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千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

山仕事。

2012年06月30日 | Weblog
今朝7時から浦佐城跡のからの登山道の刈り払いを行いました。



6月の土曜日・・・皆さん色々とご用があり、今回はわずかな出席。このあと2人加わって9人のスタート!
草刈り機7台を使って、尾根道から城跡を草刈りしました。時間がなく手がつけられなかった箇所もありましたが、何とか3時間の時間で怪我、事故なく終了することができました。



草木の生命力は凄いものです。
このような登山道を約3キロに渡って草刈りします。

しかも今日は良いお天気!
朝から気温はグングン上がり、30度越えのお天気の中、熱中症や山の事故などに気をつけて作業します。

ここのところ空梅雨のせいなのか、私が昨年襲われたオオスズメバチも活動を始めていて、今日も作業中に何回か働き蜂に出会いました。こちらからアクションをしない限りは襲ってくることはないのですが、攻撃の時期を迎える8月から秋にかけては気性が激しくなってくるので注意が必要です。

今日は快晴で気温も上がり、蒸し暑く、風も弱い、月夜・・・絶好のホタル日よりとなり、夜にお寺の世話人会議を終えて川沿いを歩いてみるが、確認できたのは1匹のみ。昨年の新潟福島豪雨による影響は本当に大きく、私の予想をはるかに下回る結果にただただ残念でなりません。

ただ、祓川から支流に流れる水路にわずかにゲンジボタルが生き残っています。
彼らがその働きを果たしたあかつきには、何年かかるか分かりませんが、昨年のようなゲンジボタルの自然の飛翔を見せてくるに違いありません。

やはり自然界(仏様の世界)は厳しくもあり、優しさもありますね。

特別練習。

2012年06月28日 | Weblog
昨日、今日の2日間、越後仏教青年会の和太鼓組織「天鼓雷音」が、プロの和太鼓奏者、谷口卓也先生を招いて、和太鼓の特別練習を行いました。

普段、なかなか練習に行けずに、今回は何とか今日だけ参加をすることができました。
朝から晩までみっちりと太鼓の基本を教えていただきました。

活躍の舞台を世界に広げて活動している谷口さんは本当に謙虚な方です。またイイ男なんですよ~、ホント!それでいて、太鼓を打つときはすさまじい迫力と、仏様の光背のようなオーラが漂っています。日本初の和太鼓ソリスト、林英哲さん率いる「英哲風雲の会」のメンバーであることをご縁に、越後には何回か足を運んでいただいたり、一緒にコンサートをさせていただいたりもしています。

私たち真言宗豊山派ではご祈祷などの際、よくお経に和太鼓をつける機会があるものですから、こういう機会は大変勉強になります。

私は今日の参加者の中では一番年上でしたが、案の定、お寺に帰ると手がプルプル、関節ガクガク、手の豆はつぶれる・・・疲れましたが、それ以上に何とか頑張れた、勉強になったと、充実感に満たされた1日でした。。。

ホタルブクロ。

2012年06月26日 | Weblog


毎年、この季節になると花を咲かせるホタルブクロ。
本当にホタルが隠れるのにちょうど良さそうな大きさです。よく命名したものだと感心します。この花が咲く頃、ホタルが飛び交うようになる訳ですが、今日は気温も上がり、去年の今頃は約30匹のゲンジホタルの飛翔が記録されていますが、今年は昨年見られた場所ではまだ1匹も確認できていません。

今日は浦佐城跡の下草刈りに行ってきました。
30日に浦佐城・薬師様の会による草刈りが予定されていますが、それだけでは手の行き渡らない箇所の草刈りです。

ホタルブクロも登山道途中に咲いていました。汗をかいていると、草花たちがホッと一息つけてくれます。
昨年秋にオオスズメバチに襲われ、えらい目にあってしまったので、今回もハチには随分とナーバスになりながらの作業でした。山中での1人での作業は危険なので、本当は複数で入らなければいけないのですが、どうしても時間の制約があり、1人の作業になってしまいます。

しかし、今日はかなり暑くなりましたが、山中で何人かの登山客の方に出会いました。こうやって山に登って下さることに感謝です!!!

困ったものだ・・・

2012年06月25日 | Weblog
今日の浦佐は快晴気温も上がりましたが、風もあり、さわやかに過ごせました。
私は1日、心配事相談で終わりました。



こちら、毘沙門堂境内に建つ古山門(太子堂)。千手院が管理しているお堂だが、賽銭泥棒が頻繁で困っています。

それも建物をバールようなもので壊していくのですから困ったものです。
古山門は毘沙門堂境内で一番古い建物なので、木の劣化も激しく、大切に守られているのですが、今年も4月くらいから板を破っては中に手を入れてわずかなお賽銭を盗んでいくのが頻繁に続きました。



大工さんから壊れた箇所だけ板を張り替えてもらい、ちょうど虫食いもひどかったものですから防腐剤を塗ってもらいました。

なかなか対処法がなく、どうしたら良いものか???
どうか大切にして欲しいものです。。。

やっぱり地元がいいなぁ。

2012年06月24日 | Weblog
昨日の大和地域包括支援センター主催の法話会は予想を超える100名弱の方々から出席をいただき、約1時間お話をさせていただきました。大先輩方を前に話をするので大変緊張しましたが、千手院の檀家さんではない、普段面識のない人の前で話をすることは、大変良い勉強になります。

法話が終わると、私用でしたが東京へ行き1泊し、今日はお昼に帰宅、午後からは墓地の草刈り作業となりました。

もちろん東京には東京の良さがあるのですが、私もだんだんと人混みに疲れるようになってきました。
帰ってきて、草刈りで汗を流しながら山から吹き下ろしてくる風にあたっていると、「やっぱりここがいいなぁ」と感じてしまいます。

夜にホタルの様子を見に行くと、祓川上流部はまだ1匹も確認できませんでした。お寺脇付近でほんの4,5匹確認できました。
明日あたりも天気予報は良く、気温も上がりそうです。しばらくはホタル観測の日々になりそうです。楽しみ、楽しみ!!!

さぶっ。

2012年06月22日 | Weblog
今日も心配事相談で1日が終わりました。

昨日の夜から今朝にかけて浦佐はグッと冷え込み、日中も20度以下くらいの気温でした。暑くなったり、寒くなったり、おかげで体調も崩れてしまいそうです。

この季節、とても気になるホタルの発生状況も、この気温では少し遅れるかなぁ~と思います。まぁ、明日以降のお天気次第ですけどね。

明日はご法事、午後から大和包括支援センターの依頼を受けて、藪神地区にて法話を行い、夕方からは急遽東京へ行くことになりました。6月に入り、四国八十八カ所巡礼が終れば、少し仕事が落ち着くかなと思っていましたが、なかなかご本尊様がそうさせてはくれないようです。でも、こうやって、やることがあるということは有難いことです。。。

暑い?寒い?ちょうどいい?

2012年06月20日 | Weblog
今日はハードな1日になりました。

1日中、心配事相談、合間に私用の打ち合わせが入るなど、久しぶりに昼食抜きとなってしまいました。
しかし忙しかった分、充実した時間を過ごせました。

浦佐は台風の影響はほとんどなし。弱い風とシトシトと霧雨が降る程度のお天気でしたが、あちこち大きな被害や避難勧告が出されていたようで大変な思いをされた事でしょう。今時期の台風上陸も珍しいのではないかと思います。

ですから台風の影響で、浦佐は寒いのやら暑いのやら・・・よく分からなかったです。少し動けば大変蒸し暑かったり、ジッとしていると寒かったり・・・なかなかハッキリしません。

夜には寒いようにもなりましたが、外を見ると、先般からお寺の周囲をホタルが1匹だけ飛んでいます。少し早とちりして出てきたのかなぁ。
ホタルの寿命は約2週間、今年はどれくらいのホタルが姿を見せてくれるでしょうか・・・。

今年も会えたね・・・

2012年06月19日 | Weblog
今日はお葬式となりました。

昨日はお通夜・・・しかし、夜には四国八十八カ所巡りの「はっぱきぬぎ」があったため、お通夜の時間を早めてもらいました。
「はっぱきぬぎ」とは「はっぱき」「はばき」「はんばき」といろんな呼び方があるのですが、旅をするときの履き物の名前です。無事に旅を終えて、その履き物を脱ぐことができたということから、改めて一杯の席を設ける風習の呼び名です。

まぁ~、要するに飲んだり食べたりしたい・・・という要素も大いにあるのですが、これも大事な事です。
会食を通じて、色んな思い出話に興じたり、これからの希望を語り合ったりすることはとても楽しいことです。

来年からの四国巡礼に対する皆さんの思いを再確認できました。

終わって皆さんと一緒にバスで帰宅しましたが、昨日は大変蒸し暑く、「もしかして今年初めてのホタルが出るかな~・・・」という雰囲気があったので、お寺に帰った後、懐中電灯をもって見に行きました。川の奥の方は真っ暗で何も見えません、「ダメだったか~」という帰り道、1匹のゲンジボタルが目の前に現れました。

昨晩のお通夜、今日のお葬式という事が頭にあったせいもあるのか・・・亡き御霊が来てくれたのかな・・・などと勝手に想像を巡らしてしまいました。自分勝手ですね~。

これからご親族の方がお寺参りにみえます。
その合間をぬって、ちょっとひと言綴ってみました。

梅雨

2012年06月17日 | Weblog
明け方は家の中からでもバシャバシャと音が聞こえる雨・・・8時頃には雨があがり、10時から予定していたお墓の開眼、納骨式も雨に降られず、無事にできました。

お斎の席につかせていただいた後、小雨が降っていましたが浦佐城跡の草刈りに2時間ほど行ってきました。



ちょうど、桑の実がたくさんついていました~!
この実が黒くなるころが食べ頃で、甘酸っぱい味がします。子どもの頃、つまんではよく食べていましたが、久しぶりに黒くなった部分をとって口にしてみました。懐かしい~味がしました。

白からオレンジへ

2012年06月16日 | Weblog


境内に咲くホオズキの花・・・。
よく見ないと気づかずに通り過ぎてしまいそうなくらい、可憐に、繊細に咲いています。この白い花がお盆の頃には鮮やかなオレンジ色の袋をつけ、中には赤?朱?色の実をつけるのですから、素敵ですね~。

子どもの頃にはよくホオズキで遊んだ記憶があります。

お盆にはホオズキを迎え火の「火」に例えて、今でも本堂にはお飾りをします。
その時の季節にあるもので、精一杯、しかも遊び心を忘れずにご先祖を迎え、供養、感謝を捧げてきた風習は素晴らしいものだと思います。今はよほど意識していないと季節感がない世の中・・・春には春の、夏、秋、冬・・・季節感を肌身で学ぶことはとても楽しいし、人間の成長には欠かせないものだと感じます。

今日は予定していた仕事が全部キャンセルになり、おかげで夜なべ仕事を昼間にこなすことができました。