991年の8月14日だったそうです。
今年も日照不足に気温もそれほど上がらず、農作物への影響が懸念され始めています。

私は心配事相談で1日が終わりました。
また、言い訳になってしまいますが、住職の入院の影響もあり年2回発行している『おてら通信』お盆号がまだできておりません。申し訳ございません。

でき次第、お檀家さんに配布したり、HPに載せる予定です。

鮎・生ビール祭り

2013年07月27日 | Weblog
お寺でも「出張」という表現がいいのかどうか・・・分かりませんが、今日は東京のお檀家さん宅へ年忌法要にでかけてきました。

今の施主の親やその親の世代が浦佐出身ということで、そのような関係性のお檀家さんが関東に何件かあります。
自然の流れなのでしょうが、徐々に浦佐からの記憶も薄れ、疎遠になっていきやすい環境の中でも、今日の方のように田舎の山寺の菩提寺を大切に思って下さる人もあります。

遠くても菩提寺にお参りに来て欲しい・・・そういって下さる方の期待に応えられるように、そして浦佐からでて、大変な苦労をなさって「今」を築き上げてくれたご先祖の御霊に報いられるように、今後も要請があればできるだけ出向きたいと考えております。

お参りが無事に終わり、新幹線で帰ってくると群馬県あたりから雨模様・・・。
案の定、浦佐も雨でしたが、お寺へ戻ってくると雨もあがり涼しい風が吹き始めました。ちょっと寒いくらいになりました。



今日は浦佐の本町通りで鮎と生ビール祭りをやっていました。
今年で何回目になるのかな・・・今まで仕事の関係で1回も行ったことがありませんでしたが、今日はタイミング良く行くことができました。このテントの脇では炭火で鮎が何十匹?何百匹?も焼かれて、香ばしい良い香りが立ちこめていました。またビールによくあうおつまみもたくさん売っていて、この雨あがりの足下が悪い中を想像以上の人達で賑わっていました。

段取りをしている方達は準備など、さぞ大変だったでしょう。
けれども様子を拝見していると、ご本人達も随分楽しそうでした。ビールを片手に楽しい夜のひとときを過ごせました。

とな~ぁえたてまつる~

2013年07月26日 | 御詠歌


今日はかなり蒸し暑かったです。
昨日に引き続き、夕方からは大夕立が雷とともにやってきました。

夕立もあがり、涼しい風が吹いてきたかな~と感じ始めた19時から、御詠歌の練習がありました。

最初は比較的涼しかったのですが、またベタ~っとした蒸し暑さが襲ってくると、外ではバシャバシャと雨模様。。。
そんな不快指数が高い日に、御詠歌の練習に来て下さる皆さんに感謝です。

御詠歌をお唱えする時には1曲ずつ、「唱え奉る、『曲名』御詠歌(御和讃)に~」と、詠題というものを皮切りにして始めます。

今日は御詠歌をお唱えしながら、「土用にうなぎを食べました?」とか「夏にはやっぱり鯨汁ですよね、食べました?」とか、食べ物の話に脱線しながらの会になりました。また、その脱線話が一番楽しい?のですが・・・。

話をしていて、この鯨汁って新潟だけなのかな?って話題になりました。
鯨肉は脂身が多く、食感が独特なので好き嫌いもあるでしょうが、浦佐では夏になると鯨肉にユウゴウなどの夏野菜をふんだんにいれたお汁が昔からよく食べられてきたそうです。私も暑い夏になるといただきたくなる一品です。各家庭でそれぞれ具の中身、味付けの差もあります。

今、国際裁判の場で日本とオーストラリアが捕鯨について争っていて、今年中に判決がでるそうですが、日本が負ければもう食卓に上がることはなくなるのでしょうね。どうなることやら・・・。

おっと失礼・・・、もちろん御詠歌の練習はきっちりしますよ~!!!

映える色って・・・

2013年07月25日 | Weblog


今、浦佐は草むらのあちこちからヒョコンと1本、ヒョコンと1本、ヤブカンゾウが顔を覗かせています。
夏の色濃い緑にとても映えるオレンジ色は、私はここにいるんだ!と強い自己主張をしています。はっきりした自己主張は夏の季節にこそ映えるものなのでしょうか・・・。

今日は1日心配事相談とお墓の開眼戻し、しばらく留守にして溜まっていた仕事を片付けることで終わりました。

朝からじっとりと湿度が高く、午後からは天気予報通りに雨模様になりました。

冬があれだけの大雪でしたから、夏も順調にはいかないのだろうなぁ・・・と思っていましたが、なかなか「平年並み」とはいかないようですね。ここのところ毎日のように大雨・洪水警報、注意報が発令されています。2年前の新潟・福島豪雨のような被害がでないように願います。

卒塔婆

2013年07月23日 | Weblog


東京のお寺さんでの私の主な仕事は塔婆を書くことです。

正式には「卒塔婆」(そとうば)といいます。
ごくごく簡単に説明すると、お釈迦様の遺骨(シャリといいます)が弟子や信者によって分けられ、その上に供養塔が建てられました。それを「ストゥーパ」といい、中国にくると音訳されて「卒塔婆」、日本はそれを直輸入してくるわけです。

ですから塔婆イコール供養塔、という意味があり、塔婆は五輪塔の形をしています。

仏事にはほぼついてまわるものですが、関東では特に熱心にあげる風習があり、明日はお施餓鬼という定例法要に何百本と上げられます。その塔婆を限られた日で書き上げなければいけないので、できるだけ丁寧に筆をとっていますが、下手な字で失礼させていただいています。

今は豊かになり、立派な塔婆が用意されていますが、昔は何とか材料のあまりを有効活用して、精一杯の供養の志を運んだそうです。
形だけにとらわれない、心のこもったご供養を望みます。

東京も凄い夕立がありました。
浦佐は大丈夫だったかな?ちょっと心配です。

再び。

2013年07月21日 | Weblog


今日からまた東京のお寺さんにお手伝いに来ていまーす!

浦佐のお漬物ともしばらくお別れですが、ワタクシ、これと自家製味噌のお味噌汁があれば十分満足できるくらい美味しいんです。
また、野菜の価格もずいぶんと上がっているようですね。

さてさて、頑張るぞ♪

夏祭り。

2013年07月16日 | Weblog
東京から帰ってくると、浦佐の涼しさにビックリしました。

昨日は千手院の鎮守様のひとつ、白山神社の例祭がありました。
14日の宵晩、神事のあと、15日には御神輿が浦佐を回り、夜には花火大会、そして今日16日に神事が執り行われて終了という予定です。
昨日は朝までかなり雨が降っていたのですが、御神輿がでるあたりから雨があがり、どんどんとお天気が良くなってきました。

ちょうど、海の日は浦佐だけでなく、あちこちで夏祭りが開かれているため人が分散するようで、町中の出店もほんの10件程度のささやかなお祭りですが、私はこういうお祭りも大好きです。



うっかり写真を撮り忘れてしまいましたが、正面の横通りに出店が並んでいます。
地元の子ども達が綿アメやクレープ、金魚すくいなど、楽しそうでした。

写真の参道を手前に登ってくると、



浦佐毘沙門堂山門。



山門をくぐって、長廊下奥の不動明王脇をさらに奥に行くと白山神社が見えてきます。



白山神社。



境内に鎮座する御神輿。見た目以上にかなりの重量があります。



白山神社脇を流れる祓川、沢ガニやオニヤンマの時期を迎えています。ちょっと石をはがすだけで沢ガニがたくさんいます。水の上を沿うようにオニヤンマが飛んでくれます。朝晩は周辺でカジカガエルが綺麗に鳴いてくれます。そして本来の姿であれば、この周辺から上流にかけてゲンジボタルが飛び交います。

冬の雪と里山がこの豊かな水の流れを作り出し、この水は魚沼コシヒカリ、美味しい野菜を育て、魚野川に流れて魚を育ててくれます。そしてそこで暮らす人間も育ててくれます。

なんて豊かなんでしょう・・・、つくづくそう思います。

そして今朝もどこかの高原の避暑地にいるかのような爽やかな風が吹いています。
昼間はそれなりに気温も上がり、蒸し暑いのですが、朝晩のこの涼しさ・・・蝉も鳴いていますが、境内周辺の草むらではすでに秋の虫たちの鳴き声が始まりつつあります。夏本番はこれからなのですが、よ~く耳を澄まし、五感を意識すると自然のうつろいが分かります。それが面白い!!!

迷ったり、悩んだりした時ほど、こういう時間を大切にしたいものです。

白山様、今年も有難うございます。。。


帰りの途中で…

2013年07月14日 | Weblog
今日もお盆の棚経参りでした。
午後には凄い夕立もありましたが、無事にお参りが終わりました。

例年、明日までお参りをお手伝いさせていただくのですが、今年は明日の予定がどうしてもつかず、今日までで終了。

そして、帰りの新幹線まで、20年ぶりにある方とお話しさせていただきました。

福祉の方面で頑張っているその人は相変わらず魅力的でした。
楽しく、勉強になることタップリでした。
また会って色んな話が聞けたらなぁ…と思います。帰りの新幹線の中で…。

あつ~っ

2013年07月12日 | Weblog
東京でのお棚経参りが続いています。

しかし、暑いです。
朝から30度近い気温ですから、日中の体感温度は実際の気温よりもはるかに高いと思います。

今日は多少風があって、歩いていると時折聞こえる風鈴の音や、空き地にひっそりとたたずむネコジャラシなどがささやかに涼しさを感じさせてくれました。

毎年15日までお手伝いをさせていただくのですが、今年は事情があって14日までのお参りです。

しっかりと勤めたいと思います!!!